道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

豊洲新市場、不安をあおっているのはいったい誰なんだ

テレビのワイドショーやニュース連日のように報道される豊洲新市場の問題ですが、庶民の不安につながる風評をばら撒いているのはいったい誰なんだ、と思いませんか?

 

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確かに面積にして1/3程度、盛土をしていなかったという問題は有ります。それは、いったい、いつ、誰が、どこで、いくらで、決めたことなのか、確かに問題ではあります。しかし、終わったことでもあります。「都政を変えていく事こそが目的であって犯人探しが目的ではない」と知事はおっしゃいますが、そんなあほな、大甘です。大問題ですので、関係者は厳しく処分してください。

 

それはそれとして、「不安」「風評」に関しては別物です。

 

 風評を撒き散らしているのは、テレビ報道だ

不安の中にも、衛生面、建物の安全性、その他いろいろありましょうが、特に地下空洞に貯まった水に端を発する、市場としての衛生面に関する不安をあおっている一番手は、間違いなくテレビ報道です。

素人が採取した水を委託して分析した数値(濃度)に対して、素人がコメントして騒ぐ。シアンやヒ素がゼロでなければ不安だそうだ。専門家が安全だ、水道水レベルだ、と発表しても、安全を安心に持っていかず、不安な方向に誘導しているようにしか見えません。水素イオン濃度(pH)に関しては確かに問題なので、そのまま飲むのはムリとしても(中和すりゃいいだけの話)、地下水の汚染状況は十分に改善しているとも知らせるべきです。

特にグッディーの報道はひどい。ひな壇に素人を集めて、技術的には素人の司会が進行と「本日の結論」を出そうとしているのは、どうかと思います。さらに芸もないのに芸人と呼ばれる連中のコメントは聞き苦しい、番組の構成としてはあまり気分のいいものではありません。

 

 

都職員の対応は間接的に不安をあおっている

都職員の現場視察に対する小出し応対、聞かれたこと以外は返答しない、応えたくないことはわかりません、子供じみたその場しのぎ的回答、これらの対応は不親切を超えて、裏に何かあるんじゃないかと勘ぐらせるに十分な対応です(報道を信用する限り)。公務員の思考回路とか行動は民間サラリーマンと違う場合が多いというのは身を持って知っておりますが、改めて知らされるとかなり酷くて落胆します。

現場視察に対応している職員は、案内するということがどういうことか、説明するということがどういうことか、お客様というのがどういうことか、真剣に考えるべきです。ハトバスのバスガイドさんとか、ショップのクレーム係りなどの研修を受けるなど、一年くらい勉強してきたらどうなんだ、と思いますよ。

 

 

知事の手腕の見せ所

いわゆる理論的な「安全」と、気持ち的な要素も含めた「安心」とでは、聞かされる側にとっては大きな違いがあるのは確かです。ここまで吹聴された各種「不安」を、知事がどうやって「安心」にまで持っていくのでしょうか。またここまで失墜した都政への「疑念」「不信感」をどうやって「信頼」まで持っていくのか、都知事には全国の代表として、是非とも頑張っていただきたいと期待しております。

 

都庁内では、部下に当る職員に対して「無責任体制」とか「甘い」などと、改革の意向を強めています。自ら報酬のカットも含め、自分達はやりますよというところをすでに見せています。残るは議会と都連ですね。小池新党をちらつかせていますので、見方によれば都議会の対抗も見ものですが、ここはスッパリ綺麗さっぱり議会古狸どもの粛清を期待しましょう。

 

28日には知事の所信表明、30日には豊洲問題に対する調査結果発表、政治塾だのなんだのかんだのと、しばらくは目を放せない日々が続きそうです。