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道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

新生 高倉なでしこジャパン、メンバー発表

なでしこ話

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昨日高倉新監督から発表のあった、新生なでしこジャパンのメンバーです。リオオリンピックの出場が出来なくなったとはいえ、オリンピックに備えて6月にスケジューリングされていたアメリカとの強化マッチのメンバーです。

 

当面のスケジュールは、こんな感じです。

5月31日(火)     AM/PM     トレーニング
6月1日(水)     AM/PM     トレーニング
6月2日(木)     19:30     国際親善試合 vs アメリカ女子代表(Dick’s Sporting Goods Park)
6月3日(金)     PM     トレーニング
6月4日(土)     AM/PM     トレーニング
6月5日(日)     13:00     国際親善試合 vs アメリカ女子代表(FirstEnergy Stadium)

 

なでしこジャパン(日本女子代表)メンバー・スケジュール 国際親善試合 対 アメリカ女子代表

 

www.youtube.com

 

このチームは、今後、2018アジア大会、2019ワールドカップ、2020東京オリンピックへと繋がるチームの発足という捉え方をすればいいでしょう。そういう意味では、お試し、育成という意味合いがいくらか含まれていると考えてもいいのではないでしょうか。1番だけは首をひねりますが、概ね11番までと、12番以降では選出の意味合いが違うような、そんな気がしてきますね。

 

高倉監督によると、選考にあたり

  • 選手選考は年齢で区切らない
  • 進歩している(伸び代のある)選手を選出する

ということらしい。そして、選考に際しては4つの条件があって、

  1. テクニックがあってクレバー
  2. 走力(持久力・スピード)がある
  3. チームために戦うことができる
  4. 代表への思いが強い選手

ということらしいです。もっともというか、考え方としてはなるほどですね。でも走れない選手はいそうな気がしますがどうでしょうか。

 

 

個人的に思うところをいくつか、

 

宮間がいないのは妥当なのか!?

最初はこのように感じました。高倉の説明によると、実は召集したものの体調不良により本人からの辞退がありこれを尊重したということらしいです。チームの構想には入っているので、今後も召集する意向はあり、話し合いをしていくとのことです。確かにテーピングが痛々しいのですが、気持ち(モチベーション)の問題も大きいのではないでしょうかね。

宮間は精神的支柱としても、少なくとも発足段階では存在意義が大きいと思います。宮間は実績も技術も一目おかれるプレーヤーですので、例えばミスをしたときに声をかけられたら安心感も違うでしょう、ゴールを決めたとき駆けつけるターゲットがいるのといないのではやはり違うと思います。個人的には宮間はチームに必要な選手だと思っていました。ちなみにこのように打診して辞退したベテランはいなかったということです。

 

阪口の立ち位置に注目

阪口っていうのは私の知る範囲「職人」的な選手で、あまり前に出ることはなくても、実力はトップレベルであると理解しています(競技にかかわらず、私の最も好きなタイプの選手)。FW、MF、さらにGKさえもできる数少ない選手です。この選手に背番号10(チームの顔)を預けるというのはある意味ギャンブルではありますが、客観的には至極妥当、大儀見よりは妥当かなと思います。

で、阪口が引き続きボランチに納まるか、トップ下に行くか、FWに行くか、ここは見所だと思います。私は、FW阪口、横山、トップ下宮間というのを期待しておりましたので、宮間の辞退はちょっと残念です。日本のチームは一番上手いと言われる人がMFを務めることが多いのですが、上手い人にはFWをやってほしいと思っています。もちろんむき不向きはあるのですが、そういう意味でも阪口のFWは期待しているのです。

 

新選出の5名はどんな選手?

今回の新選出の選手は、GK池田(18)、DF佐々木(19)、MF高木(15)、中里(14)、千葉(8)の5名です。この5人は山下、村松、増矢、などと先日のU23 ラ・マンガで一緒に活躍してきた選手でして、特別サプライズはありません。

池田は所属の浦和では平尾に正GKを奪われる場合も多いですが元U20ヤングなでしこの正GKでした。佐々木は仙台の守備的なレギュラー選手で、メニーナ時代は岩渕と一緒にプレーしていました。高木はノジマのレギュラーでヤンなでのときからおなじみの選手。中里は一部優勝チームのベレーザのレギュラー選手なので、説明の余地はありません。

ここまでの四人の選手は知っている人が多いでしょうが、ハリマアルビオンの千葉園子は知らない人も多いでしょう。しかし千葉は所属チームでは10番、ラ・マンガの三試合は全てスタメンと突拍子もない選出ではありません。しかし背番号をよく観ていると、千葉園子が宮間の代わりに選出されたというのはなんとなく感じるところではないでしょうか。この宮間の代役にリストアップされる千葉園子という選手はいったいどういう選手なのでしょうか?

 

千葉園子は所属のハリマでは背番号を10を背負った中心選手、ラ・マンガでは背番号6を背負って全試合スタメン起用されています。出身はあの名門日ノ本学園で、2011年7月、第20回全日本高校女子サッカー選手権の二回戦で、横山久美の十文字学園に敗れています。

日ノ本学園は前年の2010年、第19回全日本高校女子サッカー選手権で初優勝していますので、後輩の千葉はさぞ悔しかったことでしょう。ちなみに日ノ本が初優勝した2010年の決勝戦では、優勝した日ノ本には、武仲麗依(I神戸)、中島千尋(岡山湯郷)、準優勝の常盤木には、林崎萌維、鈴木里奈、坂本理保、児玉桂子(長野P)、京川舞、仲田歩夢、道上彩花(I神戸)、青柳麻理鈴(岡山湯郷)、高村ちさと(A新潟)らが登録されていました。千葉園子はその翌年の世代ということになります。

残念ながらプレースタイルは見た事がありませんが、高倉が選ぶのですからクレバーでここのところ成長してきている選手なのだと思います。スカパーを契約していないのでアメリカ戦は一試合しか観戦できませんが、なでしこの背番号8、千葉園子には個人的には注目しておきたいと思っています。

 

 

何はともあれ、新生なでしこはまだチームキャプテンも決まっていないそうです。たぶん宮間にするつもりだったのでしょうね。前なでしこの主要メンバーとラマンガで活躍したU23の混成チームです。U20のメンバーは入っていませんが、今後絡んでくることでしょう。

今後に備えて戦いっぷりと采配を楽しみにしておこうと思います。

 

テレビ放映は下記のとおりです。
6/3(金) 10:25〜 BSフジ (現地時間 6/2 19:30 KO)
6/5(日) 26:00〜 フジテレビNEXT(現地時間 6/5 13:00 KO)