滝の写真 No.33 鳥取県 船上山千丈滝(雄滝・雌滝)
大山山系の東北端、船上山の千丈滝は落差100mクラスの滝が二本並んで落ちています。屈曲して落ちてくる雌滝の落差が90m、直線的に落ちてくる雄滝の落差は105mとされていて、大分の百選滝「振動の滝」クラスの規模です。残念なのは水量で、雪融け時期以外はあまり期待が出来ないといわれています。
アクセスはさほど困難ではありません、テーブルマウンテンの岩肌(屏風岩)の下方に付けられた横手道(トラバース道)を歩いていくだけで、滝下に到着できます。
ちなみにこの船上山は、流された隠岐から脱出した後醍醐天皇が次なる戦いに備えて立てこもった地とされています。
どうでもよい話でありますが、このブログのプロフィールアイコンの雪だるまは、千丈滝(雌滝)直下にて愚妻が作成したものです。
滝の写真 No.32 鳥取県 鱒返しの滝
鱒返しの滝は、大山山系勝田川の支流に架かる、落差60mの大滝です。三段の滝とも言われていますが、実質二段とも言われます。対岸に設置された展望台からでは、その真実を確認できません。この目で見ようと思えば、展望台の近くから滝壺を目指して、絶壁を降りていくしかないようです。
下りて行った人もいるので、何とかなるとは思うのですが、腰の具合も悪いし、無理が利き難くなっているので、ややこしいところへ乗り込むのは辞めようと思っています。
また、この滝のさらに下流には落差15m程度ではありますが、裏見ができる下の滝があると知らされ、二人で行ってきました。大きな岩をいくつも乗り越えていかなくてはならず、決して簡単ではありませんでした。