道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

日帰り用登山ザック モンベル フォトウォーカーパック

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モンベルのフォトウォーカーパックには、25Lと35Lがあります。実はかくかくしかじか、両方とも使いました、そして現在はどちらも手元にありません。今にして思えば、35Lのほうは手放すことはなかったか、と少々後悔気味です。現行品ですので買い戻すことは出来ますが、ちょっと財布の体力が弱っています。

 

お山の道具に関しては「分らなかったらまずモンベル、ベストではないかもしれないがハズレもない」、と教えられていますので、カメラを入れて山歩きができるザックを探してフォトウォーカーパックを購入しました。

一般のカメラ用のリュックは機材がぎっしり収まるのですが、それ以外の衣類とか食料とかロープとか、その手のモノを収納することが出来ません。さらには長時間担ぐと肩が辛くなってきます。ですので、カメラ専門のリュックでは物足りなくなって、結果として登山用のザックに触手が伸びていきます。しかしこちらはカメラを収納することには特化していないので、何かと不便なこともおおいのです。行き着く先は、軍隊でも使用される防水で重厚なペリカンのボックスバックにカメラ機材を詰めて、これを丸ごとザックに入れるということになるそうです。確かにプロ山岳カメラマンでそのような装備で挑まれている方をTVでみたことはありますが、それはあちこちの体力が足りません。

 

そんなこんなで、物は試しにと、手始めにモンベルの提案する25Lのカメラ携行システムを入手しました。しかし実際に使ってみると、25L仕様のザックはウェストベルトがヒモでして、腰で担げません。いくら減量してもカメラと三脚だけで最低4kg、重い荷物は腰に荷重をかけて担ぐのが基本、そんなことは使ってから体で知りました。要は、このフォトウォーカーパック25Lは、デイパックとしては容量的に問題は無いと思いますが、カメラ機材を収納して担ぐには全く役に立ちません。

ということで、背面にアルミの骨が入っている35Lのザックを追加購入しました。これは結構使いやすかったですが、縫製の不具合があったのでほかのものと交換してもらうということで、私の手を離れました。25Lのほうは私にはむいていないと思いましたが、35Lのほうは決してそんなことはありません。使い比べてみないと分らないのが残念なところですが、これまでモンベルのザックは4つ購入して使いました。使用目的の問題はありますが、フォトウォーカーパック35が一番使いやすかったです。25Lを買うならデイパックにしておいたほうがいいと思います。

 

モンベルのザックのよいところの一つに、カタログに記載されたタテ・ヨコ・奥域の数値を掛け合わせると、かなり高い確率でメーカーが示す容量の値に近くなるということが挙げられます。

例えば、こんな感じです。

・キトラ30L:68*26*18=31.8

・キトラ40L:75*28*20=42.0

・チャチャ30L:64*28*17=30.5

・チャチャ35L:72*28*18=36.3

 

しかしフォトウォーカーパックはこれに当てはまりません、

・フォトウォーカーパック25L:50*30*14=21.0

・フォトウォーカーパック35L:60*33*15=29.7

 

同じ35Lでもチャチャ35Lとフォトウォーカー35では収納容量は多少異なります。チャチャが入りすぎるといったほうがいいかもしれませんが、現在ではチャチャ35Lの(体感的な)収納力が私のものさしになっております。

しかしほかのメーカーと比べると、モンベルの数値表記はかなり良心的で、カタログ数値から、その容量を比較的正確に把握できます。信用できます。

 

オスプレーなんかもうムチャクチャというか笑って済ませるしかありません。ついでですからケストレル28について記載すると、下記のようになります。

・カタログ:67*30*28=56.3 --- どこを計っているのか知りませんが全く役に立ちません。

・実測:64*27*13=22.5 --- 使ってみて納得の値です(メインコンパートメント+雨蓋)。

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話をモンベルに戻します。モンベルのザックのサイズに関するカタログ表記は良心的で正確なので商品選択の参考になりますが、フォトウォーカーに関してはモンベルにしては少し盛ったサイズ表記になっています。35Lでも同じチャチャ35Lほどは入りません。

 

 

 

 カメラの収納力のほかに問題になるのが三脚の収納についてです。側面に取り付けると左右のバランスが崩れるので、中央に取り付けるように設計されたザックが多いのです。しかし中央に取り付けると、どうしても重心が体から離れてしまうので、どうにもこうにも担ぎにくくて仕方ありません。ですので、私は左右のバランスは多少崩れても側面に取り付けています。

カメラにせよ三脚にせよそれなりに重量のあるものを収納するには、ザック自体の剛性があったほうが結果的には使いやすいです。近距離用のカメラザックとしてはバンガード UP-RISE45 を使用していますが、ザック自体の剛性が高いので結果として使いやすいと感じています。三脚はがっちり取り付けられますし、機材もバッグの中でぐらつきません。

これに対しフォトウォーカーパック35は、使いやすいとは表現しましたが、側面に三脚をがっちり取り付けられるわけではなく、内部で機材も多少のぐらつきがあります(バッグそのものがぐらつくと表現したほうがいいかも)。さらに二気室のセパレータの位置を最も高くしても低すぎるので、注文のしどころはいくつかあるのです。

三脚そのものに関しては小さく折りたためる製品がありますので、これをザックのなかに収納して携行すればいいだろうという考え方もあります。常時平らな地面の上に立てられるのならそれもアリなのですが、私らの運用(主に滝の撮影)では必ずしも平らな場所に立てられるというわけではありません。すごいところに設置する事もしばしばあるので、長さや開く角度を変えやすいスタンダードな三脚が使いやすいのです。

 

紆余曲折ありましたが、専用の袋に入れた三脚と、カメラ本体とレンズ3本他撮影用具を収納したバッグをチャチャパック35Lのメインコンパートメントに収納することにしています(出番はまだ一回しかないのですが)。しかし一日に一~二箇所での撮影であればこれでもいいのですが、そうでなければこのやり方は使い勝手が悪くて今なお悩んでいます。

 

結論がよく分らなくなったので、もう一度書いておきます。

モンベル フォトウォーカーパックは、撮影機材を入れる気があるのなら、多少の不満点はあるものの35Lのほうがいいですよ。25Lはやめたほうがいい、機材を詰めて三脚を設置すると辛い(容量の問題ではない)。機材を詰め込まないのならガレナパックのようなデイパックのほうがいいですよ、ということでした。

 

 

ついにはこういうことになりました。

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