私の神アプリ Field Access は山歩きで必携
スマホを使っている人は多かれ少なかれ「アプリ」と呼ばれるアプリケーションソフトウェアをインストールしています。その中でも気にいって使っているアプリを「私の神アプリ」と呼ぶことがあるそうです。神でも仏でもかまいませんが、私にもその類のアプリがあります。
FieldAccess(フィールドアクセス) には無料版もありますが、このアプリは料金を支払う価値のあるアプリです。現在はバージョンが上がって FieldAccess2 になっています。
FieldAccess2 | 地形図Viewer for iPhone&iPad
国土地理院の地形図(電子国土)を表示して、GPSで現在地を表示してくれるアプリです。機能としてはポイントにプロットできたり、歩いた経路をロギングしてくれたり、さらに磁北線を表示してくれます。ログ表示はこんな感じになります。
加えてマップ情報をキャッシング(一時記憶)しておけるので、電波の届かないところでも地形図の表示が可能なのです。これにGPSで現在地表示ができるともう道迷いの心配は格段と減ります。現在はこのアプリなしで滝撮影や山歩きに行くことは考えられない状態です。
アンドロイド系のスマホでは FieldAccess は使えませんので、ほかのアプリを使っている方は多いのですが、私個人の印象ではこの FieldAccess が一番よいです。このアプリを使うという目的のためだけで iPhone を使ってもいいのではないかとまで思っています。何も電波の契約をしなくてもいいのです、契約切れの iPhone でも WiFi環境でマップをダウンロードキャッシングしておけばお山で使用可能です。
ベタほめしておりますが、iPhone は電子機器ですから故障するすることがあります。バッテリーの問題はモバイルバッテリーで対応可能ですが、故障したり水没させるとアウトです(ガーミンGPSのほうが丈夫です)。ログを採っているときのバッテリーの消耗は、目安として1時間で10%減っています(iPhone5S & iOS10)。
スマホアプリだけを頼りに山歩きをするのはよろしくないのでしょうが、結局紙マップは持ち歩かなくなりました。念のために申し添えますと、本来は紙のマップとコンパス、そして読図の技術を携帯するべきです。
追記) 2019.9.20
現在は、Field Access は APP Store には登録されていませんので、残念ながらダウンロードすることは不可能です。Apple の電話相談にも尋ねてみました、事情は定かではありませんが、結論としては利用できなくなっています。
善後策としては、Geographica の利用をお勧めします。
Geographica のほうが多機能かと思いますが、シンプルな運用ができるほうが好きな私としては少々使いにくくて敬遠していました。また測位のタイミングや、測位ポイントの間引き機能は FieldAccess のほうがよかった印象があります。でも YAMAP とか ヤマレコMAP よりは使い勝手がよいと思います。