道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

低山でも、登山届け、入山届けを出そう

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8月にNHKローカルで、岡山県警が登山事故を減らすために、「山岳ガイド協会のシステム(コンパス)と提携して登山者の情報を共有をすることにした」というニュースが報道されていました。そのときに書いた記事がこれです。

 

bluesboy.hateblo.jp

 

ところがいつまでたってもこの事がコンパスの「お知らせ」としてアップされないので、少々訝っておりました。10月3日になってようやくお知らせがでました。トップページに「コンパス登山届の新たな協定締結(岡山県警察島根県警察」として紹介されています。

 

その協定の内容は、「岡山県警察がコンパス登山届システムにアクセスし、登録されている登山計画を閲覧し、捜索や救助で活用できることを定めています」ということです。

 

www.mt-compass.com

 

登山届を出したとしても、その届出がその後どのように運用されるのかさっぱり分らなかったので、提出する気はあまりありませんでした。低山専門の私の場合はなおさらです。

ところが、届出を提出しておけば救助が必要になったときにはオンラインを通じて県警が届出情報を閲覧してくれるというのなら、提出する価値は十分あります。中には、プライバシーを知られたくないとか、警察と関わりあいたくないという人がいても不思議はないですが、私個人はそうは思いません。

 

私の近隣では、岡山のほか兵庫・鳥取・島根・愛媛の県警が同様の協定を結んでいる(あとは広島だけ)ので、近隣低山専門の私としては積極的に提出しようかと思います。ただ、熊山とか龍の口といったところはちょっとどうかと思いますので、節度も併せ持っておこうかと。

最も大切なのは、「登山届けの提出」ではなく、行動に先立って計画とりスクヘッジと準備を再確認することだと思っています。神頼みというのも、左脳優先の私は、「頼むというよりも自己再確認」の意味合いが強いと思っています。そういう意味でも、「届けの提出」は手段であって目的ではないということは、しっかり自覚しておきたいものです。