道楽者の詩

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トレッキングポールはこれで最後、ヘリノックス LBB120

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Helinox LBB120

 

この製品(Helinox LBB120)のことを知って約1年、かなり逡巡したのですが結局買ってしまいました。どうせ買うなら最初にスポンと買っておけば、回り道や無駄銭を使わなくてもいいのですが、それができないのは情けないところです。道具の購入に際してどちらにしようかとお悩みの貴兄には、「最初から良いものを買っておくのが近道よ」と申し上げておきます。

 

この製品の最大の利点は、回転式でなく、ワンタッチで伸縮できる点です。これは非常に感心したものです。特に積雪時のトレッキングでは、ピッケルとの持ち替えの時に有効です。またロック機構が回転式ではないので、次第に緩んで突然カクンと縮んでしまう恐れもありません。雪原で使用していると、突然縮んでびっくりしてしまうのはどなたも経験されているところでしょう。

 

そして縮長が51.2cmとかなり短く、上手くやればザックの中に収納してしまう事も可能です。ザックの外にくくりつけるとしても、ザックの上に飛び出すことはありません。ですので少々のヤブであっても、ポールの先端が木や枝に引っ掛からないので、ストレスを増長させることなく歩けます。

 

詳しい製品紹介はこちらをどうぞ。


おすすめトレッキングポール Heli Nox LBB120|Kuri Adventures

 

 

 

 

所有しているのは上から、

DABADA トレッキングポール  重量:210g(1本)、収納長:56.5cm、

ヘリノックス FL120  重量:150g(1本)、収納長:53.3cm、

ヘリノックス LBB120  重量:215g(1本)、収納長:51.2cm、

 

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トレッキングポール 3種



 

実際に使ってみた感触としては、やっぱり「軽さは正義」ということです。軽い FL120 に慣れてしまっては、重いものは手に取りにくい、それなりの理由(根拠)がないと戻れないと感じます。でも知らなければ全く問題ないということも、残念ながら事実です。

 

ですので、安さが正義というのであればDABADAのトレッキングポールで全く問題ないと思います。私はDABADAを5セット買っていますが、伸縮機構が壊れたものは一本もありません。ただ、グリップのコルクの耐久性が低いので、コルクが剥離しないように予め保護しておくか、剥がれ落ちたら何らかの代用品で補修しないといけません。

 

軽さを求めてカーボンに手を出される場合があると聞きますが、避けておいたほうがいいと教えられています。外見上壊れていなくても、実際には割れている場合がある、すなわち壊れているのがわかりにくいので危険だということです。

 

自分の場合は、無雪期は軽い FL120 を、積雪時は LBB120 を使うことになるでしょう。現有の DABADA 3セットは、1セットを譲渡、1セットを貸与、1セットを予備で車載となります。

 

今回の LBB120、プラチナ会員の私はモンベルで買いましたが、非会員であれば5%還元のおかげでアマゾンのほうが微妙にお安いです。

 

 

 

 

 

 道具好きの私も、トレッキングポールとの戯れはこれで終わりです。ザックもオスプレーで十分満足できています。衣類に関しては、冬物は少し再考の余地が有りますが、あまり深刻ではありません。最後まで懸念が残るのは靴ですかね、まだ十分には満足しきれてはいません。

 

bluesboy.hateblo.jp