道楽者の詩

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足首のサポーター McDavid M437

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McDavid M437

昨年10月下旬に登った大山山系の烏ヶ山からの下山中、右足首のアキレス腱を痛めてしまいました。そのうちなんとかなるだろうとあまりケアをしていなかったのですが、遅々として回復の兆しが見えません。医者の話によりますと3週間の安静ということでしたが、絶好の季節にそれはできませんでした。

ということで、12月中旬から約2週間自宅謹慎をして、ようやく回復の兆しが見えてきました。アキレス腱を縮める方向に足を動かすと痛みが走っていたのですが、それも徐々に治まりつつあります。でも正座はまだ無理です。

 

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ケアというほどではありませんが、ここ数日は24時間テーピングをして軽く固定しておりました。ところが長時間キネシオテープを貼ったままにしておくとどうしてもかぶれてきます。そこでサポーターを調達することにしました。試着なしでいきなりネットで買う度胸はないので、一応スポーツショップに出向いて試着して来ました。

商品としては、ZAMSTMcDavid というブランドがありました。足首を固定する製品は、どちらのブランドも固定力に応じてレベル1~3まであります。レベル3はギブスのような感じ、レベル2はゴムでしっかり圧迫する感じ、レベル1はネオプレンでソフトに包み込む感じです。

これらの製品を装着したままで現在使用しているトレッキングシューズを履くのは、どれを選んでも難しいです訂正:案外そうでもなかったです)。ということで、固定することを優先してレベル2を選択しました。

レベル2だと、ZAMST は A1、 McDavid は M437 という製品名で、どちらも似たような感じです。でも McDavid の M437 にしたのは装着感です、自分の足にはこちらのほうがしっくり来ました。でも ZAMST の A1 でも問題はないと思います。かなり迷いました。

 

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McDavid M437

 

ソフトタイプ (レベル1)は固定感には乏しいですが、試着した感触は ZAMST の FA1 がよかったです。

 

ZAMST のレベル1

 

ZAMST のレベル2(左右別、サイズ別)

  

McDavid  のレベル1(左右別、サイズ別)

  

McDavid  のレベル2(左右別、サイズ別)

McDavid(マクダビッド) ストラップ アンクルラップ 右足用 M437R ブラック M

McDavid(マクダビッド) ストラップ アンクルラップ 右足用 M437R ブラック M

 

山に登るときにはこのサポーターは分厚くて装着できませんので、しばらくはキネシオテープでテーピングしておこうと思っています。二年ほど前はローカットシューズを履いていたこともあって、足首の怪我の予防のため毎度キネシオテープを巻いていたので特に問題はありません。多少手間はかかりますが。

訂正) トレッキングシューズを持参して確認しますと ZAMST FA1(レベル1)は余裕で履く事ができました。レベル2の McDavid M437 はギリギリですが、大丈夫でした。三足所有しているうちのワイドタイプの二足はたぶん大丈夫、ノーマルのツオロミーは FA1 なら大丈夫のようです。キネシオテープは非常時だけにします。

 

ただ、腰にはコルセットを巻いて、足首はテーピングして、そこまでして不整地の山道を歩いて山に登る必要があるのかとは思うことはあります。。。

 

トワテック キネシオロジーテープ スポーツタイプ 5cm×5m 6巻

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モンベル マウンテンストライダー パンツ 雪山トレッキング用に調達

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モンベル マウンテンストライダー パンツ

 

雪山トレッキングと言っても、中国地方の山、伯耆大山、氷ノ山のあたりをターゲットにしたお話です。いろいろありましたが、モンベルの少し裏起毛が施された厚手のパンツ、マウンテンストライダーパンツを入手しました。

この生地は、二方向のストレッチが効くうえに、立体裁断されていて腿上げが楽な仕様です。まさに大股歩き(ストライダー:アリソン・フェリックスをイメージしてもらえばよろしいかと)が可能です。

 

昨シーズンが終わった時点で、雪山トレッキングに最も足りないものはボトムス(パンツ)という結論になっていました。

 

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アイゼンは12本爪を、型落ち品を安く入手することができています。靴の都合もあって、アイスクライミングには適しませんが、ウォーキングで使用するには不足のない代物です。

残っていたパンツの対策は、ほとんど脳内のみですが悶々と物色をしておりました。その結論が今回購入したマウンテンストライダーパンツということです。ハードシェルじゃないのか、おいっ?、と思わないでもないですかね。

 

雪山に限らず山歩きの着衣の基本はレイヤリングであることは言うまでもありません。ボトムス(下衣)についても基本は三層、汗を吸い取るベースレイヤ、水分拡散・保温・断熱・防風のミドルレイヤ、完全防風・完全防水のアウターレイヤーです。

