道楽者の詩

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なでしこジャパン 決勝進出で三度アメリカと決戦

なでしこジャパンがイングランドに勝って決勝へ

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なでしこジャパンはFIFA女子ワールドカップの準決勝で、これまで0勝2分2敗と一度も勝ったことのないイングランドと対戦して2-1で勝利しました。24分、有吉が得たPKをこれ以上慎重には蹴れないだろうというくらい時間を掛けて宮間が決めて先制しました。昨日、もう一つの準決勝でドイツのシャシッチがPKをはずしていましたので、いかに宮間とはいえど手に汗握る場面でした。40分には今度は大儀見がPKを与えて同点に追いつかれました。個人的にはシミュレーションに見えましたが、誰一人判定にケチをつけようとしなかったのは、これもフェアプレーなのかな。

後半はイングランドの攻勢がさらに強くなって守備に追われます。後半25分に岩渕投入で一時的には盛り返せていましたが持続はできなくて、攻撃に移れず、ひたすら我慢して守備に追われます。解説では必ずしもそうではないように聞こえましたが、私はイングランドは90分で決めようと、日本は延長を見据えて闘っていたように見えました。

イングランドの選手はオーストラリア戦とは違い、なかなか足が止まらないので個人的には延長もやむなしかと思っておりましたところ川澄からのアーリークロスをクリアしようとしてのオウンゴールとは、それも後半アディショナルタイムでのオウンゴールとはなんともやるせない劇的な結末でした。見えない力が働いたといっても言い過ぎではないほど劇的でした。長いのを一本で決めようとしてきたイングランドが、長いのを一本で決められた(墓穴を掘った)ような形で決着してしまいました。

オウンをしてしまった選手はよほど気持ちを強く持つか、周りがケアしてあげないと立ち直れないのではないかと心配になってきます。

 

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それにしてもイングランドの攻撃や守備は徹底されていて、フィジカル的に劣るなでしこの選手はかなりやりにくそうにみえました。大儀見や大野はイングランドでのプレー経験がありましたのでマークも厳しく、宇津木もかなりマークされていまして、見るべき攻撃のシーンはあまりありませんでした。連戦の疲れが出ているのでしょう、仕方ないですね。

欧米のチームはどこも同じように「長いのを蹴って走って追いつく」とか「遠くからでも強烈なシュートを打ってくる」という攻め方をしていると思うのですが、その中でもイングランドの迫力は強烈でした。

 

PK-被PK-オウンと、すっきりした勝ち方ではなかったですが、辛抱強く粘り抜いた結果ファイナルのステージに立てる事になりました。かなり身びいきの予想ではありましたが、予想通り決勝の舞台に立つことになりました。

 

 

アメリカがドイツに勝って決勝へ

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準決勝のもう一つは昨日行われまして、アメリカチームがドイツに勝ちまして一足お先に決勝進出を決めていました。先にPKを得たドイツが狙いすぎてこれをはずし、その後PKを得たアメリカがきっちり決めて、さらに追加点を奪い勝負を決めました。ドイツは先のフランス戦でのダメージの影響が大きかったのではないでしょうか。

それに引換え、アメリカはラピノー、ホリデー、ワンバックが丸々休めて中7日でしたので、コンディションの違いは大きかったでしょう。

決勝の相手が決まるのを待っていたアメリカチームも、おそらく日本チームとの決勝戦を期待していたことでしょう。よく分りませんが、そう思っておくことにします。

 

 

決勝は三度アメリカとの頂上決戦

2011年ワールドカップ、2012年ロンドンオリンピック、そして今回三度頂上決戦は日本対アメリカ、さあ今度はどちらが頂点を極めるでしょうか。大会前の下馬評では芳しくなかったなでしこジャパンは、今現在でも世界のトップチームの一つであることを世に知らしめました。あとはカップを獲るかどうかです。

観戦している者からすると、優勝でも準優勝でもメダルを持って帰れるのですから選手が自分のためにサッカーをしてくれたらいいと思うのですが、選手にとっては優勝と準優勝では勝者と敗者に二分されますから天と地の差があります。気のすむようにやってもらいましょう。

 

一次リーグではさほど調子がよかったとは思えなかった両チームは、ピークを準決勝・決勝あたりに想定していたのでしょう。今回のアメリカチームちょっとダメなんじゃないかとまで思ってもいましたが、失礼しましたやっぱり地力がありました。

なでしこはここまで来たらスタメンをいじってくることはないでしょう。今回のアメリカチームは守備が堅くなったという印象を受けています。その堅守をどうこじ開けてくるか、今度こそ岩渕の出番じゃないでしょうか。それとも試合展開によっては、澤をFWに入れて来るんではないかとも期待します。澤にとってはワールドカップでの最後のゲームです、何らかの結果を残してもらいたいと期待したいです。

 

決勝戦は日本時間7月6日(月)午前8時、バンクーバーでキックオフです。日本は1時間のフライトの移動を含めて中3日、アメリカは約6~7時間のフライトの移動を含めて中4日、ちょっと不利かな。その分、なでしこジャパンのベンチには心強い人が入るようです。初戦、骨折で離脱してしまった安藤がベンチ入りすると報道されています。粋な計らいだと思います。勝っても負けても、最後は23人全員でメダルを受け取ってきてもらいましょう。