道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

折りたたみ自転車、下山口にデポしたい

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これは2005年、今から13年前の写真です。買ったばかりの折りたたみ自転車の記念写真、ホームセンターで1万円でした。

 

これがあれば、車で駐車場まで行き、そこからこの自転車に乗ってタウンスナップを撮れると思っておりました。ところがやってみると、案外上手くいきませんでした。

スナップ写真というのは、本来はある瞬間をスパッと写し撮るというかなりハイテクニックな分野だったのですが、最近ではいわゆる記念写真を含め、目に付いた景色や人物をお気軽に撮った写真全てを含めるような雰囲気です。

で、「目に付く」という点ですが、自分の場合は自転車ではスピードが速すぎる、歩くスピードでないとスナップ写真が撮れなかったのです。という事情で、結局あまり活用する事もなく、あちらこちらが錆びて、タイヤもパンクして、しまいには粗大ごみになってしまったのでした。

 

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ところが最近になって、再び折りたたみ自転車が欲しくなってきております。低山といえども、登山口と下山口が同じルートとなるとそこそこの制限があります。登山口と下山口があまりにも離れると、歩いて登山口まで戻るのはかなり大変です。

それでも4kmくらいなら、1時間ちょいで歩けますからまあいいのですが、それ以上になるとちょっと辛いものです。タクシーなど利用できる余力はありません。というわけで、自転車を利用しようと思っているわけです。

以前は、ご迷惑になるかもしれないという思いから多少の抵抗はあったのですが、時々見かけるデポ自転車に対して特に嫌な気分にはならなかったのでまあいいかなと思えるようになりました。

 

アマゾンでは15000円くらい、地元のホームセンターでも15000~17000円くらいです。安いもんジャンと思って愚妻におねだりしたのですが、一蹴されてしまいました。歩け、さもなければ働けと。。。

 

また何か売るものを探さなくてはなりません、レンズか。。。

 

 

 

 

滝に行く時 撮影道具と付帯装装備(常用品)

近隣で一人でいけそうな滝はもう行きつくした満腹感がありまして、最近は滝にはあまり行っていません。遠征すれば、見るべき滝はたくさんありますがそこまではもういいかなと。

滝へのアクセスは、地図がない、道がない、代わりにあるのは草ヤブ・枝ヤブ、急斜面。ヤブに突入すると、三歩進んで二歩下がるだけならまだしも、もっと後へ跳ね飛ばされる事もあります。滝へのルートは当然水周りですから、濡れる・汚れる・滑る、一般の山登りとは違ってかなり過酷なことが珍しくありません。もう歳も歳だし、那岐山のなんでもない階段を転げ落ちてしまったことだし、大怪我をする前にそろそろ控えたほうがいいかなという今日この頃です。

 

このたびは、普段の滝行での装備を書きとめておくことにします。

私ごときが行ける滝への装備は限られています。泊りがけで行く事もありませんし、雨が降っても行きません。たいていは片道二時間以内です(例外もありますが)。

 

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鳥取県 北谷の雨滝


 

 ザック

The NorthFace TELLUS PHOTO 40

少々重厚なので、近距離用に小さいザックも用意していたのですが、中身を入れ替えるのが面倒なのでこれ一本で済ませています。新品は高価ですが、中古なら15000円以内で手に入る可能性はあります。

 

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 撮影機材

カメラ : Canon EOS 60D(バリアングル必須)

レンズ : Canon EFS10-22mm、Tamron 17-50mm F2.8

フィルター : C-PL、ND8

三脚 : SLIK CARBON SPRINT 634FA+Velbon QHD-43+Velbon QRA-635L

その他 : 予備バッテリー、ブロア、リモートスイッチ、水準器、めがね拭き

 

滝撮影で必要な機材は、バリアングル液晶を搭載した一眼カメラと三脚。どうしても下方から見上げる構図が多いので、バリアングルは必須といえます。

レンズは換算で16~80mm 位をカバーしておきたい、開放F値はF5.6でも十分。

ミラーレスも一眼なので機能的にはOK、軽量という利点に惚れて試したことはあります。でも操作性の違いがあまりに大きくてかなり扱いにくいです。緊急時は別としても、ミラーレスをメインで使用するにはちょっと無理、少々重くても一眼レフを手放すことはできないというのが現在の結論です。

