道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

ヒラメ筋が悲鳴を上げた三坂山の急登は、開いた口がふさがらなかった

f:id:Bluesboy:20171030171346j:plain

 

三坂山は真庭市に属する標高903mの山です。山登りの対象としては非常にマイナーなのですが、一度は登っておいたほうがいいと思える山の一つです。以前はヤブ山だったらしいですが、最近はそんな話は聞きません。

またこの山の麓には、峠をまたぐ古道があります。「大山みち」と呼ばれる備前伯耆を繋ぐ古道で、三坂山のふもとの峠は一番の難所だったといわれています。

 

そんな「道」に関する興味を携えてトライしてみました。

 

私の場合は、花や植物、そして食べ物にはほとんど興味はなく、主に眺望を楽しむ事を目的として山登りをしています。今回は少々雲がかかっていましたが、北の伯耆大山から西方面の眺望が得られるすばらしいロケーションでした。懸念されていたヤブは皆無で、ありがたいことにこれ以上ない整備をされていました。ただ、興味本位で選んだ下山路ではこれまででは最悪という大ヤブに見舞われまして、かなりえらい目に会いました。

この山の名物は眺望だけでなく、急登もそのひとつです。距離は長くないのですが、三本のヘラヘラ笑いが止まらないような、あきれる急登でした。ヘタレのヒラメ筋が悲鳴を上げましたが、まあこれはこれで名物ということでよろしいかと。

 

f:id:Bluesboy:20171030171757j:plain

 

 

そして大山みちですが、少し歩いてみました。整備されすぎのような快適でフラットな森の道でした。難点は、景色に変化がないので飽きるかも。

難所の三坂峠は、南は久世と北の湯原を繋ぐ峠です。峠から南に1km歩き、また北の湯原釘貫から車でオフロードを行けるところまで突っ込んできました。

 

四駆ならかなり奥まで侵入できるようです。

 

f:id:Bluesboy:20171030172156j:plain

 

 

 

ザックのショルダーベルトのボトルホルダー モンベルとマムート

f:id:Bluesboy:20171019091126j:plain

 

ザックのショルダーベルトに取り付けるボトルホルダーというものがあります。買って使ってみたのでそのレポートです。

そもそも邪魔になるので、ショルダーベルトにあれこれ装着しないほうがいいのでしょうが、アクセスが簡単で便利なのでついついやってしまいます。かつてはスマホコンデジを取り付けていました。でも、コンデジは軽くて丈夫な防水仕様のXP90にしてから、少々ぞんざいな扱いをしても大丈夫になったので、ズボンのポケットに入れて運用しています。

 

ショルダーベルトの片方が空いたので、トレランの人がよくやっているドリンクボトルホルダーを取り付けてみようと思いました。これまでは、500ml のボトルをザックサイドのポケットに入れて、落としてしまわないようにカラビナで固定していました。ところがこれではザックを背負ったまま取り出すことも、元に戻す事もできません。水分補給をしようと思うとザックを下ろさないといけません。そのくらいいいだろうと思うのですが、それがなかなかできないのです。

今にも倒れてしまいそうなら、ザックを下ろすくらい造作もありませんが、事が起きる前の予防の給水というのはついつい後回しにしてしまいがちです。そうでなくても私の場合は面倒なことはついつい敬遠してしまいがち、その上結構我慢してしまう癖があるので、できれば水分補給は簡単にできるほうが好ましいのです。現に今年は2回も熱中症になりかけました。

だったらハイドレーションシステムのほうがいいだろうという話になりますが、それは仰々しい。加えて飲料は希釈したスポーツドリンクにしたいので、洗浄に手のかかるハイドレーションは敬遠してしまいます。残量を確認できないというのも、個人的には好みでありません。

 

そんな前提を元に、製品を探すと三種類。モンベルとマムートと、無印廉価ものです。使ってみないと気がすまないので、愚かな私は三種類入手してしまいました。

 

マムートとモンベル(アジャスタブル ボトルホルダー)はホールド性能ほか、機能的・性能的にはどちらも同じようなものです。デザインで選んでOKです。あえて違いを列挙すると、

・重量がモンベルのほうが20gほど軽い。

・マムートにはホルダーそのものがずり落ちないようにするための引っ掛けループが付いている。

・マムートは腰ベルトに通す事もできるように設計されている。

・ホールドの深さが違う。マムートは深いので1リットルボトルでもホールドできそう。モンベルは500mlを前提に考えておいたほうがいいでしょう。

・ボトルを固定する表面の巻きの方向が反対です。製作者の設計意図を察すると、マムートは右ショルダーに、モンベルは左ショルダーに装着することを想定しているのだろうか。

・留具のベルクロの向きが反対です。これも製作者の設計意図でしょうか。ザックを脱着するときに、上腕がこのベルクロに干渉することがあります。私は担ぐ時は左腕から腕を通し、下ろす時は右腕から抜きます。この場合は、モンベルは右ショルダーへ、マムートは左ショルダーに装着するのがよさそうです。

 

f:id:Bluesboy:20171019102025j:plain

以上は些細なことですが、あえて挙げました。

 

こちらのほうが参考になります、たぶん

www.ici-sports.com

 

あとひとつ大きな問題がありまして、モンベルのロゴです。決して嫌いではありませんが、あまりにも主張されると少々恥ずかしい。そもそもショルダーベルトにボトルを装着している事自体が恥ずかしいのでそっとしておいて欲しいのに、これ見よがしに目立つロゴが主張されるのは辛いです。おまけにボトルそのものもモンベルも使っているので、こんなになってしまいます。

 

f:id:Bluesboy:20171019102312j:plain

 

モンベル、やりすぎだろう。社員然とした広告塔になるのはちょっといやかな。

 

モンベルのホルダーのロゴを塗りつぶして使うか、素直にマムートを使うか。まあ、マムートのほうがカッコいいかな?

 

 

追記 半年使用後)

使い勝手はマムートのほうが使いやすいです。モンベルのほうが微妙に軽いですが、無視できるでしょう。

この追記をしているのは2月、真冬です。そんなに水分補給は緊急ではありません。ということで、現在は防水コンデジのケースとして使用しています。特にマムートのほうは、下から落ちないし、とても使いやすいです。レンズの位置の関係上、歩きながら動画を撮る事も可能です。モンベルはどうだろう、カメラによっては落下しますので、細工が必要です。下から落ちなきゃ、下手なカメラポーチよりよいですよ、逆立ちをしない限り。

 

f:id:Bluesboy:20180426155106j:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうそう、無印廉価ものはこんな感じです。ご婦人のパンツみたいにくしゃくしゃになります、コシがありません。モンベルやマムートのホルダーを使ったら、これはもう使う気になりません。一番の違いは、ブラブラしてしまうことです、モンベルやマムートのようにしっかりと装着する事ができませんから、邪魔になってかないません。

 

f:id:Bluesboy:20171019102724j:plain