道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

高瀑 西日本最大の氷瀑は息を呑むスケールだった

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西日本最大といわれる高瀑(たかたる)は愛媛県石鎚山系の北斜面、標高1300mの辺りにある、落差132mとされる滝です。アクセスは非常に厳しく、私にとっては写真で眺めるだけの場所だったのですが、友人にお誘いいただきまして無事行って来ることができました。

この友人は、高瀑に過去4度トライして3度滝前に到着した経験がある百選マスターでして、昨年の夏は鳥取の大物「北谷の雨滝」にもご一緒していただいたつわものです。今回は、私は身をゆだねて後をついていきました。

 

詳細は別途ページを作成してご紹介します、今回はとりいそぎということで。

 

スケール感は残念ながら写真だけではお伝えしにくいですが、数字では縦132m、横100mの岩壁に氷がへばりついているのをイメージしていただければよろしいかと。

 

この日は前日から愛媛県に入りました。広島県の友人は尾道からしまなみ街道経由で東温市へ、岡山県の私は倉敷から瀬戸中央道(瀬戸大橋)で東温市へ、13:00に棚田で有名な井内の滝で合流でしました。そしていくつかの滝をめぐったあと、西条市で宿泊。

西条市駅前を朝7:30に出発、県道12号~142号の終点に到着したのは8:05。ここから車が壊れるんじゃないかと思われるような未舗装林道を進みます。ある程度の覚悟はしていましたが、結構厳しい道です。20km/h の速度を出すのは無理、だいたい10km/h 前後でないと走れません、といえば伝わるでしょうか。駐車場に到着したのは9:00、すでに4台停まっていました。すぐ後から2台入ってきました。

 

 

駐車場で一息ついて準備を整えて、歩いてスタートです。

標高差は約300m、距離は 2km 弱ですが、中途半端に雪があって石ころも転がっている道をアイゼンをつけて歩くのは結構大変でした。固まりかけた雪であれば、アイゼンをつければ非常に歩きやすいですが、雪のないところでは難儀します。毎度毎度脱着するのは大変です。途中で見えた西の冠岳はホッとさせてくれました。

 

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約2時間半かかって、滝の前に到着したのは12:00。

完全氷結とは行かず、中央あたりは水が流れていました。さらに溶け出している部分は、時折大きな音を出して氷が崩れ落ちていました。

 

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ひとしきり撮影して下山を開始したのは 13:30。道中にある数ヶ所の滝を撮影しながら無事に駐車場に着いたのは、15:50。

 

 

今回は事故なく戻ってこれただけで御の字です。

 

ちなみに服装は下記のとおりで、今回は何も問題はなかったです。

帽子:モンベル Wic. キャップ、クラビティーリサーチ ヘルメット

上衣:モンベル ジオライン MW、モンベル シャミースジャケット、モンベル ライトシェルパーカ

下衣:BVD トランクス、モンベル ライトトレッキングパンツ、モンベル サンダーパス パンツ

手袋:モンベル OutDry アルパイングローブ、モンベル クリマプラス200 インナーグローブ

靴下:モンベル メリノウール アルパインソックス

靴:モンベル タイオガブーツ ワイド、カジタックス LXT-8 アイゼン ワイド

他:モンベル Wic.ネックゲーター

携行:モンベル サンダーパス パーカー(出番なし)

 

 

黒瀬ダム湖畔から見上げた石鎚三山(左奥)と、右に連なる連峰。あの連峰の中央付近に西の冠岳があります、その尾根の向こう側にいたのかと思い出しながら帰途に着きました。

 

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高瀑のアクセスルートに関するページを追加しました。

cantam.daynight.jp

 

 

 

 

 

 

今回のために加入したといっても過言ではありません。

bluesboy.hateblo.jp