読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

何をいまさら Canon EOS M3 物語 / 軽量化して滝撮影で使えるのか

f:id:Bluesboy:20170523202207j:plain

 

観光滝ならいざ知らず、アクセスが困難な滝の撮影で改善のポイントはまずは軽量化です。いつまで滝を追いかけ続けるのか分りませんが、道があるのかないのか分らないようなところや、長時間の歩きが必要なところに重い撮影機材を担いでいくのは辛いものです。

 

EOS 60D から EOS M3 に入れ替えた時の減量は

現在のシステムの重量は1875g

60D+EFS10-22/F3.5-4.5+Tamron 17-50/F2.8+EFS55-250/F4-5.6STM ⇒ 1875g

 

 

ここから本体のみ入れ替えると、308g の軽量化になります(マウントアダプター(110g)の重量はクイックシューのそれと相殺です)。

全てをのレンズを EF-Mレンズに入れ替えると 1057g となり、820g の減量です。この場合はマウントアダプターも必要ありませんから、クイックシュー(100g)の減量分まで加味すると、920gの減量になります。

M3+EFM11-22/F4-5.6+EFM18-55/F3.5-5.6 IS +EFM55-250/F4-5.6 IS ⇒ 1057g

 

 

更なる軽量化を求めると、EF-M18-150を使うことで 1100g の軽量化になります。

M3+EFM11-22/F4-5.6+EFM18-150/F3.5-6.3 IS ⇒ 887g

 

これなら十分だろうと思います、でも、「もっと軽量化を!」、というのなら三脚(1400g)を検討することになります。

 

 

さて滝撮影に必要なレンズは、できれば(以下フルサイズ換算で)16mm~のレンズが欲しいところです。24mm スタートでも何とかなる場合は多く、少なくとも半分以上は 24mm~ で対応できます。しかし、初めてのところに行く場合は 24mm~ というのは悩むところです。それもアクセスが困難であればあるほど、「レンズがなくて~」というのは避けたいですから、できれば16~200mmくらいは携行しておきたいのが人情です。

望遠側は100mmくらいでたいていはまかなえますし、少々ならトリミング対応も可能です。ですので、望遠レンズは必ずしも必要ありませんが、ないよりはあった方が望ましいです。。

次にフィルターですが、必須なのは C-PL フィルター。そして ND16 があればなおよろしいです。C-PL で1.5段の減光、ND16 でさらに4段減光できます。

 

現在使用しているEF-Sレンズのフィルター径は、58mm、67mm、77mm でして、それぞれ C-PL と ND を所有していますので、全部で6枚持ち歩いています。EF-M に入れ替えれば、ステップアップレンズを使用して、全てのレンズを 58mm 共通で運用する事も可能です。多少面倒なのですが、フィルターは二枚でいけるでしょう。

 

 

EOS 60D から EOS M3 に入れ替えた時の費用は

考え方次第なのですが、資金のない私としては費用がかさむのは困ります。全てをそろえると、最終的には10万円以上かかりますが、Canon の Mシリーズでは 60D のリプレースが出来るわけではありません。かといって 5Dmark2 を手放す気にもならないので、M3 は買い増し扱いになります。

ということで、手始めに M3 本体と 15-45mm(換算24~72mm)を調達してみました。この一本で、滝撮影の6~7割はまかなえるでしょう。

更なる広角が必要であれば EFM11-22 を調達しないといけませんが、とりあえず(軽量化には繋がりませんが)マウントアダプターを利用して EFS10-22 で対応できないことはありません。ですのでしばらく使って様子を見て、M3 が使えると思えてからレンズを増やしても遅くはないでしょう。ちなみに、EFM11-22を入手すると、EFM18-55 も購入するでしょうね。15-45mm は売ってもいいでしょうが、使い道はあるでしょう。

 

ということで、まずは M3 + EFM15-45 で45,000円、

マウントアダプターは中古で7000円。そのうちバッテリーも購入するでしょうからさらに5000円。これで57,000円です。

さらにEFM11-22とEFM18-55 まで調達すれば、中古でもそれぞれ30,000円と10,000円の追加となります。これで10万円です。

EF-M18-150 の価格は、新品の単体では50,000円位しますので勇気か財力が必要です。

 

当面は、望遠レンズは EFS でまかなって、EFM18-150 とか EFM55-200 は購入しないでしょう。メインのカメラであればそれようの200mm以上のレンズはあったほうがいいです。でも、滝と山歩き用のカメラに、それ専用の望遠レンズまで用意することはないだろうと思います。

 

ということで、初期費用57,000円、追加が必要なら40,000万円で、総額10万仕事になります。

 

f:id:Bluesboy:20170523184931j:plain

 

 

