道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

パソコンでやってることの どのくらいを iPad で行なえるのか

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iPad(第六世代)

 

結論から申し上げますと、

編集出力系はかなりやりにくい。テキストだけならまだしも、その他の操作にパソコンのような操作性を望むのは少々酷って感じです。また現在のiOSではファイル管理(操作)もやりにくいので、FTPを使ってのホームページの運営も厳しいかなって感じです。

 

スマホは普段は待機させておく通信機器、

タブレットWi-Fi環境下での視聴閲覧機器、

パソコンは編集機器

 

ある程度割り切って使い分けをしないとかえってストレスがかかりそうです。

 

 

スマホに関しては、電車やバスで通勤・異動される人達と、車で移動する田舎者とでは多少位置付けが異なります。うちの場合だと、家族三人でシェアしている契約では、一ヶ月で消費するパケットは 0.5~1GB 程度です、もちろん三人(私・愚妻・末娘)で。

移動中にスマホを触れない田舎で、Wi-Fi ルーターがある家庭では、30GB だとか 50GB だとかの通信量は必要ありません。「ギガがない」などというCMには全く興味がありません、というかそもそもギガって x1,000,000,000 っていう意味なんですがね。

 

いずれにせよ iPad だけですべてをまかなうのはムリなので、そのうちパソコンを一台新調しないといけないようです。デスクトップにするかノートにするか、Machintosh と Windows にするか、お値段次第ですが、起動ドライブをSSDにすれば、多少は気分よく使えるでしょうか。ただ、稟議がねぇ~

 

 

 

★ ウェブブラウザーを使う作業

 

1.検索・閲覧・視聴

Google をはじめとする検索・閲覧や、ニュースやスポーツ記事を読むこと、Youtube をはじめとする視聴、写真鑑賞などにはストレスはありません。iPhone に比べると雲泥の差、パソコンと比べてもストレスはありません。というか、うちのパソコンは古すぎて、再生できない Youtube 動画がありますので、論外です。

Youtube に関しては、音楽や時事ニュース、野球中継・ダイジェストに至るまで、かなり多岐のジャンルに渡って活用させてもらっています。

また Apple 製品は色の再現性に信頼がありますので、発色に関しては特に安心できます。

 

 

2.ブログ投稿

編集作業、例えばブログを書いたり、ヤマレコへ投稿すること。これに関しては少々微妙。山猫日記のようにほとんどがテキストの編集であれば特に問題なく実行できます。ただ仕上げや装飾はねぇ、カーソル位置の変更は多少便利になりましたが、範囲選択やコピペ操作は多少煩わしいです。

 

はてなブログの投稿に関しては、細かいことを言わなければ iPad だけで完結することは可能です。はてなブログについては、アプリと、ブラウザーから編集が可能です。新規に記事を作成する時はブラウザーから、テキストの編集だけならアプリからでも可能という感じです。html の編集までやりだすと、文字が小さいので操作性が厳しい。使えないことはありませんが、やりたくはない。

 

ヤマレコのほうは、iPadブラウザーからたいていのことはできそうです。でも gpx  にプロットされた位置修正とか、マップ上に自動でリンクした写真の位置修正は、マウスがないので難しいです。

まずコンデジから iPad 内に撮影してきた写真を出力します(約200枚/日くらい)。不要な写真は削除して、とりあえずすべてを GooglePhoto へアップしておきます。直後にすべてアーカイブにでも入れて一時避難しておかないと、iPad で作成したリサイズ画像も意図せず GooglePhoto へ反映されてしまいます。

GooglePhoto でアーカイブに避難させておいてからは iPad での操作になります。ヤマレコにアップしたい写真(50枚程度が目安)を選んで、必要に応じてトリミングと色補正をします。このくらいなら iPad 純正アプリで可能です。

そして一括リサイズ、長辺800pixel、圧縮率85%前後、シャープネス(輪郭補正)を掛けられるアプリを探して「バッチリサイズ2」を試しています。「バッチリ・サイズ」ではなく「バッチ・リサイズ」、「バッチ」は「一括」という意味で、汎用機を扱っていたころからある言葉です。

パソコンでは、いろいろ試して「チビすな」を使って一括リサイズをしていました。これは私の希望をほぼ満足させるアプリでしたが、iPad アプリのバッチリサイズは出力ファイルの名前を指定する事ができません。「元ファイル名_0800」という名前で出力したいのですが、これができません。ということで、リサイズが完了した後の取り扱い(オリジナルとの区別など)に不安が残りますので、リサイズ出力と同時にオリジナルの削除もしたほうが運用は助かります。

