道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

フォアザ自民党ではなく、フォアザ東京をぶち上げた小池百合子

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参議院選挙真っ只中ではありますが、小池百合子女史がいきなり東京都知事選挙に立候補の意向を示して一週間、先手必勝の構えで、本日とうとう立候補の正式表明しました。ライブで放映されていた会見を途中まで見ておりました。

 

不謹慎な言い方ですが、正直なところ東京都知事選挙は参議院選挙よりおもしろいです。

 

後出し有利とされる東京都知事選挙で、常に先手を打ち、真っ向から自民党に立ち向かう姿は潔いというか、度胸があるというか、見上げたものだと思います。もう一言追加すれば、ここまでのメディアを利用した演出はお見事というしかありません。

自民党の推薦を受けられても受けられなくても自分を有利にする戦略、王手飛車とは言えないまでも、どちらに転んでも妙手はあるというような手を先手で打ってきています。羽生名人クラスのブレインをお持ちのようです。

 

私はそもそも小池百合子さんは嫌いです、鼻が高いというか、自己顕示欲が強いというか、時の実力者に寄り添いながら(所属政党を渡り歩きながら)世渡りをしてきたという印象が強すぎます。信念を通すというよりも、自分の立場をキープする事を最優先して来たという印象です。防衛大臣に就任した時は、パンダに見えたものです。

 

ところがそんなに嫌っている私でも、少々唸ってしまうほどの演出です。判官びいきと、政党アレルギーの人たち、いわゆる無党派層を取り込もうという作戦はおみごとです。まさしく私が政党アレルギーの判官びいきです。

ご本人は、突っ込まれどころを先にあからさまに提示するとか、主張・思想・信念は変わっていなく、これまでも退路を断っての挑戦だったと説明しています。さらに、任期は三年半(2020東京五輪の少し前まで)ともおっしゃっていまして、決していいとこ取りがしたいわけではないとの説明がありました。たぶん庶民が本人のことを「いいとこどりをする人」という認識を持っているのをよく知っているのでしょう。

 

そこへ持ってきて三つの(共感もたれる大義ある)政策を公開しました。これはかなり斬新というか、新鮮というか、一般庶民の心には響きそうなフレーズです。少なくとも政党が推薦する候補者には出来ないことでしょう。

 

1.都議会の冒頭解散

どうやって解散するのかよく分りませんが都議会へ喧嘩を売ってます。宣戦布告と言ってもいいのでしょうか。しかし一般庶民が見れば拍手を送るかもしれません。都連からの推薦もなく立候補するのですから、とりあえず先にファイティングポーズをとったということでしょうか。

 

2.利権追及チームの設置

オリンピック組織委員会の見直しを含めた、地方議会における利権を見直そうということでしょう。オリンピック組織委員会の見直しをするのなら、森喜朗は終わりでよいことです。お金の使い方の見直しも含まれるのなら、予算の使い方が今よりも改善される可能性は高いです。予算ってほんとうにジャブジャブですから。

 

3.舛添問題の第三者委員会の設置

ここまでいうとは思いませんでした。建前は、同じ過ちを繰り返さないようにということでしょうけど、あくまで庶民の目線というのを強調したいのでしょう。

 

今日の会見までは完全に主導権を取り、周囲を振り回しているように見えます。気になることは、自民党からの推薦が得られていても上記の政策を提示していたのでしょうか。推薦が得られた時も同じフリップ掲げていたでしょうか?、信念は変わらないのでしょうか?、推薦が得られたらこっち、得られなければこっち、いわゆる二股をかけていたのではないかと勘ぐってしまいます。

それにしても、切れ味のよい言葉の使い方、やや劇場的で自民党をぶっ壊しそうな展開、バックにはそれなりのお方様がついているように思えますね。誰かなぁ?

 

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対する自民党の石原さんは押されっぱなしでたじたじです。増田氏の擁立を企てていますが、写真で見る限りこの人の写真は「すばろぉ~しぃ」です。岡山弁で「しけた、ぱりっとしない、貧相な」という意味です。小沢一郎の要請(言いなり)で岩手県知事を三期勤められたそうです。東京一極主義には反対とのことらしいので、大阪都の実現に向けて東京都知事に立候補されるのかな、自民党さんもうむちゃくちゃ、誰でもいいけど小池はイヤッというのが本音でしょかね。どなたかが「小池さんは自分のための立候補」と非難していたようですが、小池さんはもう既にその先を行ってますよ。

 

さらに輪をかけてどうにもならんのが民進党、もう無理しなくてもいいのでは。自民党が推薦しないのなら、小池さんにのればいいじゃないですか、片膝ついて靴を舐めさてもらえばいいじゃないですか、独自に出しても勝てるわけじゃなし。しかし小池さんは「しがらみのない出馬」としていますから、振られそうな気がしますね。

地元では参議院選挙で江田さんが民進党の応援をしていますが、いくら江田さんの応援であっても民進党には参道できないですよ。寄せ集めの集団には何の魅力もありません。

 

今後の展開は読めませんが、このまま小池さんがメディアを使って都民の心をくすぐり続ければひょっとするとひょっとするかもしれません。いやぁ~、女は強い、女は怖い。。。

ドイツに続いて、アメリカやイギリスも女性指導者が台頭して来そうです。