道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

山歩きで手放せないトレッキングポール、ダバダ/DABADA の杖

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杖というかトレッキングポールを使うことに最初は抵抗があったのですが、使い出すともう手放せません。また1セット新調して、これで4セット目です。安物買いですぐ壊れるんだろうと思うことなかれ、結構丈夫です。

 

私が愛用しているのはダバダというメーカーのアルミ製のトレッキングポールです。有名ブランドの品物は2本セット1~2万円もするようですが、ダバダのアルミ製の製品は3000円です。3回壊れてもまだおつりが来ます。いや、山中で壊れたら困るだろうといわれたら、それはおっしゃるとおりです。でもまだ壊れて困ったことはありません。

 

前述しましたが今回で4セット目です。

最初に購入したものは、耐久テストも兼ねてかなり過酷な運用しました。構造を確認したり、全体重をかけてテストしてみたりもしました。それでも壊れる様子はありませんでした。最終的に2年半の酷使でグリップのコルクがボロボロになりました。それでも5mm径のロープを巻いて補修してしつこく使用していました。すると今度はアンチショックが壊れまして、カチカチという音がしだしました。しかし運用上、強度的には全く問題ありませんでした。結局、外観の痛みがあまりに酷くなったので追加購入しました。壊れたからではありません。

 

その後、気分を変えて色違いの「赤」を使ってみたくなったのは、雪の中で使いはじめたときでした。黒/シルバーのカラーリングではなんとなく物足らなかったので予備の意味も含めて、赤/黒のカラーの品物を追加購入しました。

 

今回購入したのは、酷いヤブの中を下っていて一本紛失してしまったからです。あまりに酷いヤブではトレッキングポールが邪魔になります。本来ならきちんと収納すべきなのですが、ヤブが治まればまた使いたいということで、暫定的な処置としてアルパイン刺しというスタイルで背中に二本刺してヤブをこいでいました。二本とも脱落すれば気がつきますが、一本だけの脱落は気がつきませんでした。気分的に急登の激ヤブの中に戻る気にはなれず、一本紛失したままになってしまったので、仕方なく追加購入しました。

ということで、現在は2セットと1本、そしてボロボロのポールが2本、それぞれ別の目的で使用されています。

 

 

 

これは自信を持ってお勧めできる製品です。

 

米子自動車道の摺鉢山トンネルの由来となった摺鉢山は、良好な眺望が得られる山だった

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三坂山に引き続き、三坂山の西にある摺鉢山に登ってきました。標高は897mと、1000mにも満たないマイナーな低山で、登山道は整備されていません。辛うじて踏み跡はある程度で、道中一人では心細いものでした。

熟練者は三坂山と摺鉢山は縦走して一日で踏破できるようが、その稜線は岩とヤブで一人で行くような場所ではなさそうです。まだまだ修行中なので、それぞれ日を替えて慎重に登ってきました。

登る人は少ないようなので、あまりいいことはないのだろうと期待はしておりませんでしたが、天候のおかげもあり、すばらしい眺望を得る事ができ、大満足の山頂でした。

 

眺望が得られるのは、北から南東方向です。

北の大山に始まり、蒜山三座、湯原の山々、そして鏡野町の山々、これまで私が登ってきた山々を見渡すことができたのはちょっと感動ものでした。

 

来年になるでしょうが、三坂山と摺鉢山の間にある鋸歯仙(のこのはせん)と呼ばれる岩山を経由する縦走を計画してみようと思います。現在の心境は、一人で行くのはちょっと腰が引けています。

 

最近購入したスマホ(iPhone7)でこの眺望を撮ってみましたところ、普段使っている防水カメラより写りがいいんじゃないかという印象を受けました(上の写真)。シャープネスを高めたガビガビの画像といえば実もフタもないのですが、パッと見は悪くないね。