道楽者の詩

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モンベルの商品を安く入手する方法は、

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モンベルの新品の商品を安く入手する方法は、

ありません

 

残念ながら値引いての販売は期待できません。型落ちした旧製品の残り物をアウトレット品として 10%~20%くらい値引いて販売していますが、基本的には定価販売で、安く購入することはできません。期待された皆様には申し訳ありませんが、そういうことです。

 

直営店でなくてもモンベルの品物を扱っている店はありますが、値引きはしていません。というか、仕切り額が高くて値引きできないと仰せでした。利益率は低くても、雨具はモンベルが売れますからね~、とのことで、雨具だけは扱ってました。おそらく値引き販売はできない契約なんでしょう。

 

モンベルの価格は他社製品に比べ十分リーゾナブルなので、そんなに値引きとか何とか迫ることはないと思うのですが、 人によっては値引きがないのはけしからんとおっしゃる向きもあるようです。でも、どうなんでしょうかね。個人的には「今だけお得」とか「セール開始」などと一時的に値段を下げたり、クーポンをばら撒いて購買意欲を煽ろうとする店よりも、モンベルのように値段が安定しているほうが私は好きです。

そもそも「お得」などという単語で客引きするその根性が気に入りません、楽天の通販サイトなどやりすぎて何がなんだか分らなくってしまっていて、もはや呆れてしまっています。

値引き交渉やギャンブルが好きな人はその限りではないのかもしれませんが、販売価格が安定していると「底値はいつか」とか「買ったら後日安くなっているのではないか」などと、いらぬことを考えなくて済みます。欲しい時に安心して買えばいいだけです。

少なくとも着るものに関しては、他社製品が値引かれるのを待っておく必要はないと思います。山のユニクロとか初心者向けとも言われますが、性能的には全く問題なくコスパはよろしいと思います。凝りのない人は、「楽器はヤマハで十分でしょう」って感じ。

 

 

モンベル会員になると、少し安く買えます。年会費の1500円を支払うと、500ポイントのバックがあるので年会費は正味1000円で、以降1年間は5%のポイントがつきますので、2万円の買い物をすると元が取れます。加えてネットで買い物をした場合、送料が無料になります。これは結構大きい。

2~5年目までは6%になります。5年目から、もしくは総額50万円以上の買い物すると7%になります。詳しくはこちらへ

 

好日山荘は3%から始まりますが、入会金は不用だったように思います。岡山の好日山荘は車で行くには非常に不便なのでなかなか足が向きません。毎日のように「お得」情報のメールが送られてきますが、駅前近辺にお勤めの方が対象なのでしょう、全く役に立ちません。

私が全身モンベルになってしまっているのは、好日山荘のせいだなきっと。

 

 

低山用、登山靴のラインナップを見直してみたい

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経緯はいろいろありまして、現在所有している靴は上の写真のとおりです。

左から、ツオロミーブーツ(ハイカット)タイオガブーツ(ミドルカット)ラップランドブーツ(ミドルカット)、クラッグホッパー(ローカット)です。クラッグホッパーの靴底のフリクションは減ってしまい、山靴としては履きつぶして普段履きになっています。

 

このたび、主に中国地方の山登りでそろえておくべき登山靴に関して考えてみました。これまで登った山は決して多くはありませんが、とりあえず美作の山30、氷ノ山、無雪期と残雪期の大山。中国地方限定なら一通り経験したといえるのかと思っています。

 

 

bluesboy.hateblo.jp

一旦は上のような考察を経て、靴の一般的な分類に関しては納得できておりました。私の場合諸般の事情で、日本アルプスをはじめ遠征する予定は現在のところありません。ですので、中国地方に限定という条件を付けて自分のために改めて整理してみました。

 

 

便宜上、下記のように分類しました。

 

1.前後コバ付 (ワンタッチアイゼン対応)
2.後コバ付 (セミワンタッチアイゼン対応)
3.オールレザー重登山靴 (4シーズン用)
4.ハイカット軽登山靴
5.ミドルカット軽登山靴
6.ローカットシューズ (アプローチ、ハイキング、ランニング)

 