また輪郭補正(シャープネス)は、チビすなはきつい、バッチリサイズは甘すぎるって感じ。マニュアルで操作するよりも、自由度は少ない。

運用に関する調査は、もう少し後からじっくりと行ないます。でもヤマレコアップくらいは楽にやらせて欲しいものです。

 

ブログ投稿には、別途外付けキーボード(5000円程度)があったほうがいいです。それでなくても小さな編集画面が、さらに狭められてしまうとかなり使いにくいです。

 

 

3.ネットバンキング

家計用として、主に地元の地銀を利用していて、パソコンでネットバンキングができるようにしています。地銀には、私名義の口座が3口座、愚妻名義の口座が3口座あります。私の小遣い口座を除く全5口座の通帳と銀行印とキャッシュカードはすべて愚妻が持っています。

現金を扱う入手金は愚妻がATMで、振込振替は全て私がパソコンのネットバンキングで操作しています。パソコンでの操作は特に問題なく、二人の口座はアカウント(名義)を切り替えて操作することにストレスはありません。

これをスマホで行なうと、アプリでもブラウザーでもかなり辛いです。画面が小さい上に、アプリのIFはCUIなので、入出金確認くらいしかやる気になりません。ということで、それぞれのスマホにはそれぞれの口座アカウントを登録し、アカウントの切替をすることなく運用することにしました。

iPad であれば、CUI のアプリでも使えないことはありませんが、パソコンでやっていたようにブラウザーから、都度、アカウントを入れ替えて運用したほうがやりやすいです。振替とか振込みなどは、すべて iPad で運用できそうです。

 

一方ゆうちょ銀行のアプリは iPhoneiPad の両方で使うことが出来ません。いや使えないことはないのですが、一方を使うと他方は設定を忘れて最初からログインし直せと言われます。さらに専用アプリは残高確認しか出来ませんので、アプリは iPhone で使うことにし、振替等のオペレーションが必要な場合は iPadブラウザーから行なうことにします。

 

パソコンで行なっていたネットバンキングは iPhone へ完全移行する予定でしたが、 iPhoneiPad を併用して運用することにしました。

 

 

 4.お買い物

スマホでもできますが、iPad なら全く問題なさそうです。画面が大きくて楽です。

 

 

 

★ 写真取り込み、編集、保管作業

 

1.コンデジからJpegを取り込むこと

コンデジで撮影した Jpeg データを iPad へ出力することは難しくありません。最近のカメラなら Wi-Fi 経由で出力できます。また、専用のアダプターを使用すればSDカードからも取り込めるようです。

 

 

2.古い一眼レフからJpeg を取り込むこと

Wi-Fi 機能のない古い一眼レフは、USB ケーブル経由で RAW+Jpeg をパソコンに出力しています。iPad へは、専用のカードリーダーを利用して jpeg を取り込むことはできそうです。

ではCFからはどうなんでしょうか?、我が家の 5Dmark2 は現役の CF 機(骨董品)です。直接はムリっぽい?

 

 

3.編集(RAW現像とレタッチ)

最近の一眼レフの RAW なら、Adobe LightRoom で現像できそうです。レタッチは、Photoshop 程の機能はなくてもイイヤというのであれば、いくらかは iPad のアプリでも対応できそうです。

しかし自分の場合は Canon 専用の圧縮 RAW を使っているので、一眼の写真の加工や取り扱いこのまま古いパソコンを使うしか手がないのかなと感じています。もう少し考えますが、実際の運用は難しそうです。パソコンが壊れたら、カメラも終わりかな。。。

 

 

4.写真の保管について

写真の保管はクラウドストレージに出力しておけばいいのかなと思っています。

現在は、コンデジのデータはすべて GooglePhoto に放り込んでいます。すべてと言っても、流出したらまずいと思われるものはその限りではありませんが、今のところ流出して問題がありそうなヤバイ写真はありません。

GooglePhoto の容量は1600万画素以内なら無制限です。初代 Canon 5D の画素数が1200万画素だったこともあって、自分の場合は1200万画素あれば十分という考えです。ですので全く問題ありません。

別途、1990年以降の家族写真はすべてデジタル化して、2005年以降の一眼レフのすべて写真と一緒に、二台の外付HDDで保管しています。直近1年の写真データは二台の内臓HDDに保管しています。

写真撮影~作品作りという趣味は終えてしまったような印象なので、パソコンが使えなくなったあとはクラウドストレージだけでもいいのかなと感じています。見返すことや再利用する頻度は少ないでしょう。

 

 

動画の編集を iPad だけで行なっているという話はよく聞きますが、そうはいっても本気で写真の編集をするつもりがあるのなら、パソコンは必要ではないかと思います。 

 