フィルターは C-PL が必須、水面や濡れた岩肌の反射をコントロールするために、まずは PL が必須です。さらに条件によっては 3~4段減光できる ND があればさらによし、表現も広がるでしょう。ブランドは KENKO が有名ですが、使い比べた上で、私は主に MARUMI を使用しています。微妙かもしれませんが、使いやすいですよ。

撮影時のシャッタースピードは、通常は 1/4~2.0sec. くらいを狙っています。少し躍動感が欲しければ 1/13 sec. 前後を試してみる事も多い。撮影モードは Tv(シャッタースピード優先)で撮るのが妥当ではないかとは思いはするものの、慣れの問題もあって、私は Av(絞り優先)で、露出補正 -1ev をデフォルト設定として撮っている(設定をカスタム登録している)。

 

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バリアングルは助かるよ


 

 

 

 衣料

帽子(ヘルメット)、ウインドシェル(パーカー)、作業ズボン、クライミング手袋

長袖・長ズボンは必須。ズボンは汚れても破れても遠慮のないものがよいので、職人の店で売っている速乾性(ポリエステル100%)の作業ズボンを愛用している。

手袋はロープや木の幹や枝を握っても大丈夫なものがよい 。滝までのアクセスにもよるが、よく分らないところはヘルメット常用が望ましい。

 

 

 

 靴、ソックス

スバイク長靴、沢靴、トレッキングシューズ、トレッキングソックス

沢に入るのが分っていたら沢靴を使う事もあるが、ほとんどはスパイク長靴で間にあわせている。靴に関しては一長一短があるが、慣れたもののほうがよいと思う。水周りでは滑りやすいのは仕方がない。

靴下はモンベルの中厚手のウイックロン素材、予備で防水ソックスを携行している。防水ソックスで水に入るのではありません。濡れてしまった靴や長靴はどうにもならないので、帰路で防水ソックスに履き替えて利用する。

 

 

滝へのアプローチは、一般の山歩きに比べると厳しい場合が珍しくない。足場は悪いし滑る、ヤブやブッシュも決して珍しくはない、濡れたり汚れたりすることも珍しくありません。やれんよ、正味のハナシ。

 

 

 

 クライミング装備

常用 : 8mmロープ10m、フラットスリング120cm,150cm、細引きスリング60cm×2本、120cmx1本、カラビナ4個

 

フル装備 : 上記に加え、シットハーネス、エイトカン、8mmロープ 20m、30m、フラットスリング60cm×2本、120cm×2本、細引きスリング2本、カラビナ7個

 

ハーネスはエイトカンを使うときには使用しますが、通常は簡易チェストハーネスで済ませています。 ロープはできれば20mを常用したいのですが、決して軽くはないので、普段は軽量化のために10mをザックに入れています。

懸垂下降、クレイムハイスト等フリクションノットによるセルフビレー、1/3倍力システムの構築の他、いくつかの支点の確保ができればいいかなという程度の装備です。

 

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常用装備

 

 

ブランドはブラックダイヤモンドで十分だと思いますが、マムートのロープやカラビナは質感がいいですね、気に入ってしまいました。

 

ロープワークは、事前にいくらか練習しておかなければ意味はありません。

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 食糧、飲料

その日によって適当

食糧はパンとかおにぎりとか、飲料は500~1000ml くらい。極力最低限で済ませている。足の痙攣対策で芍薬甘草湯は常備している。

疲れた足にはアミノ酸が効く。量のコントロールができるアミノバイタル タブレット が利用しやすい。1時間の行動でで2錠、2時間の行動で4錠って感じ。

 

アミノバイタル タブレット 120粒入

アミノバイタル タブレット 120粒入

 

 

 

 

 その他

ヘッドライト、iPhone 2台、防水カメラ Fujifilm XP90、熊鈴・ホイッスル、予備手袋、マーキングテープ、タオル2本

 

ヘッドライトは一度しか使ったことがない、スマホは予備を持っている、ホイッスルはサンバホイッスル、マーキングテープは帰り道が分るように(ビニールテープよりも目立つ)

 

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 以上は無雪期のことでして、雪があるときや氷瀑では衣類や足回りの装備が増えてきます。いずれにしても、滝に関しては、観光滝までにしておいたほうがよいのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

Kenko NDフィルター PRO1D プロND16 (W) 49mm 光量調節用 249444

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