道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

グループ登山と単独登山(ソロ登山)

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私はグループで行動することはほとんどありません。仕事や義務であれば別としても、基本的には群れるのが苦手というか気を使うというか、要はめんどくさいので何事につけても単独行動をする事が多いです。よほど気のあった人であれば2~3人で行動することはありますが、寄せ集めの大勢で行動するのは苦手です。

酒は苦手だし、会食も苦手(食えるものがない)だし、集団行動は気疲れするのでなんとかクラブなどという団体に加入するのも難しいです。

 

とはいえ、単独での山歩きには不安や危険は付き物でして、特にバリエーションルートや、初めてのコースは不安です。極力人が少ない時を狙っているという事もありますが、一日歩いても誰にも遭わないことなんて珍しくありません。

また、クマ対策や怪我などを考えると、単独行での不安要素は多いものです。実際、冒険心でワクワクなどしたことはありません、いつも不安は抱えています。

 

それでも昼間なら何とか一人でやってきておりますが、夜中に山の中を一人で行動するのは不安もマックス、出来ません。夜中に二人ってのは経験ありますが、一人ではムリっぽいです。テント泊とはいいません、しっかりした避難小屋くらいなら泊ってみたいと思うことがありますが、今のところ一人で泊まるのも出来そうにありません。何が起きるかわからないので、コ・ワ・イ。

 

ソロ登山・単独行動のメリットは

最大の利点は自由だということ

後にも先にもこれに尽きます。特に私のように、身勝手・わがまま・自己中?の者はこれが最もありがたい。予定・ルートの変更や、休憩のタイミングや休憩時間の長さも全て自分の都合次第、誰に断る必要もありません。

自分の場合は目的地に向けてまっしぐらという歩き方をしなくて、キョロキョロと周囲を眺めながらチンタラと歩くのがスキなので、歩くペースをあわせると何をしに来たのか分らない、全くもって楽しくありません。

 

歩いた道や周辺の記憶は、一人のときのほうが強く残る

車の運転をする人は分るでしょうが、運転をせずに連れて行ってもらった時と、自分で運転して行った時では、ルートの記憶や周辺の印象には雲泥の差があります。特別危険なところでなければ、やっぱり自分で運転していくほうがいいでしょう。

 

最初は誰かについて基本的なことを教わりたかったのですが、身の回りにそのような人はいません。辛うじて山岳部だった愚息から少しは教えてもらえましたが、体力も目指すところもレベルが違いすぎるのでほとんどはネットで独学するしかありません。

ある程度小さな失敗を経験すれば、不安もその分だけは軽減します。全て自己責任ということになりますが、一人で行動するのが次第に楽になってきています。

 

 

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一方団体で行動される人も多いです。5人以内のパーティーなら微笑ましくも思えますが、バスでやってくるツアーのような団体さんもいます。まるで小学校の時の遠足のような感じです。

何度か出会った事がありますが、団体さんはとにかく喋りが多くて道を塞いでしまい、簡単に追い越せません。あんたら、一体何が目的で来ているのかと問いただしたい時もありました。しっかりしたリーダーがいてくれたらいいのですが、高齢者の団体の場合は特に難しそうです。危険の少ないハイキング程度なら、それもありなのかなぁ。

 

 

 グループ登山のメリット

感動や喜びを共有できる

荷物を分配できる

トラブル時に助けてもらえる

・下山口に車をデポできる

 

頑張ってグループ行動のメリットを列挙しましたが、トラブルさえなければ、私レベルの山歩きにグループで行動する必要性は特に見出すことはできません。ツアーなんか、必要な方もいらっしゃるのでしょうが、今のところ私には考えられません。 

 

グループで登って、山頂で調理して会食するのが楽しいとおっしゃる方々がいるとも聞きますが、個人的には理解が出来ません。そもそも火を使って湯を沸かすなんて面倒すぎます。また親切心からでしょうが、あれこれ食えと勧められるのは非常に困惑します。

私は胃腸が弱い上に、食生活は一般の人と大きくずれているという特殊事情もありますが、得体の分らないものを口にするのはストレスなのです。その代わり毎度同じものを食べても苦になりません。ですから携行する食糧はいつも決まっていて、食べても大丈夫な400~500kcalのパンを2~3本、カロリーメイトゼリーとウィダーゼリーを各1個、非常食でカロリーメイト1箱、それに決まった飴10個です。山では普段から食べ慣れているものが安心です。

 

荷物を分散するということは知っています。山岳部だった愚息が、重量を気にしながら荷物の配分を計画していました。登山計画書にはそんな事も記載していました。私の場合は、そこまでシビアな山登りはしないでしょう。自分のものは自分で担ぎます。

 

怪我をした時に助けてもらえるというのは確かにありがたいです。レスキュー保険には加入していますが、見つけてもらわないことには話になりません。登山届けはコンパスで提出するようにしていますが、連絡が入るのは下山予定時刻を7時間過ぎてからです。単独の場合は携帯電波の状況には気を配っておく必要があります。

 

私のように現金もほとんど持たない(公共交通機関を利用する気がない)単独行であれば、何が何でも自力でスタート地点に戻ってこないといけません。車が二台あれば、登山口と下山口が離れているコースも選択できるので、いいなと思うことは確かにありますね。

 

 

単独行動でも集団行動でも、私個人としてどちらかをお勧めするというわけではありません。好きなように楽しいと思えるようにやればよいと思えるのですが、少しづつでも単独行動に必要な知識やスキルを習得できたほうがよいだろうと思います。

集団行動をするのであれば、グループ登山に必要な知識の習得と訓練はされたほうがよいと思います。最近はネット(SNS)で募って、グループ登山をされる方もいらっしゃるようです。一種のOFF会なので楽しそうに感じますが、聞く限り、集団行動をする場合のグループリーダーの印象とはかなり違うようです。危険や迷惑を伴う可能性が高いグループ登山のリーダーとはどういうものか、少なくともそのくらいは勉強されたほうがいいでしょう。ハイキング程度であったとしても、添乗員のような人が一人で旗を振って40~50人を連れて回っているのは迷惑です。

 

www.nhk.or.jp

yukinoshingun.com

八月、真夏の低山歩きは熱中症寸前だった

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6月後半から8月初旬まで、雨やら、暑いやらで、山登りどころかトレーニングさえも出来ておりませんでした。昨年は8月に4回、標高差500mのトレーニングに行っておりますので、今年も少しは頑張っておかなくっちゃと思っています。

今年8月、3回目のトレーニングはいつもと違うルートを選択しましたところ、下山の途中で熱中症になりかけました。中学生のときの真夏の野球部の練習を思い出すような体の火照りを感じました。意識が飛びかけなければ大丈夫だろうと思っておりますが、夏の低山は危ないです。

 

 

よく利用しているトレーニングコースは標高差500mの山です。ルートはたくさんありますがよく利用するルートは限られています。今回は、以前に頂上で出会った方に勧められたルートで登ったのですが、距離が長い分だけ時間もかかります。

暑い時期には、直射日光があたらない日陰のルートを選んだほうがよいですね。 真夏の山遊びは、準備の怠りがありませんように。

 

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bluesboy.hateblo.jp