ミラーレス EOS M3 を滝行で使ってみた
体力の低下と、たまに行く滝へのアクセスは徐々に厳しくなってきていることもあって、積極的に軽量化をしたいと考えています。道中を記録する写真はともかく、目的の滝を前にして、現地で撮影する画像の質は落としたくありません。
これまでの主な装備はこんな感じです。
主撮影機材:EOS 60D、EF-S10-22、Tamron 17-50/F2.8、EF-S55-250
小道具:フィルター6枚、
サブ撮影機材:Finepix XP90
三脚:SLIK CarbonSprint 634FA + SLIK SBH-280
ザック:TheNorthFace TellusPhoto40
食料・飲料:適当に
その他:ロープ10m or 20m、ハーネス、スリング、カラビナ数個、スマホ
このうち、主撮影機材を EOS M3 + EFM15-45 に入れ替えてみたわけです。
これだけでかなりの軽量化になります。1950gから496gになりますので、約1500gの減量になります。ところが「欲」というのは底なしで、総重量500gのカメラに対して、2200gのザックと1400gの三脚はオーバースペックだろうということです。
ザックを1200g、三脚を1000g以下に抑えれば、さらに1500gの減量となり、カメラ本体と合わせると3000gの減量です。手元に3kgのダンベルがあります、実感としてこれだけの減量ができれば大きい。しかしまたまた出費となります。遊び道具は何かを売って現金を作らなくては購入するのが厳しい状況なので、悩みどころです。
ミラーレス EOS M3 を実際に使用した印象は、小さすぎて操作がしにくいです。バリアングルがないのは覚悟しておりましたが、設定等の操作がかなりやりにくいと感じました。加えて、グリップが中途半端で握りにくいという印象もあります。白魚のようなか細い指だったらいいのかもしれませんが。。。軽量化と引換えに慣れるしかありません。
防水対策について、撮影中はどうにもなりませんが、運搬中は完璧です。丸ごとジップロックに放り込んでおけば、歩行中にドボンしてずぶ濡れになっても大丈夫です。過去二度のドボン経験がありますので、ドボン対策を軽視してはいけません。
さて、軽量化に向けて、三脚はめぼしをつけています。SLIK カーボンライト E54 の中古を探しています。本体重量は1kgをきっていて、500gのカメラの脚としては十分魅力的でしょう。
SLIK カーボン三脚 ライトカーボン E54 4段 ナットロック式 19mmパイプ径 自由雲台クイックシュー式 106976
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ザックはなにがいいかな。下段に沢靴とかロープなどの濡れ物や汚れ物を収納したいので、二気室が必須です。やっぱりこれかな。
HAKUBA カメラリュック GWアドバンス ピーク25 25L 三脚取付可 ダークグレー SGWA-P25DGY
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あわせて3万円ですか、レンズを一本売るかなぁ~。
っとその前に、もっと大切な事があるのを忘れていました。EOS M3 で撮影した RAW を現像するためのパソコンがありません。なんと、私のパソコンは古すぎて最新のRAW現像ソフトをインストールできないのです。これをそろえると10万円以上になってしまいます。家計から捻出してもらえるようおねだりしているのですが、なかなか首を縦に振ってくれません。。。
落差20mの滝に出会うため、沢登り3時間
少し前のことですが、友人に誘われて広島の滝を見に沢登りをしてきました。場所は広島と島根の県境に聳える十方山の東面の中腹です。大谷と呼ばれる沢の途中にある大ゴルジュに落ちる滝で、簾滝(すだれたき)。という滝です。
我が家からは片道5時間、往復500km以上かかりました。
この沢はいわゆる「沢屋」さんには人気のある沢のようで、当日も駐車場でお二人の完全武装の沢屋さんに出会いました。私たちは「滝屋」なので、装備は全く違います。
「三脚を担いで登るのは初めて見た」といわれたような気がします。三脚は珍しくは無いと思いますが、腰が痛むのでコルセットを巻いての沢登りは珍しいかも。。。
沢屋さんの目的のひとつは沢や滝を登ることなので、ずぶ濡れ覚悟の装備です。私たち「滝屋」は滝の写真を撮る事が最大の目的なので、三脚と一眼レフが必需品で、ヘタレといわれても極力濡れないようにしたいのです。濡れたとしても膝下までにして欲しい。沢に対する心構えと、登る目的が全く違います。
結果的に、私たちは(そもそも体力に問題があって歩くのが遅いのですが、)沢屋さんの2~3倍の時間がかかります。今回は到着までに三時間弱かかってしまいました。でも無事撮影して帰れたので万事OKです。
自分としては、沢登りは苦手です。濡れるのは苦痛です。でも沢を登らないと見れない滝もありますので、いくらかの装備は用意しています。私が用意している装備はこんなところです。
・ヘルメット
・沢靴
・ハーネス
・ロープ 20m
入門用にはお勧めです。
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