道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

なでしこジャパン 決勝トーナメントの展望と予想

グループステージが終了しまして、決勝トーナメント進出チームが確定しました。なでしこジャパンの選手たちは初戦の試合会場があるバンクーバへ戻ってきました(ウィニペグからは3時間くらいのフライトだそうです)。

そして決勝トーナメントの初戦までは中6日空きますので、もう一度チームの再構築(調整)をする時間はあるとは佐々木監督の弁です。ということは、グループステージは多少なりとも「試運転」の意味合いがあったのでしょう。であれば全員出場、接戦をモノにした、という意味は大きかったといえます。何人かの選手は、省エネではないにしても動きに余裕(重いといえなくもない)は見られましたし、誰一人足が吊らなかったのは鍛錬のせいというより、余裕があったためだと考えたいところです。しかしそれで勝ち点9(満点)ですから、地力はあるのだと思います。

 

6月18日 なでしこジャパン ラウンド16の開催地・バンクーバーへ移動、対戦相手はオランダに決定 | JFA

 

私個人の予想は、失礼にも韓国の進出をはずしてしまいましたが、なでしこジャパンの初戦のお相手は的中しました、オランダです。オランダがどんなチームなのかは後にして、まずは全体の組み合わせを見てみたいと思います。2015年3月に発表されたとされるFIFAランキングと、勝手な予想を書き加えてみました。

 

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上から4チーム単位で、便宜上A・B・C・Dブロックと呼ぶことにします。強豪とされるドイツ・アメリカ・フランスの3チームはABブロックに押し込まれて、なでしこは決勝まで対戦することがありません。ここだけ見れば、非常に恵まれた組み合わせです。

 

下のCDブロックは、一発勝負ではあてにはならないといわれますがFIFAランキングが粒ぞろいで、最下位がスイスです。観戦者としては、ABブロックは先が読みやすいですが、CDブロックは群雄割拠の戦国時代、どこが勝ち進んでも不思議がない状態です。どのチームにもチャンスがありますから、若いチームや初出場のチームは必然的にモチベーションが上がってくるでしょう。特に若いチームの場合、急成長も見込まれますので、本当に何が起きるか分りません。そういう意味では、なでしこはきついブロックになったと言えます。

 

個人の印象と期待で勝手に予想してみました。

 

Aブロック

順当にアメリカといいたいところなんですが、個人的にカメルーンのチームが痛く気に入ってしまったものですから、特に7・17・9番のFWの選手には期待したくなったので、カメルーンを推すことにします。

 

Bブロック

誰がどう考えてもドイツとフランスの2択でしょう。当初の予想通りドイツとさせていただきます。ここで負けると、オリンピック出場権を逃してしまうそうですので、前回のロンドンオリンピック出場を逃しているドイツは絶対に負けられないでしょう。

 

Cブロック

どこが進出しても全く不思議ではありません。しかし私は日本人です、なでしこファンです。なでしこジャパンに期待する以外どうしろというのでしょうか。どんなことがあっても勝ち進んでもらいたいと神仏に祈念いたします。

 

Dブロック

Cブロック以上に混戦でしょうが、ノルウェーを推したいです。スイスを応援したい気持ちもあるのですが、ドイツと引き分けた実力といい、割と綺麗なおねいさんが多そうなので・・・

 

ベスト4

ベスト4以降の戦いはまだ対戦相手も不確定ですし、個人的にはベスト4まで来れたら満足したいと思っています。そりゃ出来ることなら優勝してもらいたい、宮間にはMVPを持って帰ってきてもらいたい、という期待は十分に持っていますし、予想くらいは「なでしこ優勝」としたいところではあります。

しかし、彼女一人に大きくて重い荷物を背負わせ続けるのは偲びありません。直接宮間に出会った人、サインをもらった人、こうして草葉の陰からも応援している人、マスコミ、声をそろえて「頑張ってください」と言っています。美作を出発する前には下部組織の子供たちと地元に人たちによる応援旗を手渡されました。また大会が始まる前には、いくつかのメディアが取材に来ていました。テレビや雑誌を通じて応対するその姿を見ていたら、大きな重荷を背負わせているのだなあと感じました。

そんな感じですので、個人的にはベスト4なら十分だよという心の準備をして、なんだかんだでドイツの優勝という予想をしておきます。

 

 

なでしこジャパンの初戦

しかしそんな先のことより当面のオランダとの試合のほうが問題です。

オランダといえばチューリップと格闘技、個人的に最も有名なオランダ人と言えばヘーシンク、そんな私にオランダの女子サッカーが分るわけがありません。ただ、カナダ・中国との試合を見た限りでの印象は、

  • 背が高くて当りに強い。
  • 高さがある割には、そのアバンテージを有効には使いきれていないような気がする。
  • 3トップの両サイドの走力はあるが、カメルーンやスイスのバッハマンほどではない。
  • キック力はすごい、遠目からでも威力のあるシュートが飛んでくる。
  • 中央突破は案外少ない(かなりマークされていたのかも)。
  • ドイツリーグでやっている選手が多いのかと思ったらほとんどは国内リーグの選手。
  • 3トップのセンターで点取屋の9番は18歳、バイエルンに所属しているブンデスリーガーで岩渕のチームメイト。

 

全体的にヨーロッパのチームらしい印象で、その後ノルウェー(イングランド・スイス)、ドイツなどのヨーロッパのチームとの試合を控えるなでしこにとっては、ちょうどよい初戦のお相手ではないかと思います。侮ってはいけませんが勝機も十分にあるような気がします。何が何でも、どこが相手であろうとも、初戦だけは突破していただきたいものです。