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道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

ベスト8の激突 ドイツ対フランス、アメリカ対中国

FIFA女子ワールドカップ カナダ 2015 なでしこ話

一般に、トーナメントではベスト8の試合が一番面白いと言われます。ベスト8のチームともなると実力は拮抗してきていますし、勝って調子が上がってきているチームです。気持ちの上でも最低限のノルマは果たして、後は突き進むだけという非常に前向きな気分になって戦えるからでしょうか、面白い試合が多いものです。

FIFA女子 ワールドカップ カナダ 2015 のベスト8が激突する4試合のうち2試合が行われました。

 

ドイツ 対 フランス

 

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HIGHLIGHTS: Germany v. France - FIFA Women's World Cup 2015 - YouTube

 

イエローカードが6枚、負傷者も続出するかなり厳しいハードな一戦は、お互いのプライドをかけた実質の決勝戦だったといえるかもしれません。

結果は延長でも勝負がつかずPK戦の末ドイツが勝ちましたが、もし判定という審判があるのであればフランスが勝っていても不思議はない試合でした。

開始早々フランスの出足はすばらしく、この一戦にかけていたといういう気迫で、2分にはネシブの惜しいシュートがありました。これが決まっていたらフランスが勝っていたかもしれないとさえ感じました。

その後、後半になっても圧しに圧していたフランスがやっと先制点を挙げます。ドイツも必死の形相で対抗しますが、体が重いのかなかなかドイツらしさが出せません。フランスの気品をかなぐり捨てたようなフランス女の猛烈で華麗な攻めに、ドイツはなんとか抵抗しているという印象でした。後半35分、なんとハンドによってPKを得て、仙台の西川が、いや西川に似ているシャシッチが決めました。派手なガッツポーズがドイツの必死さを表現しています。

延長に入って、ネシブがFKをもらえてもよさそうなチャージ(2011年決勝で岩清水がレッドカードを受けたようなシーン)を受けますがノーファウル。勝負がついても冷静というか冷徹な表情を崩さないネシブと、半べそになりそうなアビリーの表情が印象的でした。

フランスにしてみれば、CBには高さに勝るルナール、中盤にはテクニックに優るネシブとスピードでは負けないトミス、最前線には決定力のあるルソメ、これで勝てなかったらどうすればよいのかというタレントが揃っています。足らなかったとすれば、チームワーク、お互いの助け合いだったのかもしれません。

 

ドイツは勝つには勝ちましたが、イエローカードを4枚も受け、負傷を負った選手もいます。次の試合が心配です。

 

 

アメリカ 対 中国

 

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HIGHLIGHTS: China PR v. USA - FIFA Women's World Cup 2015 - YouTube

 

アメリカはラピノーとホリデーがイエロー累積で出場できず、ワンバックもお休みでした。結果はロイドのヘッドの一点を守りきってアメリカが勝ちました。スタッツは互角なのですが、実際にはアメリカが主導権を握っていたような試合でした。アメリカといえば攻撃力がすごいというイメージがありますが、今回のチームの守備力はあまり目立ちはしませんがかなり安定しているのではないでしょうか。

しかし中国はよく頑張りましたね。

 

 

準決勝は ドイツ 対 アメリカ

 

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主力が休めたアメリカと、主力が酷く疲弊し傷ついたドイツとの戦いです。この状況だけからすると、アメリカがかなり優位ですが、そのとおりにならないのがワールドカップ。私の予想はドイツの勝利です。