道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

チューニングをしよう #1

ギターというのは自分でチューニング(調弦)をするのですが、元々自由な楽器ですのでチューニング方法も調弦も自由です。あまりにも自由で、ほんまにええんかいなと思うことがよく在ります。

 

まずは、チューニングですが、どうやってます?

昔はムチャクチャなこともやってましたが、最近はみんなチューナーですよね。我が家にも7台くらいはあります。こんな私ですがちょっと前までは音叉でした。音叉を知らない方もいますか?、こんなんです。

 

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十手ではありません、音叉です。

よく錆びています、最近の使用頻度が分りますね、ここのところ数年全く使っておりません。

この音叉は440Hzと刻印されています。すなわちAの音です。ギターで言うと5弦開放、ではありません。5弦開放は実は110Hzです。ですので440Hzというと、5弦開放の倍の倍の4倍音になります。ここんとこわかっとるかな~。

楽器(自然界)の音は幾多の倍音が合成されて、固有の音色として聞こえてきます。音程は同じでも音色の違いはこの倍音の出方によって変わってきます。いわゆ るベースになる基音と、おかずになる倍音の絡みなのですが、ギターの場合、4倍音がよく聞こえてくる--といわれています。実際に自分波形を解析したわけではありませんから、人伝の噂話かもしれませんがたぶん本当です。

 

聞こえてくる合成波は以下の式で表せます。

a1・sin(x) + a2・sin(2x) + a3・sin(3x) + a4・sin(4x) + a5・sin(5x) + a6・sin(6x) + ・・・

 

それはそれとして、音叉は5弦開放ではなく5弦12フレットのハーモニクスで合わすことが多かったです、私。でもこれは2倍音の220Hzで合わせていることになります。ですので、5フレットのハーモニクス、すなわち4倍音であわすのが望ましいのですが、そこまで考えていた方はいるでしょうか。私考えてません m(__)m

 

さらに、D系の変則チューニングをされる場合は4弦7フレットで音叉にあわす方がいます。4弦を基準にすれば、上に3本下に2本で伝言ゲームが少しでも正確になる感じがするからですね。

さらにさらに、音叉を3弦2フレットの実音で合わす方は、残念ながら見たことがありません。当然のように、3弦2フレットを押さえて、14フレットのハーモニクス(これで440Hzになります)で合わす方は、やはり見たことないです。やってみましたが、なかなか難しいです。難しいということは、芸になりそうなのでどなたか挑戦してマスターしてください。

 

さらにさらに、実音440Hzといえば、1弦5フレットです。これで音叉と合わす方は、これが結構いらっしゃるのです。なぜそうするのか?、その後の調弦方法が理にかなっていると思われます。要は伝言ゲームをしないのです。

1/0-2/5、1/0-3/9、1/0-4/14、1/0-5/7(H)、1/0-6/5(H) で合わせる、そう1弦を正として合わせるんですね。慣れるとなかなかよいですよ、いまどき音叉を使う人はほとんどいないと思いますが、気が向いたらやってみてください。

 

あ、これで合わせても実は不十分なのです。ギターの調弦は平均律ですので、一本一本が正しく合っていても、和音としては綺麗に聞こえない場合もあります。Eをジャラ~ンとやって綺麗でも、Gではそうでなかったりします。バズフェイトンまで意識しないまでも、その曲の中で最もよく使うコードもしくは和音が綺麗に 聞こえるよう微調整しましょう。個人的には、トニックが綺麗に聞こえりゃそれでいいんじゃないかと思います。ドミナントセブンなどは少々濁ってもよいよい。後は6度のマイナーセブンなんかは綺麗に聞こえて欲しいよね。

 

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