結局 EOS M3 は滝撮影で使えるのか

いくつか問題はあるのですが、概ね使えると思います。特に軽量化に関してはかなりのアドバンテージがある事が理解できました。いくつかある問題とは、

 

問題の一つ目はバリアングルがないことです。

どうしても見上げるような構図が多くなりますので、バリアングルが無いとセッティングが非常にやりにくいのです。ファインダーは不要ですが、バリアングルは欲しいところです。でも EOS M3 はチルト式です。この点に関しては不満は残ります。

ということでチルト式の液晶で、見上げるような構図をセッティングしてみました。水平を出すところまできちんとやろうと思えば、判っているとはいえ確かにやりにくいです。でも減量の恩恵を受けたいのであれば、甘受するしかないでしょうね。

 

ふたつ目の問題は、撮影モードのカスタム登録が中途半端ってことです。

滝撮影の初期設定は、iso100、F11、-1.0EV、中央重点測光 というパラメータをモードダイヤルのカスタムに登録しているのですが、たったこれだけの事ができません。詳しく言うと、M3 は(おそらくユーザーからの強い希望で)露出補正は専用の独立したダイアルが用意されています。そのこと自体に問題はないのですが、任意の値をカスタムモードに登録できなくて、常に露出補正ダイアルの値が優先される仕様になっています。これも想像ですが、ユーザークレームがイヤなので机上で考えただけの仕様だと思います。何のためのカスタムモードだと思っているのでしょうか。

 

最後の問題は個人的なことなのですが、、、

パソコンへの取り込みがカードリーダー経由以外選択できません。実はいまだに OS は XP でして、USBケーブル経由の取り込みのソフト(EOS Utility)が対応していません。でも wifi 経由なら大丈夫だろうとタカをくくっていたのですがこちらもダメです。 Finepix XP90 という防水カメラでも出来る事が、M3 ではできません。Canon のやることは理解に苦しむことが珍しくありません。

そして、これも個人の事情ですが RAW 現像の DPP が使用できません、さらに圧縮 RAW が用意されていません。

 

結論としては、当面は M3 & EFM15-45 で運用して、焦点距離の不足は EF-S で補いましょう。軽量化に迫られたり、フルサイズを手放す覚悟ができるか、パソコンのリプレースが出来るなどの準備が整えば全面的に移行できるかもしれません。

 

 

 

 

MARUMI カメラ用フィルター DHG ND 16 46mm 光量調整用  073042

MARUMI カメラ用フィルター DHG ND 16 46mm 光量調整用 073042

 

HAKUBA ワンタッチレンズキャップII 58mm KA-LC2-58

HAKUBA ワンタッチレンズキャップII 58mm KA-LC2-58

 

何をいまさら Canon EOS M3 物語 / 購入までの経緯

f:id:Bluesboy:20170523120304j:plain

 

このたびちょっと血迷った感も否めませんが、生産終了になった Canon EOS M3 & EF-M 15-45mm を買ってしまいました。ついでに EF レンズ用のマウントアダプターも中古で。

これはいわゆるミラーレスカメラですが、パナソニックやオリンパスのマイクロフォーサーズ(M4/3)とは異なり、センサーサイズは APS-C サイズという、 M4/3 よりもちょっと大きなものです。EOS Kiss や 80D、7D と同じサイズです。

 

実はミラーレスを入手したのは初めてではありません。最初に買ったミラーレスは2009年、パナソニックの M4/3 の GF1 と G1 です。8年も前のことです。

 

f:id:Bluesboy:20170523120812j:plain

 

白いGF1に20mm(フルサイズ換算40mm)パンケーキレンズだけでなく、マウントアダプターを介して Canon の EFレンズを装着し、さらにビューファインダーも装着して遊んでいました。そしてバリアングル液晶を搭載し、ビューファインダーをビルトインした G1 も入手して、14-45mmのズームレンズを装着していました。

スナップは GF1 に 20mm で、滝撮影はバリアングル液晶の G1 でいけると思っておりました。

 

スナップはともかく、滝撮影には問題がありました。滝撮影には、換算16mm~のレンズが欲しいところであり、またRAW現像もはずせません。当時の現像ソフト Sylkypix は自分のパソコンでは重過ぎて実用的ではありませんでした。また超広角レンズは非常に高価で、Canon の一眼レフを手放して全面的に M4/3 に移行するかどうかをせまられるような状況でした。

 

当時は、レンズのラインナップや高感度耐性などの点でM4/3は中途半端感が否めませんでしたので、EOSから全面的にLUMIXに移行することは考えられませんでした。結局はミラーレスはお試しをしただけで全て手放す事になりました。

