道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

ヤマレコをはじめました、ヤマレコとヤマップどう違うのかな

ヤマレコをはじめました。

 

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これまで山歩きの記録は、写真は Photoshop で加工して、html はテキストエディタでゴリゴリと書いていたのですが、どうみてもヤマレコのほうがデータベースとしては優秀です。記録も資産と考えて1年やってきましたが、苦労の割にあいません。作業の時間がかかりすぎるので2018年からは山歩きの記録はヤマレコに投稿することにしてみました。結果として、パソコンの前で費やす時間が少しでも少なくなればありがたい。

 

過去データを移行しようとしましたが、無料プラン(スタンダード)では画像の容量が月に100MBという制限があるために、80件くらいある過去記録は一気にアップできません。総容量は問題ないのですが、月の制限に引っ掛かります。不必要に大容量の画像をアップする人もいるようなので、こういう制限は悪くないと思います。それだけに、納得せざるを得ません。

しかし、プレミアム会員になれば無制限にアップできますので、一ヶ月だけでも加入することで、まとめてアップできそうな気がします(一旦アップした画像は会員を退会しても削除しないという方針みたい)。30日間はおためし期間で無料という話なので、とりあえず入会して、頑張って1月中に過去データをまとめてアップし終えようと思います。

 

Bluesboyの山行記録

 

 

それはそうと、ヤマレコとよく似たサービスにヤマップというのがあります。

とりあえず、どちらもアカウントを登録しています。両方のサイトに同じ山歩き記録をエントリーするのはどうかと思うので、ヤマレコを利用することにしました。どのように違うかあまりよくわかっていないのに、何故ヤマレコを選んだかというと「自分がよく世話になったのがヤマレコだから」というだけの理由です。おそらくバリエーションルートに至るまで、情報量が圧倒的に違うのでしょう。

加えて、印象ではありますが、写真の質というか内容というか趣向が違うと感じています。画質という意味ではヤマップのほうがよさそうです、写真サイト然とした高画素の写真も見かけます(不必要ですが)。スマホ画像はどちらも多いのですが、ヤマレコは防水カメラの使用者が多い印象です。画質という意味では残念なところではあります、ルートの記録としては用を足していると思います。

写っている内容は、ヤマップは人間の写真の割合が多い印象があります。人間の写真を見て参考になるのは服装や装備くらいで、個人的にはあまり必要性がありません。「よい」「わるい」ではありません、趣味・嗜好の問題で、自分の場合はなんとなくヤマレコのほうが向いているのかなという印象です。あえて比べればという程度です。

 

ヤマレコとヤマップはよく似たシステムですが、特徴もあるようです。機能的にはどちらも共通していて、大雑把にこんなところではないでしょうか。

1.過去山行記録を参考に、計画を立てる(コンパス経由で登山届を出す)。

2.自身の山行記録をアップする。

3.SNS的コミュニケーションを図る。

4.スマホアプリで、マップ&コンパス代わりの運用をする。

 

※ 過去記録を参考にして計画を立てる件に関して

自分の知りたいことは圧倒的にヤマレコのほうが多いです。かなり参考にさせてもらっています。参加数が多いからか、歴史が長いからか、すごいデータベースだと思います。

その記録を元に計画を立てることができます。人様が歩いたGPS記録をコピーさせてもらえます、これはなかなか便利です(それ以外はコピーできなくでもあまり困りません)。ルートをgpx形式に出力できますので、これを自分のスマホにアップロードすればよいわけです。自分のスマホ国土地理院の1/12500の地形図に、先人が歩いたルートが引かれるのです。山と高原地図の守備範囲でない地域や、国土地理院の地形図であっても、道(破線)が明記されていない地域や、記載されていても情報が古くて現状に即していなかったり、標高がずれていたりすることもあるので、GPSの生データはありがたいです。

しかし、実際にその場に行くと予想外のことは珍しくありませんので、「地図上の線」を参考にはするものの、目の前の現実のほうがよほど重要な情報です。スキルや準備がなくて、自分には通れないルートだったりすることもあるでしょう。

登山計画を他システムのコンパスへ渡して登山届を出す件に関しては、ヤマレコで実行してみるといきなり提出済みになります。それはちょっといきなりすぎるので、登山届けの作成はヤマレコで、実際の提出はコンパスで、という運用のほうがやりやすいので一考してもらいたいものです。

 

※ 山行記録をアップする際の違いはどうなか

ヤマップは画像の容量制限がなさそうなのですが、どんなんでしょうか。なければないで、読む立場としては不要で重い画像までダウンロードしないといけないのでうっとうしく感じる場合もあります。見たくもないよ、っていう画像も時々あります。画像の容量やサイズに関して、何も考えずにアップしている人がいて、びっくりしたこともあります。写真集じゃないんだから、あまり高精細の画像はうっとうしいです。

ヤマレコの利用可能な画像容量は、有料会員なら20GB、無料会員は獲得ポイントによって1~20GB、100MB/月という制限があります。100MB/月 といえば、800*600ピクセルの画像の平均容量が250kBとして、月に400枚アップできます。無料会員の場合、1記録に40枚アップするとすれば10記録をアップできるということになります。制限はあっても、まあ妥当なセン、常識的で良心的ではないでしょうか。

 

※ SNS的コミュニケーションは、ヤマップのほうが活発な印象

コミュニケーションを重視するなら、ヤマップのほうが適しているのではないでしょうか。内容は別として、活発なやり取りがなされているようです。個人的には強い興味はありません。

 

 ※ スマホアプリのマップ&コンパス代わりのナビ機能は使う予定なし

どちらもスマホアプリ限定ですが、事前に地図をダウンロードしておいて、現地でマップとして利用する機能があります。私は、今のところマップやナビ機能を利用する予定はありません。

私にとっては、国土地理院の地形図のほうが安心感もあるし使いやすい。それも紙ではなくGPS機能が使えるマップアプリが使いやすいので、現在は iPhone/FieldAccess2 を利用しています。道がさっぱり分らない場合は、ヤマレコからダウンロードした同地域の複数のログデータを重ねて表示させ、地形図の上に擬似的な「道」を描いて使います。この使い方だと、現場での選択肢も増えるし、使いやすいです。

道は自分で探すのが基本でしょうから、達人には「道」でも自分には「ヤブ」にしか見えないことはあるでしょうし、達人には登れる岩でも自分には登れない岩だってあるでしょう。ですので、できれば複数人のデータがあればありがたい。

今は iPhone を使っているので、アプリは FieldAccess2 を使っていますが、アンドロイドスマホであればジオグラフィカを使うでしょう。こちらのアプリは、機能と画面がもう少しシンプルだったらなあぁと、個人的には残念に思っています。

 

 

十分な調査は出来ていませんが、まあこんなところですかね。しばらくはヤマレコさんにお世話になろうと思います。