道楽者の詩

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シリオ PF302 を新調、モンベルの靴は足にフィットしないので諦めた

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一昨年、山登り用の靴を二足買いました。モンベルのタイオガブーツ(ワイド)と、クラッグホッパーです。前者はミッドカットの防水仕様で実測770g、後者はローカットの非防水仕様で実測460gです。

非防水にしたのは、水の中に足を突っ込んだ際、防水仕様だと水が抜けなくて乾かないからです。ですが、これは考えすぎ、素直に防水仕様にしておいたほうが助かる頻度は多いです。

 

bluesboy.hateblo.jp

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使用状況は、重量の関係でほとんどローカットのクラッグホッパーばかり使っていて、一年半を待たずにかなり履きつぶした感があるので、ひとつ新調することにしました。

 

前回の買い物は全くの初めてだったので、選定のポイントがよくわからなかったのですが、今回は大丈夫です。選定のポイントは、600g以下、防水仕様、くるぶしが覆われるタイプ、かかとに硬いカップが入っていないもの、靴底は十分に硬いもの、お値段2万円以内、こんな感じです。フィット感は言うまでもありません、一番大切です。

 

まずはティトンブーツを目当てにモンベルに行きました。少し相談もしてみましたが、結局は「モンベルではあなたの足にフィットする靴をご提案できません」といわれてしまいました。身もフタもないといえばそれまでですが、私としては「親切な表現」と感じました。

要は足の幅が広いので、ワイドタイプでないとあわないようです。ほかの可能性は、ノンゴアテックスであれば生地が柔らかいので多少広がって靴が足になじんでくれるということです。現在自分が持っているのがまさにこのタイプです。モンベルの製品は、「日本人の体形に合わせて」といわれていますが、どうやら靴に関しては私には向いていないようです。これで、ザックと靴は脱モンベルということになってしまいました。

 

ということで、別の店に行って上の希望を伝えるとキャランバンとシリオを勧められました。どちらも軽登山靴ですが、3000m級の山に行かないのなら大丈夫でしょう。キャラバンはよく見かけます、特に女性の人に多いような気がします。

試着の印象では、足に合うのはキャラバンでした。いわゆるドンピシャ。ですが靴底がフニャフニャなので却下。キャラバンで底が硬い製品は重くてお値段が張ります。

シリオはキャラバンよりもほんの少し横の圧迫感がありましたが、気にすることもない程度なのでこれでいいやということにしました。シリオ PF302、いわゆる入門用のハイカットの靴です。ハイカットであっても600g以下ならOK、登りは一番上を締めなければ問題ありません。また履き心地は悪くないので、入門者用ということ自体は別にどうでもよろしいです。気になるのは靴紐を縛り上げるときにすべりがよくないことです。おまけに上部のフックは薄い金属のU字型なので、爪と指の間に刺さることに注意が必要です。いきなりやってしまいました、痛い!

 

デザイン的にはマムートの靴がよかったのですが、少し重いのと、少し値段が張るので、試着せずに帰りました。試着すると欲しくなるから。。。でも、見た目はよかった。今度はマムートにしようかな。