久々のホタルの撮影 ヒメボタル
ホタルの撮影はもうそろそろ卒業しようかと思っておりましたが、お友だちの誘惑でいとも簡単に引き戻されてしまいました。蛇の道は蛇と言っていいのかどうか微妙なところではありますが、上級道楽者殿には貧乏道楽者のことはお見通しというところでしょうか。
ヒメボタルの撮影には iso3200 に十分耐えうるカメラと、F1.4(暗くてもF1.8)のレンズが必要です。丁寧に使ってきているのですが、カメラのセンサー上にはホットピクセルという赤い点が目立つようになりましたので、長秒露光はもう諦めようと思っていたところでした。
このたびは何とか工夫して、現有機材でなんとか頑張ることにしました。具体的には、露光時間の調整と、ダークフレームを使った減算処理と、コンポジット後に Photoshop でせっせと後処理に勤しむということです。金はなくても時間はなんとかなります。
さて、10年前はヒメボタルの写真は珍しい部類だったかと思いますが、最近ではネットで探すのに苦労はしません。多くの写真を即座に探し出せます。趣味で撮っている人が多いと思うので、趣の異なるいろいろな写真が出てきます。
しかしながら上にアップした写真も含めかなり現実離れしていますので、ネットの写真のような光景に遭遇できるのかと期待してはいけません。興味があれば、是非一度ヒメボタルの飛翔現場をそっと観察していただけたらと思います。
撮影者(アマチュアカメラマン)が多い撮影現場であれば、会話の内容も人それぞれですので、自分でしゃべるより聞いているほうが興味深い場合があります。
私は、「撮りたいときに、撮りたい場所に行って、撮りたいものを撮りたいように撮る」、あとは成り行き任せという主義です。
天候がすぐれず、湿度も高くてクソ暑いこの時期(6~7月)、山登りは出来ません。さらには、寝るのは朝で起きるのが正午前後というのが日課の私には、ホタル撮影は都合のよいタイミングです。来年はシーズンのっけから頑張ってみることにしようかな。