道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

登山靴のフィッティング、試行錯誤して落ち着いた先は

ネットをうろついていると、ついつい大き目の靴を買ってしまう場合が多いという話を聞きます。まさに私のことです。

あるとき信頼できる店員さんに出会ったので、自分の足に合う靴を見繕ってもらいました。その時は、試着した印象ではやや窮屈と感じる1サイズ小さい靴が適切なサイズだと推奨されました。そうなのかなぁと納得しきれないまま、そのときは購入に至らずリソールで済ませました。

でも店員さんによっては、「当店では、あなたの足に合う靴はご提案できません」と、早々に見放されたこともあります。「小さめ」を勧めてきてくれた店員さんはたぶん正解をおっしゃっていたのでしょう。

でも「小さめ」というのはなかなか曲者でして、登山靴に限らず、それまでの小さめの靴で失敗した経験のある人は、結果として大き目の靴をチョイスする確率が高くなるようです。多少の大は小を兼ねますが、小さすぎると爪を傷めます。ゴルフシューズで痛い目にあっています。

 

・過去の経験から、自分の足は幅広甲高だと思い込んでしまっている

・新品の靴はいずれ微妙に変形して(なじんで)、感触としては緩くなってくる

新品の試着の時は、上記のようなことを考慮しておくべきだと思います。私も例に漏れず、あるときから履き心地が緩く感じるというか、靴の中で足がパカパカと動くようになり始めました。タウンユースではそれでも大きな問題ではないのですが、山歩きではちょっとまずい。

それ以降、フィッティングにじたばたと試行錯誤をしてきました。具体的にはソックスの選定とインソールの交換で、インソールは市販のものから、ホームセンターで売っているようなペラペラなものを切って試したりしました。 

 

f:id:Bluesboy:20190622200307j:plain

タイオガブーツ+純正インソール+ペラペラインソール

 

試行錯誤の末、完全に満足で着ているわけではありませんが、概ね問題はなく使用できる状態になりました。ここ1年以上、上の写真の状態に落ち着いています。純正インソールの下に、市販の長靴に使われていた 3mm 厚のペラペラなスポンジ質のインソールを敷いています。甲の締め込みがよく効くようになりました。

 

f:id:Bluesboy:20190622200817j:plain

純正インソール + 3mm 厚のインソール

 

 加えて、自分の足首周りは細いので、100均のサポーターを使って足首を太らせています。

 

最近知ったのですが、100均やホームセンターの商品を使って調整するということを、専門家もやっているようです。最初から足に合う靴をチョイスできるのがベストなのですが、大き目の靴を買ってしまったあとの善後策として、自分のやっている事が決して特殊ではなかったと、少々安心しているところです。 

 

 


登山靴の調整や補修 【100均とホムセンで解決】

 

 

新しく登山靴を新調したらインソールも一緒に交換しましょうとお勧めされる場合があります。店の方針というのもあるかもしれませんが、どうやら、靴に付属している純正のインソールは、メーカーによっては品質の低い場合があるようです。

モンベルに限れば、いきなりインソールの交換は必要はないと思います。高価なインソールも試してみましたが、しっくりきませんでした。結局、厚みの調整を施した上でモンベル純正のインソールに落ちついています。散財しましたが、試してみないと納得できない性質なので仕方ありません。

 

厚み調整用の中敷の素材はソルボセインが望ましいですが、厚みが5mmもあるようなので、安価2~3mmのスポンジ系の物でよろしいかと思います。

 

SORBO DSISソルボヘルシー フルインソールタイプ グレー L(26~26.5cm)

SORBO DSISソルボヘルシー フルインソールタイプ グレー L(26~26.5cm)