ある日のスナップ:助けてください
これは2006年ごろに撮った写真です。道端を歩いていたときに見つけた投棄され自転車です。普通なら見過ごしてしまうのでしょうが、カメラをぶら下げていた「緊張感」からか、目にとまってしまいました。同時に思いついたのが「助けてください」というタイトルでした。
自分にとってはスナップとは、瞬間的にタイトルが浮かんでくるような絵でして、これが最初の一枚でした。とはいっても狙って探せるものではなく、こじつけのような事も多々ありました。
自己満足で結構、他人の評価など気にしていては楽しくありません。
最近ではなにかと、「なんとか力」とか「なんとか心」というのがめっきり減退してしまい、スナップを撮りに行くというか探しに行くという事が少なくなってしまいました。