道楽者の詩

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湯郷ベル 宮間・福元退団騒動の真相を美作市長が調査公表

7月30日、なでしこリーグカップ戦のベルの最終戦の開始に先立って、美作市長直々にピッチの上からサポータに向けて説明がありました。市長は宮間選手からも、直接に会って話を聞いたそうです。

別途ここまでのいきさつについて、選手側に直接ヒヤリングした内容を要約した記者会見がYoutubeにアップされていたのでそちらを紹介します。これが真相なのでしょう。

 


岡山湯郷ベル、4選手退団等の報道に関しての記者会見

 

1.退団に至った直接の原因は、監督代行ではなくフロントに対する不信感だということ。

2.報道にある監督代行と選手の間に決定的な問題があったというのは間違い(捏造)だ。

詳細は上の会見を聞いてもらえば分りますが、簡単に要約すると以上の二点です。市長の説明は聞いておりませんが、似たような内容だと思います。

 

それにしても何故この時期に事が起きたのかという疑問が残りはしますが、まあそういうことなんでしょう。このことは、多くの人がうすうす気づいていたというか信じていたのではないでしょうか。私も宮間・福元がそんな軽率なことをするのはおかしい、報道よりも宮間・福元を信じたいと思っておりましたとおり、ほとんどがフロントの問題だったということが白日の下に晒されました。チームのために何もしないだけでなく、監督・選手を粛清しておいてデマ報道まで流す、ここまで酷かったとは私の予想を超えていました、まるでTVドラマのようです。

 

私の予想とは、前日の記事に書かせていただいています、よろしければご一読下さい。

bluesboy.hateblo.jp

 

前監督代行からは多少の罵声はあったのかも知れませんが、それをネタに前監督代行に重大な過失があったということで解任したと報道し、選手まで退団させる。チームの将来や、若手の選手のことなど全くお構いなしで、うそで固めて取り繕うとするその根性は許せません。フロントの代わりは探せても、宮間や福元の代わりは世界中探しても探せません。

チームの改善に積極的でなく、選手(現場)からの要望を聞こうとしないだけならまだしも、なんと悪意ある、保身のためか、事実の隠蔽とデマ情報の流布までやっていたということであれば、一発どづき回さないと私は気がすみませんね。

100歩譲って考えれば、黒田元GMは湯郷ベル創設の功労者でもありますので、功労者のまま身を引かせてあげるべきでした。運営に関して素人(16年やって素人とは不適切かもしれないが)のおっさんを、分別がつかなくなるまでひっぱって来た美作市にも責任の一端はあろう。あの年で、町役場の公務員上がりではもうムリよ。それを放置してきた責任は軽くない。しかし、だからと言って今回のようなデマ報道を主導した事が許されるわけではありません。

 

さて、とうとう県知事からも声明が出され、市長自らお出ましとなる程度の問題になってしまった現在、この問題をどう収拾するのでしょうか。選手はいても、監督がいない、フロントがいない、そしてチームの屋台骨の宮間・福元との契約解除に合意済、これではねぇ。

サッカー協会から救いの手が差し伸べられたらいいのですが、市長何とかなりますでしょうか。岡山市長の時は中途半端にとんずらされましたが、もう水に流しますので、今回は最後まで面倒見てくださいよ。宮間・福元の引きとめは市や県を挙げてでも頼みますよ。

元官僚で、元自民党の国会議員でもあったのですから、少しは伝手があるんじゃないでしょうか。地方創生の予算も石破さんから少し回してもらってよ。まさに働きどころじゃないですか。

 

 

本来7月30日は、カップ戦の最後の試合、因縁の長野とホームでの試合でした。

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知らない方のために申し上げますと、長野の監督本田美登里は湯郷ベルの初代監督で、本田美登里なくして現在の湯郷ベルは存在しえなかった、ベルにとっては最大の功労者であり、宮間あやの直接の師匠に当たります。湯郷ベル発足当時サッカーを辞めていた(所属クラブがなかった)宮間をメンバー登録し、高校生だった宮間をはるばる千葉から呼び寄せたのはほかならぬ本田美登里です。

本田さんは宮間が小学生の時からナショナルチームの一員としてアメリカに連れて行った事もあり、宮間は湯郷に来た理由の一つに「小学生の時から慕う本田さんのサッカーが好きだから」といっていました。宮間がのびのびサッカーだけに打ち込めたのも、後にワールドカップで優勝を成し遂げられたのも、本田美登里の存在があったからです。宮間はベルの一期生、鹿児島からやってきた福元は二期生にあたり、本田監督のお宅に週末下宿という形で転がり込んで、夢を見ながらサッカーに打ち込んでいました。

近年ブレイクしている長野の横山は、高校卒業後は湯郷に2年間在籍していました。長野ではかなり絞り込んだようで、体のキレは別人です。15分もすれば肩で息をしていたのがウソのようです。GK池ヶ谷、林崎も元ベルの選手で、福元と一緒に練習していたのをよく見学していました。そのときに湯郷のGKコーチだった堤さんも今は長野に所属しています。懐かしいだけでは済まされない間柄のチームです。

 

最近の長野の快進撃を見るたびに、その積極的な補強を目の当たりにするたびに、宮間や福元はベルのフロントに対して、失望を感じ続けていたのかもしれません。それでも宮間と福元は、美作の地を離れずに一身にベルを背負ってきていたのだと思います。

 

さて肝心の試合の結果は 2-3、終盤追い上げましたが負けてしまいました

試合前には、チームを愛するがゆえの提案にフロントがほとんど応えてこなかったという事実が誰の耳にも届いており、チームのために進退をかけてまで直訴した結果、監督代行もろとも粛清された上に捏造情報を流されたということは分っていたはずです。

そんな先輩の事が頭にあったのでしょうか、ピッチに立った選手はかなり頑張ったようです、最後まで諦めないプレーをサポーターの前で披露してくれたそうです。手を抜くことなく戦った長野も立派だと思います。私なら、手加減してやれといいたくなく状況です。

しかしよく考えてみれば湯郷の若い選手はある意味幸せです、その年齢で中心選手としてプレーできるチームは一部リーグには他にありません。次に繋げるためにも、後半のリーグ戦では是非結果を出して一部残留を勝ち取ってもらいたいものです。

 

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2016.12.14 追記

地元新聞がやっと記事にしました、結局こういうことでした。

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2016.12.31 追記

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