標高にして1500m以内の中国地方の雪のない山に限れば、最初の一足は靴底がやや硬めで片足500〜600g前後のミドルカットの軽登山靴がよいでしょう。ほとんどの場合をまかなうことができます。手持の中から一足選べといわれたらミッドカットのタイオガブーツを選びます。実は雪の伯耆大山那岐山、13kmのスノーシュートレッキングもこれでまかなっていて、重量以外は不都合を感じたことはありません。

 

イカットシューズを使ってみて感じるのは、決して悪いとは思いませんが少しオーバースペック、そして靴紐を引っ掛けるところが多くて面倒だということです。

ローカットでも問題ない場合は多いのですが、靴底はある程度の硬さがあったほうが助かる場合があります。またローカットだからと言って捻挫しやすいとは思いませんが、くるぶしを倒木や岩にぶつけて悶絶したことがありますので、くるぶしの保護はあったほうが安心です。

一般的に言われるローカットの靴の欠点は、小石や水が入りやすいということでしょうか。そして軽量化されていることもあって、路面からの突き上げがあるということ。小石などはスパッツで防げますが、突き上げは結構辛い。例えば那岐山のCコースは石ころがゴロゴロしているので、靴底はある程度硬いほうがよいです。A、B、コースは何でもいいと思います。道の状態がよく分らない場合は、対応できる範囲が広いミドルカットの軽登山靴のほうがよいでしょう。

 

靴底の硬さに関しては一概には言えませんが、必ずしも整備されているとは限らない山道を歩くには硬めのほうが利点は多いと感じます。ゴムが硬いということはそれだけ重くなります。10kg以内の荷物であれば軽い靴のほうが絶対に楽ですので、片足600g程度であって欲しいと感じます。また靴底が硬ければ、整備された遊歩道や散策路ではかえって歩きにくいのですが、これは止むを得ません。 

 

 

まとめると、

まずは靴底がやや硬めミッドカットの軽登山靴を用意して、不足があれば柔らかめの靴底のローカットを追加するのがよいのではないかと思います。

 

 

雪の場合はどこまで考えるかによって選択肢は広がります。私は大山の残雪期に、タイオガブーツに8本アイゼンで登りましたが、急坂を降る時には12本爪が欲しいと思いました。1~2月の厳冬期の大山にホワイトアウトを覚悟しながら登ったり、キックステップで氷壁をガシガシ登ったり、凍りついた大山北壁にへばりついてよじ登るといった「冒険登山」でないのなら、コバなしのオールレザーの靴で大丈夫。コバのない靴にも対応した12本アイゼンはあります。

より多くの局面を想定すれば、保温材の入った靴や、ワンタッチアイゼン・セミワンタッチアイゼン対応の靴のほうが望ましいと思うのですが、自分としてはオーバースペックじゃないかと感じています。安全のためには値段じゃないということは十分理解しておりますが、ない袖も振れません。

 

私が使っているモンベルのツオロミーブーツとタイオガブーツは、今年少しマイナーチェンジされました。重量が片足につき100g以上軽量化されました。靴底のゴムを減らしたので、硬さも少しだけ柔らかくなり、以前より履きやすい靴になっています。

またアルパインクルーザ2000は値段も少し上がりましたが、とても履きやすくて愛着の持てる靴になりました。一枚レザーを使用して片足613gまで軽量化されています、試着してみて使ってみたいと思いました。予想ですが、アルパインクルーザ2500は来年マイナーチェンジがあると思います。もし100g以上軽量化されたら、買ってしまうかもしれません。重い靴がいいという人もいるという話ですが、剛性が同じなら少しでも軽いほうがよいと思います。

 

私が現状を無視して揃えるとすれば、

・雪山用にモンベルアルパインクルーザー2500、

・軽登山靴として新しくなったモンベルのミッドカット タイオガブーツ、

・車の運転も含めたアプローチ用として靴底の柔らいモンベルラップランドストライダー、

この三足を調達したいです。

 

現状を優先すると、こんな感じになります。

・ツオロミーブーツを雪山用に、

・重いけれど、我慢してタイオガブーツを軽登山用として履きつぶす、

・ローカットのほうが望ましいが、我慢してラップランドブーツを普段用として履きつぶす

 

 

 

 雪山でも使える代表的な靴

 

 

 

 

 

代表的なミッドカットの軽登山靴

 

webshop.montbell.jp

マイナーチェンジされて軽量化された新型は、まだアマゾンに登録されていません。

 

 

 

 

 

代表的なローカットシューズ