 

昨年は、タイツと中厚パンツだけではやや寒かった。スパッツに覆われていない膝より上の大腿部がかなり冷えているのが自覚できました。中厚パンツとレインウェアではやや暑くて、汗が滴った。

それで下記の二つのパターンを考案しました(机上だけの話です)。

 

  ベース ミドル アウター

ジオライン

ハーフタイツ

<薄手のパンツ>
・ライトクリフパンツ
・トレールアクションタイツ
<ハードシェル>
・ライトアルパインパンツ
・マルチトラウザーズパンツ

ジオライン

ハーフタイツ

<厚手のソフトシェル>
・ロッシュパンツ
ノマドパンツ
<レインウェア>
・ストームクルーザー フルジップパンツ
・ストレッチレイン フルジップパンツ

 

 

1のパターンは、行動の最初から最後までハードシェルを着用しておく事を想定した案です。ハードシェルはどうしてもゴワゴワしていて歩きにくいのが難点なので、ミドルは思いっきり楽なものということでリストアップをしたのはライトクリフパンツとトレールアクションパンツ。これなら一般のトレッキングパンツよりも動きやすいでしょう。

 

2のパターンは、行動しやすい厚手のソフトシェルパンツを信用して、ハードシェル(レインウェア)は緊急用とする事を想定した案です。行動中に着脱することを考えると、両サイドが全開するフルジップ仕様のレインウェアが有効です。

 

ネット情報だけでなく識者の方にも何度も相談しました。それらから得た結論は「中国地方・晴れの日専門・日帰り」という私の条件だと、ハードシェルよりも動きやすいソフトシェルをメインに考えたほうがよいのではないかということです。ラッセルもやる気があるなら別だけど、ラッセルをするつもりがないのなら、レインウェアは携行しておくとしても、ほとんどの場合はソフトシェルで大丈夫ではないかということです。

ラッセルに関しては、過去に、風通しのよい作業ズボンと長靴のいでたちで滝に向かっていたときの事です。腰までズボッと踏み抜いてしまって、雪の中を泳ぐハメになり、長靴の中に雪がたっぷり入って足が氷漬けになってしまって、悶絶して逃げて戻ってきた事があります。ラッセルはもうこりごりです。

 

 

ということで、雪を前提としたソフトシェルに分類されているロッシュパンツとノマドパンツを試着しました。

ロッシュパンツはどうもフィット感がいまひとつでした。身長170cm、体重70kg、胴回85cm の私の場合、これまでモンベルのパンツのサイズはすべて L-Short サイズでフィットしているのですが、ロッシュパンツではそれが当てはまりませんでした。動きやすさに関しても、耐久性を持たせたからなのかやや硬く、「動きやすい」と思えるような印象ではありませんでした。

方やノマドパンツのサイズ展開には L-S がありません。Mだと腰周りと腿はパツパツ、丈はちょうど。Lだと腰周りはガバガバ、丈は長袴。どうもうまくいきません。動きやすさはノマドパンツのほうが秀逸だし、デザインもシンプルでよいのですが、フィット感は残念でした。

 

仕方がないので、ターゲットを「裏起毛付きの厚手」にまで広げました。そこで見つけたのが「マウンテン ストライダー パンツ」です。カタログによるとノマドパンツとは生地が異なります。気になるのは、「水分拡散・保温・断熱・防風」のうち、防風性能です。カタログではその違いはよく判りませんので、尋ねてみると「似たようなもの」ということです。似たようなものなら素材を替える必要もなかろうにとは思うものの、上記の四つの性能はノマドパンツとほぼ同等と理解して、フィット感と足上げのしやすさが良好なマウンテンストライダーパンツをチョイスしました。

緊急時を想定して携行するハードシェル(レインウェア)は、使うとすれば行動中の着脱が想定されるので両サイドが全開するフルジップタイプが望ましいです。しかし、今回は予算が回りません。手持のレインウェアをバッグに入れておくことになります。

 

室内でのイメージトレーニングの段階では、マウンテンストライダーパンツの履き心地はかなり気に入っております。あえて難点を挙げれば、左足の大腿部にあるポケットが邪魔なこと。リフトのチケットでも入れておく想定なのかもしれませんが、うっとうしいです。中厚のストライダーパンツのポケットも、足を上げる時にかなり違和感を感じます。マウンテンガイドパンツは、不思議なことに違和感を感じません。

それはそれとして、準備が出来たらそれで満足してしまいやすい私です。とりあえず早めにデビューさせないといけませんね。