道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

滝の写真 No.5 兵庫県 白綾の滝

 

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兵庫県 白綾の滝

白綾の滝は落差20m強のナメ系の滝です。

滝に限らず写真を撮る時に悩むのが、全景を入れるか、一部を切り取るかということ。少なくとも、滝の一部を切り取って直射日光のあたる部分にフォーカスした上の写真のタイトルとして、滝の名称を絡めることはナンセンスです。

コンテストなどに出すつもりは全くないので、タイトルなどなくても構いはしないのですが、できれば思わずタイトルが浮かんでくるような写真が、うんうんと頷いてもらえるような写真が撮れたら満足度は高いです。静寂とか残照とか、垢のついたようなセリフは使いたくはありません。とはいえ個性的なタイトルはなかなかむずかしい、いや、ひねり出すようなものでもないかな。

部分を切り取った写真は、たまには納得できるものもありますが、消化不良なことも多いです。周囲の雰囲気も含めて絵にできれば理想なのですが、邪魔になるものがあることも珍しくなく、ある一点にフォーカスして切り取りたくなるのも人情です。

悩んでも仕方がないので、現場ではその場の雰囲気で自由にいろいろ撮って、帰ってじっくりと選別加工するのがよろしいでしょう。

 

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ポン出しの図鑑的写真

こちらが全景、世間では不評とも聞きますが、個人的には嫌いではありません。

枯れ枝じゃなくて、緑があったら綺麗だったのにといわれる場合もありますが、それじゃ滝身が隠れてしまう。自分は滝見を隠してしまう緑はあまり好きじゃない。