道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

年金相談に行ってきた、知らなかったではすまされない備忘録

年金受給を考えるなんてまだはやいと思われる方も、一度年金相談に行っておくほうがよいと思います。今回痛感しました。時間の予約もできるし、週の第一営業日(通常は月曜)は19時まで対応してくれるし、以前に比べたら多少は利用しやすくなってきているような印象です。

 

今回、少々重い腰を上げて、年金事務所に年金相談に行ってきました。内容は「いつからいくらもらえるのか」ということを試算するためです。最近は年に一回年金事務所からはがきが来るのでだいたいのことは分るのですが、信用ならんのと、尋ねたら答えてくれるという事も多いので、直接年金事務所に相談に行くのがよろしいです。

 

実際のところ、相談に行ったことで大きな収穫が得られました。知らなかったではすまないレベルの金額のお話です。

 

受給には、厚生年金分と国民年金(基礎年金)分があることは大方の人はご存知でしょう。私もここまでは知っていましたが、それだけではなかったということを教えてもらいました。

加給年金」というオプションがあって、高校生以下の子供や一定の条件に合う配偶者がいれば、扶養家族手当てみたいものをもらえるということを知りました。

 

しかしこれは申請制なので、知らずに申請しなければもらえません

 

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一定の条件の一つに「配偶者(妻)の厚生年金加入期間が240ヶ月未満」という条件があります。たまたま我が家の場合は、妻が60歳の誕生月まで現職に勤務すれば厚生年金加入期間が242ヶ月となり、タッチの差でアウトです。60才の誕生月の3ヶ月前に退職しておけば、「配偶者加給」として年に40万円のボーナスが加算されます。妻が65歳になるまでもらえます。年齢差が多ければそれだけ長期間もらえます。ウチの年齢差は4歳ですから、それだけでも160万円です。

もちろん年間40万円なんてケチなことをいわずに、社会保険に加入できるレベル以上に稼ぐつもりがあるのなら、そちらのほうが収入は増えます。お仕事が好きな方は是非そうしてほしいですが、私どもは好き好んで働きたいとは考えていません。

 

まだ数年先のことですが、とりあえず、妻と私が受給できる年金の合算の試算は出来ました。月額の支出はだいたい掴んでいますので、あとは足らずをどうやって埋めるかを考えることになります。働いて穴埋めをするか、何かを我慢するかです。

贅沢がしたいというわけでもなく、多少のことは我慢するつもりはあります。できれば働きたくない、できればむやみに人に頭を下げること、こき使われることは避けたい、だから年金生活がしたい、と思っております。ですので、たぶん「我慢」の方向になるでしょう。