写真ではありませんが、その他、ホームページのデータや音源などのバックアップも、クラウドストレージの GoogleDrive に放り込んでいます。最悪流出しても、消失しても、諦めはつきます。

一方流出してはまずいと思われるエクセルの書類はクラウドストレージでの運用をためらって、現在は二つのHDDでマニュアルコピーしながら、また外部のメモリースティックに時々バックアップしています。

GoogleDrive の容量は15GB までが無料、現在 11GB 位使用しています。iPhoneiPad のバックアップは iCloud を利用しています。容量は 5GB までが無料、それ以上は 50GB までが月々130円程度でしたか、まあこれなら許容範囲です。

 

クラウドストレージは、最悪、流出・消失の危険性はあるものと覚悟しておいたほうがよいと思います。

 

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iPad(第六世代)

 

★ 通信作業

 

1.もしもし電話

iPad では FaceTimeApple専用ip電話) で電話ができますが、電話はスマホ任せにするつもりです。と言ってもスマホでの電話利用は 090、050、FaceTime、LINE 全部含めても月に数回ですから、あまり大きな問題ではないです。

 

 

2.メール

メールは、スマホiPad の片方で運用すれば良さそうですが、緊急性が低ければ、在宅 iPad だけでもいいのではないでしょうか。

メールアドレスは、ネット遊びを20年以上もやっていると、なんだかんだで10個あります。いくらか整理してもそんなものです。メアドの整理をしながら、不要なアカウントと縁を切りながら、iPad へ10個のアカウントを登録しました。ほとんどは imap ですが、どうにもならんものは popMail で設定しました。WEB  mail が可能なものは全部ブラウザに URL を登録して、運用をイメージしながら動作確認をしました。20時間以上かかりました。。。

ちなみに、iPhone に登録しているメアドは3アカウントです。

 

 

3.LINE

メールに比べて即応性の必要が高い LINE は、主にスマホに任せます。返事ひとつで終わらない場合はパソコンを立ち上げていましたので、これを iPad で運用できれば助かります。

ちなみに、LINEは同一アカウントで複数のスマホを使っての利用はできませんが、パソコンとタブレットスマホ各一台なら同一アカウントでの運用が可能です。iPhoneiPad  の共用ができるのはかなりありがたい。これでいちいちパソコンを立ち上げる必要はなくなります。

 

 

 

★ ドキュメント作成

 

1.表計算(エクセルシート)

エクセルに関しては少々自信があったので、たいていのドキュメントはエクセルで対応して来ました。ワープロソフトはほとんど使った事がありません。ですので、エクセルの資産がたくさんあります。

iPad ではエクセルが使用できますが、10インチ以上のディスプレイでは有料です。しかも、初期費用ではなく月々払いのランニングコストがかかります。初期投資だけなら1万円でも我慢できても、ランニングなら月額500円でも辛い。

今回無印 iPad を買ったというのは、この10インチ以内は無料という利点を重視したからでもあります。とりあえずエクセルをダウンロードして、現在のエクセルシートを読み込ませてどこまで編集できるかやってみます。VBA は潔く、マクロは残念ですが諦めましょう、でも関数は諦められません。マウスがないので、操作はやりにくいと思いますが、タッチペンで補う事ができるようであればそれを買ってでも、エクセルは使いたいと思っています。

Apple の Numbers、Googleスプレッドシートなど MicrosoftExcel に似たようなソフトがあります。どれを選ぶかは、使用料、将来的に iPad Pro か パソコンへのリプレースなどを加味して慎重に検討しようと思います。

 

保管は画像と違ってクラウドストレージは利用したくありません。容量的には少ないので、機器内のストレージに保存しておきたいです。

 

 

2.その他のドキュメント

ワープロ不要、お絵かきも不要ですが GoodNotes くらいは使ってみようかと思います。遡れば1990年ごろに使っていた Macintosh で MacDRAW を使ったときのような感覚が戻ってくるかもしれません。

 

 

3.ホームページの編集

契約しているサーバー上のファイル(ホームページ)の編集はできないことはなさそうですが、パソコンのように行きそうにありません。とりあえず FFFTP で、サーバーへのアクセスはできるようにしました。

実際の運用イメージは、都度、バックアップ先の GoogleDrive から iPad へダウンロードして、編集して、GoogleDrive と webサーバーへアップロードしなくてはなりません。面倒ですね。。。

今後もホームページの運営をする気があるなら、ノートでもいいからパソコンが欲しいですね。

 

 

 何をするにも時間がかかって仕方がありません。。。。

 

 

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