ちなみに現在のミラーレスは Fuji の Xシステムが最もすぐれているのではないかと感じています。またM4/3 もレンズを含むシステムは格段に充実してきています。さらにパナソニックでは、M4/3 はフラッグシップ扱いですから、C社のような中途半端な出し惜しみ仕様などありません。ですからM4/3は、以前より安心して身を預ける事ができるようになってきています。

 

このような経緯もありながらレンズ資産のこともあって、一眼システムは Canon EF システムでがんじがらめになっておりますので、私としてはそう簡単に他システムに移行するのは度胸と割きりと覚悟が必要なのです。

一方、山歩き用のコンデジくらいなら自由な選択ができます。こちらもいくつか試してきて 現在は耐久性を重視して Finepix XP90 を使用しています。しかし画質に関しては少々残念なところです。画質を求めて、1インチセンサーとか、ミラーレスも考えましたが耐久性・携行性・速写性を優先してポケットにも入れておける程度のものを使用しています。

 

ところが山歩きでもミラーレスなら使用できると思わせてくれたくれた人がいました。山岳ライターの小林千穂さんというかたです。この方を知ったのは、ガイド役としてNHKの「にっぽん百名山」で穂高のガイドをしていた時です。頂上を前にして「お先にどうぞ」というセリフには、宇治長次郎を思い出してしまいました。この小林さん、今年1月にNHKで放送された「にっぽんトレッキング100」の旅人として、欅平から黒部の水平歩道~雲切新道を経て裏剱まで歩きました。この時、元祖GF1をたすき掛けにして携行していました。

私の歩く山道はこんなに不安定できついところはありませんので、一度このスタイルをやってみたいと思い始めて数ヶ月。ヤブのない山歩きでは使えないだろうか、あわよくば滝撮影用で60Dにとって代われるのではないだろうかと、とりあえずお試しで入手することにしました。

 

つづく。

 

経験ゼロからのステップアップ 女子の山登り入門

経験ゼロからのステップアップ 女子の山登り入門

 

 

ETSUMI 液晶保護フィルム ZERO Canon EOS M5/M10/M3対応 E-7337

ETSUMI 液晶保護フィルム ZERO Canon EOS M5/M10/M3対応 E-7337

 

Canon レンズマウントアダプター EF-EOSM

Canon レンズマウントアダプター EF-EOSM

 

 

山登り用の手袋 ブラックダイヤモンド クラッググローブ

f:id:Bluesboy:20170521190034j:plain

 

以前買ったブラックダイヤモンドのクラッググローブがかなりへたってきたので、新調しました。配色を含めたデザインが変更されていました。

 

bluesboy.hateblo.jp

前回の購入から1年8ヶ月くらい経っています。これまでいろいろな手袋を使っていたので、この手袋の使用頻度はそんなに高くありませんでした。しかし、メインで使うなら1年に一回は新調するというくらいの心の準備をしていたほうがいいかもしれません。

 

手袋は、帽子や靴下やアンダーウェアとともに、あまり目立たないけれど重要なアイテムだと思っています。これまで数種類の手袋を使いましたが、積雪期は別として、最終的にはクライミンググローブがいいのかなと感じております。

 

とりあえずモンベルの手袋を調べてみると、通気性のよいクールグローブ、WIC.クール ライトグローブ、掌にヤギの皮を使用したトレッキンググローブあたりが候補になります。

印象ではありますが自分の使用状況では、通気性のよい手袋はたぶん耐久性が不足しています。皮の手袋はよさそうですが、お値段がそこそこなのと、メーカーロゴが大きすぎます。

 

手袋の目的は怪我から守ることです。紫外線対策も必要かもしれませんが、最優先ではありません。ですので、手の保護能力というのが一番大切だと感じております。

たとえば林道を歩くだけなら手袋なんかなくても大丈夫でしょうし、岩場を登るなら手袋なしか、滑り止めのゴム手袋のほうがいいかもしれません。そのような「特殊な場合」は積雪期と同じく別扱いとして、一般の山の中を歩く時には経験上この手袋が一番安心できます。

 

ロープを握ったまま滑り落ちてもやけどから守ってくれた、トゲトゲの植物から守ってくれた、ダニから守ってくれた、下りで勢いを止めるに立木にしがみついても怪我をしない、ササヤブの中でも躊躇なく手を使って掻き分けられる。手首でがっちり留めているので簡単にはずれない、脱げない、気持ち的にも一番安心して使用できました。

下の写真は、激坂の下りで根曲がり竹をロープ代わりにした懸垂下降中の図。

f:id:Bluesboy:20170521192851j:plain

 

実はこのクラッググローブはスマホが扱えます。といっても擦れて生地が薄くなった古い手袋はレスポンスがいいのですが、新品では伝導性が低く、なかなか上手く使えません。

そんな時はこれ、導伝糸で加工します。