道楽者の詩

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湯郷ベル 黒田会長兼GM 辞任のTV報道を受けて

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7月29日のTV報道では、退団の理由は監督との確執以外に、フロント側が選手の要望に応えきれてこなかった、市長から体制の見直しを急ぐようとの指示があったと伝えていた。クラブ側は曖昧な返事を、それも小出しで、よくもまあ恥ずかしくないことだ。

 

二部降格が現実味を帯びてきているこの時期に、宮間が退団だのなんだのとクーデター的な騒動を起こすというのはどう考えても腑に落ちない。そこで、勝手な想像をしてみた。

以下全て、TV報道を受けて自分の勝手な想像です。

 

 

「若手優先の采配」というのは、「補強をしない」という意味ではないのか。選手は降格の危機を目の前にしても一向に動こうとしないフロントにしびれを切らせたのだとしたら、フロントは肝心な部分は隠蔽して自分の都合のよい部分だけ発表をしてきていたとしたら、私は自分自身に対して納得が出来る説明が出来そうな気がしてきた。フロントの発表やマスコミの報道よりも、宮間という一人の人間の信念を信じたいということです。

 

私の知る範囲、フロントの職員に対してはあまりよい印象はない。いわゆる公務員体質の悪い見本のような対応を受けた事が何度かある。会員になるにはどうすればいいのかと尋ねた時でも、担当がいないから出直せとか、当の担当はめんどくさそうな対応をしてくれた。おおよそ接客対応としては完全に失格だ。

会員になっても、送ってくるメールの内容は陳腐な試合の経過を虚礼的に2回送ってくるだけなので、あほらしくなって会員は辞めた。もうちょっとまともな対応をしないとだめよ。

ベルはもう美作だけのチームではないので、全国を見据えたクラブ運営を求められていますよというと、誇りに思うどころかめんどくさそうな反応をしていた。

 

 

選手は日々技術向上に努め、試合に臨んでは本能的に勝とうとする、悲願のタイトル獲得を目指そうとする、少なくとも二部降格は避けたいと懸命になる。果ては、今後も女子サッカーを文化として定着させていきたいとまで願っている。

 

対するフロント及び職員は面倒なことは増やしたくない、先送りにしたい。元助役というGMは、役所の仕事もサッカークラブ創設という仕事も十分終えてきて、やることはやったと思える状況にあるし、すでにいい年だ。さらにサッカー界には伝手もないし、勝たなくてはならないという義務もなければ、勝とうという気概も薄れている。正直、交代時期はとうに過ぎている老人だ。

 

 

選手の立場で考えたら、フロントに対する要望はいくつもあったはずだ。選手側の要望を取りまとめて上申するとすれば誰がどう考えても宮間・福元ということになろうが、フロントは長きに渡りそれをまともに誠実に受け止めてこなかったのではないか。公務員によくある、まあまあというやつ、おてんとう様西へ西へ、という時が経つのをひたすら待つという無責任主義、もしくはやろうとしてもその能力がなかったのではないか。

選手がチームのことを考えれば考えるほど、現在のメンバーのためにも二部降格を避けようとすればするほど、向上心のある選手と旧態然としているフロントの間には距離が出来てしまうということになる。

普通は逆、経営陣からしつこく改善点を出せと言われた人は多いだろう。いわゆるQC活動というのは、改善点を出すことだけが目的ではなく、自分の所属する団体・職場に興味と関心と愛着と向上心を持ってほしいというのが本質だ。全く逆の構図に映ってくる。

二部に降格して一番困るのは実績の少ない現在の若い選手。宮間・福元はまだ移籍先はあるだろうし、高橋は一度は引退した身、松岡もいまさら移籍を希望はしないだろう。こういった事情を含めて、ベルを一部に存続させることを最優先し、自分達はヒールになってもいいという覚悟の上での行動ならば、私の宮間像と合致する点が多い。

 

二部降格を目の前にしても、監督コーチにてこ入れしようともせず、補強をするわけでもない。いや高校生を連れてきて補強の真似事をする(高校生とて馬鹿には出来ない、カップ戦Aグループの得点王はベレーザの高校生)とか、選手の立場に立てば勘弁して欲しいと思うことはたくさんありそうだということは、部外者でも想像できる。

おそらくフロントは二部に降格しても大きな問題は無いと思っているんじゃないだろうか、マスコミ対応はへるし、面倒なことは減りそうだからね。赤字になっても、自分の金じゃなし、失職するわけじゃなし、しばらくすれば転勤だし。だから平気で「残った者だけでやる」といえるんだ。

出来ないことでも出来るようにしてくれと要求されるサラリーマンからすると、できることしかしませんよ、いわれたことしかしませんよ、という公務員体質に辟易するのと同じようなものではないのだろうか。

 

そんなことを考えると、初動の対応でフロントが監督を悪者にして、監督を解任してお茶を濁そうとしたけれどけれど、選手としてはそんなトカゲの尻尾切りにもならない後先考えずのその場しのぎの無責任対応じゃ納得できなかった(当然)。それでフロントは面倒なので一旦退団を受け入れたが、市長からのお達しもあったので、GM自ら辞任するから考え直してくれということなのか。時々見かけるもぐらたたき的、付け焼刃的対応だ。

 

しかし後任のフロントの体制と、監督・コーチ、選手補強などなどの問題が山積する。これらが解決できれば宮間と福元はチームの功労者として残るね、解決できなければ残念なことになるだろうね。

GM、フロントの刷新、新監督の選出と、正直な話選手はいるけどそれ以外は白紙という状態。考えてみればチーム発足時は、監督とピッチがあるだけで、選手が一人もいなかった。実情は逆だが、新しいチームの設立に近いものがある状況にまで解体してしまったのはいささかやりすぎとの感もあるが、一旦ぶち壊さないと先に勧めない壁だってある。宮間・福元はチームと現在のメンバーのために改善を申し出たにもかかわらず、フロントが身勝手で不適切な対応をしたものだから、ここまで大騒ぎになってしまったではないかと考える。

 

宮間さん、もうあなた自身がGMか監督になるしかないよ。でもこれにはもう数年時間がかかるでしょうから、しばらくの間は宮間や福元が納得するGMや監督・コーチを人選をして、クラブがそれを了承して招聘するくらいしか湯郷ベルが存続する道はないのかもしれませんね。宮間を救おうとする関係者は必ずいると思いますよ。自分だって、もう少し若ければ応援に駆けつけたい気分だ。

場合によっては、退団を撤回できないならば、福元が監督でもいいじゃないか。高橋や松岡もクラブ職員になったらいい、松岡なんか広報をすればピッチの上よりよっぽど活躍できるんじゃないか。

 

本日30日、美作ラサではどんな発表があるでしょうか、本田美登里さんはどんな思いで美作を訪れるのでしょうか、まぶたの裏にはいろいろな人の泣き顔や笑い顔が去来してきます。

 

 

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