道楽者の詩

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ジムニー JB43 ハンドルジャダー(シミー)でラテラルロッドが折れた

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運がよかったといえばいいのか、最悪の日だったというべきなのか、走行中に愛車が故障してしまい、レッカーに来てもらい、修理工場に入院することになりました。部品の調達が出来ないので連休明けまで4日ほど車がなくなります。田舎では車がなくては生活に支障をきたしますが、仕方ありません。

 

ジムニーって車は良くも悪くも他に選択肢のないような車でして、悪路走破能力はたぶん最高レベルです。山だの滝だの行くためには、未舗装の林道にひるんでいてはいけないということで入手した車です。一度だけスタックしてロードサービスの世話になったことがありますが、悪路や雪道でもそこそこ安定して走ってくれました。

しかし悪い癖もありまして、ハンドルがぶれるのです。これを一般的にはジャダー(シミー)というそうです。ちょっとやそっとのブレではありません。前輪のタイヤがふたつ、タコ踊りをしているといっても言い過ぎではありません。こんな感じです。

 

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タイプはいろいろあるようで、私の場合はある一定の速度域で発生します。その速度域はずせばおさまります。一番発生確率が高いのは減速時でアクセルを緩めて減速してその速度域に差し掛かるとハンドルを持っていられない状態になります。もちろんハンドルの利きも悪くなりますし、ブレーキを踏むと余計に酷くなりますので、瀬戸大橋の上で発生したときはホントにどうしようかと思いました。

本日はそのときよりもさらに酷い症状になり、40km/h 以下になってもおさまりません。どうにか止まり、ゆっくり走り始めると非常にふらつきます。10km/h でもダメ。自宅を出て 10km も走っていなかったので、ハザードを点滅させながら徐行で戻ろうとしたのですが、どうもハンドルが上手く利かないので降りて確認しました。それで冒頭のラテラルロッドがぽっきりと折れていたのを知り、諦めてレッカーを呼んだということです。あの鉄の棒が折れるほど振動していたとご理解いただければOKです。

 

発生したのが、交通量のほとんどない休日の朝6:40、まっすぐな二車線の土手の道。これは運がよかったとしかいえません。交通量が多かったら重大事故になっていたかもしれません。

ちなみにレッカーは車の任意保険の付帯サービスで、100km 位は無料でカバーしてくれるらしいので、鳥取から岡山まで(約130km)でも無料で対応してもらえます。

 

折れたロッドの修理は、中には溶接で応急処置されるかたもいらっしゃるようですが、私は新品交換対応で4日ほどかかります。料金は1万円と少々です。しかしいつまでこの車に乗り続けるのかと思えば心許ないので、愚妻からは普通の車に買い替えろといわれております。手元にはハスラーのカタログがありますが、ジムニーの代わりはないというのが本音です。

 

 

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