道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

岡山県 真庭市(旧美甘村) 高山不動滝

今年になって滝に行くことはめっきり減ってしまいました。というのも、近場で、一人でも行けそうなところは行きつくし、行きたいところがなくなってきた、というのが率直なところ。加えて写欲もめっきり減退、そんな感じです。今年は、氷瀑とか、危険を伴うところを二人以上で2〜3ヶ所、加えて友人を案内して2〜3ヶ所を再訪、そんな今日この頃です。

 

このたびはネット情報では難関とされる高山不動滝に、百選マスター殿と一緒に行ってきました。頼りの綱のネット情報は2サイトのみ。写真がない観光案内はいくつかありますが、実際に現地を訪れオリジナルの写真つきで紹介されているのは、探せた限り2サイトだけです。

 

 

既存のネット上のアクセス情報では、「本滝へは急斜面を谷まで下りなければならず、大変危険で、それなりの体力と装備が必要」とも「装備なしでもなんとかなる」とも記載されていた。筆者の体力・スキル・配慮などよって記述の仕方は変わってくるので文字通りを信じるのは危険だが無視もできない。体力に自信のない我々は、いわゆるフル装備の準備をして臨んだ。

 

滝は上流から、上の滝2、上の滝1、本滝とほぼ連続している。上の滝2だけは車道からも見える、本滝は音が聞こえてくるだけ。

上の滝1・2は比較的簡単にアプローチできる。上の滝1のそばにあるミニ発電所へつながるケモノ道を下りていけば問題はありません。

 

 

f:id:Bluesboy:20180608012957j:plain

上の滝2



f:id:Bluesboy:20180608013018j:plain

上の滝1

 

f:id:Bluesboy:20180608013031j:plain

上の滝1の前にあるミニ発電所

 

 

f:id:Bluesboy:20180608013041j:plain

高山不動滝 本滝

 

さてこの本滝は落差20mで三段の滝ですが、屈曲している上に滝身は枝葉に遮られ、全景を眺めることができません。ちょっと残念ですが迫力はあります。

 

この本滝へのアプローチは、滝の直下に直接アプローチしようとすればそれはかなり危険だと思います、いや私たちにはその選択はできませんでした。少し下流からルートを探し、戻る時に多少は楽だろうということで20mのロープを使って谷に降りました。ヤブや急斜面を経験された方なら大げさな装備なしでも大丈夫だと思います、車道から10分もかからないでしょう。

 

案ずるより産むが安し、これで714本。