道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

撮り貯めた写真の使い道と保管

写真を撮る目的や使い道は人それぞれ、でもその後の保管はどうしているのでしょうか。誰しも一度は悩むところでしょうが、そんなに多くの目的や管理手法があるわけではないと思います。

 

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撮影の目的は

1.商業用、販売するため

2.コンテスト等に応募する作品作り

3.純粋な趣味で自身の楽しみ

4.思い出作り

 

ほかにもあるかもしれませんが、思いつくのはこんなところ。

商業用はそのまんま、最近は素材としてニーズがあるようでそこそこの小遣い稼ぎにもなるようです。やろうかと思ったことがありますが、根気がないので自分には出来ません。

コンテスト等に応募される場合、明らかに賞を狙っている場合と、とりあえず投稿してみるという場合があります。狙っている人は、事前に選者の好みを調査するなどして、かなり力が入っている場合もあるそうですが、「腕試し」という名目で応募される方も多いようです。いずれにしても「作品作り」ということですので、思わず知らず力が入ってしまうでしょうから大変ですね。

自分の場合は、精神がすさみきっていた頃に、損得勘定や理屈は程々にして穏やかな気持ちで過ごせるように「右脳の鍛錬」を目指して、「明確な正解」のない写真撮影を始めました。ですので他人に評価されるのもイヤだし、順位付けをする事もしたくはありません。撮影の基本はお勉強するとしても、そこから先は自由にやりたいものです。好みというのはあるけど、せっかくの遊びなので競うという要素は避けて、純粋な自己満足で楽しみたいところです。

 

 

 

撮った写真をどう使うか

1.紙にプリントして残しておく

2.コンテストや一般募集に投稿する

3.ブログ、SNSなどのネットサイトに投稿・寄稿する

4.オリジナルの写真集にする(本、HP、フォトブック)

 

私にとってはこれはちょっと難問です。 紙にプリントする頻度はかなり低いですが、プリントするなら迷わずキタムラに頼むことにしています。自宅でプリントなんてやめた方がよいです、色のキャリブレーションは本当に大変ですから。自宅プリントは、家族の証明写真くらいです。

先述の通り、コンテストや一般募集などに投稿するつもりはほとんどありません。尊敬する選者や弟子入りしたい師匠がいるのなら話は別ですが、残念ながらそんな人はいません。自分のやりたいようにやるだけです。

ということで多くの人と同じようにブログとかSNSへの投稿が手っ取り早いので、この方向に走っています。ただブログにアップするだけだと、写真を使い捨てにしているのではないかという観念が拭いきれません。目次ページを用意していても、玉石混交なので後で見返したという気分にはなりにくいです。SNSはさらに使い捨て感が強いです。

あまりこだわることはないと思いもするのですが、後で見返してみたいと思うこともあるし、それなりに苦労して撮ったものや愛着のあるものは、それなりの扱いをしたいものです。

ということで、多少面倒ではあるのですがHP内に写真集のページを作るということで、現在に至っています。自主出版で写真集を出すほどの写真はないし、紙にプリントしたフォトブックにしても仕方がないので、ホームページが適当かなと思います。

HPを用意できない場合は、グーグルフォトでアルバムを作って公開というのがいいかもしれません。何かの会の様子を記録して何人かで共有するのなら、これが一番手っ取り早いです。スマホでいつでも見る事ができるのも便利でしょう。

 

 

オリジナルデータをどこに保管しておくか

1.ハードディスク・DVDなどのメディアで

2.グーグルフォトなどのネット上のストレージサービスで

3.捨てる

 

作品作りをされている人の中には、作品以外は全部捨てるという方もいらっしゃると聞いた事があります。私は、後で見返したくなることもあるので、ピンボケやブレなど不要な画像は片っ端から削除して、オリジナルのJpeg画像をRAWデータとともに、二台の外付けHDDに保管しています(コンデジJpeg だけ)。撮影年月日に撮影場所を付加した名前のディレクトリ(ホルダー)を作って保存しているので、OSの基本機能の検索だけである程度の検索は可能です。

 

ネット上のストレージサービスといえば、フリッカーとグーグルフォトが有名どころでしょう。

フリッカーは10年以上前から知っていたのですが、諸般の事情で利用しませんでした。現在は画像の解像度の制限もなく、容量も1TBですから、Jpeg 専用(RAWデータは UpLoad できないようです)の画像置き場としては十分でしょう。フリッカーにアップした画像をリンクさせて表示させているブログも多いです。はてなブログはグーグルフォトからでも簡単にリンクできます。

一方グーグルフォトは比較的最近知ったのですが、解像度の制限(自動リサイズ)を受け入れることができれば、無制限の保存エリアを無料で利用できます。オリジナル画像やRAWデータを保管しようとすれば、グーグルドライブという別枠のストレージサービスを利用することになり、G-Mail や MyMap を含め 15GB以上は有料になります。私でも2017年1~7月の画像データは65GBはありますので、それだけで有料になってしまいます。

 

自分としては、オリジナルデータは手元に置いておいて、閲覧用・配信用にグーグルフォトを使い始めました。Jpeg 倉庫にするのなら、不勉強ですがフリッカーのほうが使いやすいのかもしれません。いずれにしても これらのストレージ共有サービスを利用すると複数のメンバーで共有して楽しむ事ができます。

 

mobareco.jp

 

試しにグーグルフォトを「公開」にするとこんな感じになります。InstagramTwitter へ投稿してもいいでしょうが、多くの場合ははこれでよいのではないでしょうかね。

photos.app.goo.gl

 

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ほかにもやりかたはあるでしょうが、10年過ぎた今このような運用に落ち着いています。