道楽者の詩

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春のお買い物 トレッキングポール ヘリノックス FL-120

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Helinox FL120

 

トレッキングポールを新調しました、というか、購入予定はなかったのですが強力な営業トークに丸め込まれてしまったというか、道具好き、試してみたいという性分が災いしてしまったというか。活性化しているところに触媒を放り込まれたら仕方ないわな orz

 

腰と膝が悪い私にとってトレッキングポールは必須なのです。最初はダブルストックでしたが、最近は、一本はザックにくくりつけてシングルストックで歩いています。40度を超える急登ではピッケルのような使い方もしますし、頭上の枯れ枝を払う事や足元に落ちている枝を払う事もします。いつ壊れても構わないというつもりで、かなり手荒く使っています。

 

というのも現在使用しているトレッキングポールは2本で税込3000円、一流ブランド品に比べて非常にリーゾナブルなのです。さらにこれだけ手荒に使っているにもかかわらず、アンチショック機構以外は壊れたことがありません。さらに石突きキャップはねじ込み仕様でなので脱落・欠損する心配もありません。ですので、買い替えるつもりなど全くなかったのです。見掛けがボロボロになったり、置き忘れたり、紛失したりで、これまでに4~5セット購入しました(うち2セットが健在です)。

個人的には非常にお勧めできるトレッキングポールなのです。

 

 

あえてDABADAの難点を挙げれば、グリップのコルクが早い段階でボロボロになることと、やや重いこと位です。重さの対策として最近は、一本のポールをもち手を代えながら使用しています。そして重いことは枯れ枝を払うには都合がいいです。

 

現在使用しているDABADAと、新調したHelinoxFL120の違いを列挙してみます。

1.HelinoxFL120 は、明らかに軽い(HelinoxFL120:150g/1本、DABADA:220g/1本)。

2.HelinoxFL120 は、収納時の長さが3cmほど短い(53cm)。

3.HelinoxFL120 は、石突きキャップがねじ込み式でないので紛失の可能性大。

4.HelinoxFL120 は、グリップが細くて長い。掌の大きい人には不向きかも。

5.HelinoxFL120 は、アンチショック機構はない(特別困らない)。

6.二本での税込価格は、DABADAは3000円、HelinoxFL120は14850円。ざっと5倍。

 

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DABADA と Helinox

 

トレッキングポールといえば LEKI とか BlackDiamond が有名です。山岳ガイドさんの所有率は高いのではないかと感じています。ところが Helinox を知ったのはこちらのガイドさんの動画です。

 


おすすめトレッキングポール Heli Nox LBB120|Kuri Adventures

 

道具好きの私には衝撃的でしたね。これはいいんじゃないと感激しました。次の瞬間諦めがついたのはお値段が18000円+Tax という事実です。これですんなり諦めはついていたのですが、モンベルの店頭に実物を置いていたのはびっくりしました。

Helinox の製品は確かに欲しいと思っていたのは事実なのですが、あえて目をそらすようにしていたのも事実です。ところが首根っこを押さえつけられて、実物を手にとって確認させられてしまうと、嗚呼、断りきる事ができませんでしたぁ。

 

LBB120 は、回転して留める機構ではありません。回転させて締めるタイプは雪原で使うと徐々に緩みいきなりカクンとなります。LBB120 はその心配がないので雪山でも安心して使えます。多分 LBB120 の方も買ってしまいそうな気がします。