地籍調査の下見で登ってみた我が家の山は、見事なヤブと急傾斜だった
地籍調査は土地の境界を明確にして記録する公的な作業です。昨年は宅地の実地検分がありました。今年は山林の実地検分があるという案内が来たので、説明会に参加してきました。できれば事前に隣接地主と協議しておいてほしいということですが、宅地ならいざ知らず、山林は難しいでしょう。「できれば」という程度の形式的なお願いでした。
実は我が家には、狭いながらも先祖より受け継いでいる山林があります。私が小学生の頃は何度か下草刈とか、薪作りのための木材の切り出し、七夕の竹の切り出し、たけのこ・きのこなどの採取などの山作業をした記憶があります。
しかし、もう40年以上ご無沙汰です。我が家の庭から見えている場所で、行こうと思えば山の麓まで歩いて5分ほどですが、なかなかその気にはなりません。
近々地籍調査があるということなので、久々に登って確認してきました。途中の社までは町内会の共同作業として年に一回掃除をしています。そこから先はかすかな踏み跡とブッシュです。記憶を頼りに登って行きましたところ、思ったほど荒れてはいませんが境界は釈然としません。一旦家に戻って母親の記憶を確認し、再び登ってみると私の記憶も徐々に戻ってきました。
比較的酷いブッシュを突破すると、歩く隙間は十分にある竹やぶになってきました。記憶の中では竹というよりも樹林帯だったのですが、竹の勢いが強く立派な竹やぶになっていました。
山の中腹から稜線までが我が家の山林で、その斜度はなかなすごい。いわゆる急登です。標高差にして60~70m程度なのですが立派な急登です。
これならブッシュのヤブコギ訓練と、急登の鍛錬、そして懸垂下降の練習は毎日でもできそうです。やりたければ木登りの練習もできますので、ご希望でしたらおっしゃってください。ヤブの中へご案内いたしましょう。