道楽者の詩

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登山者のためのレスキュー保険

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加入しましたので紹介します。

 

レスキュー保険、年間保険料4000円、補償額は300万円まで(捜索費、救助費)

 

特徴はこんな感じです。

www.nihiho.co.jp

 

 

登山者のための保険は、モンベルをはじめいくつかあるのですが、だいたいは総合保険です。捜索費補償に加え、治療費補償とか、入院費補償とか、死亡補償などがパックになっています。一見便利そうに感じますが、治療費や入院費用は別途生命保険のオプションとか県民共済の保険でカバーできていたりしませんか?、また、レスキューに関する部分には条件がついていたりするのでややこしいのです。

 

今回紹介している保険はレスキューに対して特化した保険で、条件はただ一つ「遭難と認定されて捜索・救助活動が行われた場合」が対象になるということです。遭難と認定されるには、まず警察か消防にヘルプを出せば大丈夫じゃないかという話です。

 

「滑落」「転倒」「転落」はもちろん、「道迷い」や「疲労」「病気」も、さらに「落石」「雪崩」「落雷」「悪天候」「鉄砲水」など、遭難の原因を問わず補償するのが、「レスキュー費用保険」の大きな特長です。季節・場所・活動形態も問いません。

 

これがありがたいですね、毎度毎度入山届けが出せるわけじゃなし、滝に行く際は道がないことも珍しくありません。また、私のように腰に問題を抱えている(医師による検査の結果はOKといわれています)者や、35年前とはいえ数年間メニエルによるめまいに煩わされた経験がある者にとっては、いつどこで何が起きるか常に不安を抱えています。近隣の低山にしか行っておりませんが、備えはあったほうがよろしいでしょう。

石橋を叩きすぎて叩き割ってしまったり、備えすぎて憂いたりする事もある私ですが、友人に勧められて加入しました。

 

山で遭難してヘルプを出した時、警察や自衛隊などの公的機関だけでの捜索であれば基本的に請求はされないそうです。しかし警察が民間に依頼したり、地元の消防などの力を借りるとそれなりの請求が発生します。ヘリコプターなど出動すると、かなり高額になります。

sunspotnews.com

ヘルプを出す時に「この予算で」というのはないでしょう、生きるか死ぬかの問題です。安心して「今」を楽しむには、必要な勉強や技術の習得の努力はもちろんですが、それ以外にも備えがあったほうが楽しむことに繋がるでしょう。