道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

雪山へ登る時の服装、ズボンと靴が来年の課題

雪山といえば一般的には日本アルプスや豪雪地帯の山を連想しそうなのであえて注釈を入れますが、私が行くのは中国山地の山、標高にして1000~1500m、もしくは残雪期の大山(標高1700m)程度です。以下、その地域限定のお話です。

 

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一般には山登りでは、重ね着(レイヤー)を意識して着衣を選定します。雪の山であっても基本は同じです。私の場合は着るものにはあまり頓着がないので、使えりゃそれでよいということに加え、探し回るのも値段の駆け引きみも面倒なのでモンベル一辺倒です。

食い物にも頓着がないというか食えるものが極端に少ないので、昼飯は毎日吉野屋というのと同じような感じです。

 

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上衣に関しては現在で十分かなと感じています、所有している衣類はレイヤーごとに

・ベース=ジオライン(LW)、(MW)、メリノウール(MW)

・ミドル=Wic.Tシャツ、ジオライン 3Dサーマル、シャミース(薄手フリース)、ULサーマラップ

・アウター=ODジャケット、ライトシェル(ソフトシェル)、サンダーパス(雨具)

 

これらから組み合わせを選ぶわけですが、少ない経験ながら「メリノウール(MW)/シャミース/ライトシェル、ザックにサンダーパスを」で不足は感じません。ソフトシェルといわれるライトシェルの性能は防水性こそ不十分ですが、透湿性・保温性・防風性・動きやすさはなかなか具合がよいので晴れの日専門低山雪山歩きには適していると思っています。念のため、防水性の高い雨具はザックに入れて携行しています。

ライトシェルの使い勝手がいいので、ミドルはシャミース(フリース)でなくても、別のものでもいいかもしれません。恩原高原は標高差の少ないスノーシュー歩きだったので、発汗量も少なく、シャミースでちょうどよかったです。ですが、大山は運動量が多いのか発汗量が多かったので、ミドルはTシャツでもよかったかもしれません。

自分としては少々汗をかいても苦にならないのですが、汗冷えには気をつけないといけませんから、立ち止まっているときは少々ひんやりしているくらいのほうがいいのかもしれません。

いずれにせよ中国地方の低山の雪山であれば、私のような「晴れの日専門&ラッセルはできない」というヘタレ者には十分選択肢が揃っています。

 

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一方下衣に関してはあまりにもお粗末なのであります。

所有しているのはモンベルのライトトレッキングパンツの他は、職人の店で買った中厚手と薄手の作業ズボンの二本。さすがに作業ズボンは風通しがよいので、仕方なくインナーとしてジオライン(MW)のタイツを追加購入しました。ほかにはアウターで使えるサンダーパス(雨具)があります。まとめるとこんな感じ

・ベース=ジオライン(MW) タイツ

・ミドル=ライトトレッキングパンツ、作業ズボン(中厚手、薄手)

・アウター=サンダーパス

 

しかし、タイツの上にトレッキングパンツを重ねるとあまりに窮屈なのでタイツの上には作業ズボンしか履けません。作業ズボンの上にサンダーパスを重ねるとかなり歩きにくい。ということで現在は下記の2パターンしか選択肢がありません。

 

1.「ジオラインタイツ/作業ズボン」 --- 恩原三国山で使用:風が強くて少し寒かった

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2.「トレッキングパンツ/サンダーパス」 --- 残雪の大山で使用:やや暑かった

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来年は何とかしたい-雪山用に適したズボンがほしい-のですが、なかなか適切なものが見つかりません。「ハードシェルといわれるアルパインパンツ(28,800円也)」を勧めてくれる場合が多いのですが、使用環境を鑑みれば性能も機能もお値段も、完全にオーバースペックです。

 

最初は雪の那岐山をスパイク長靴とチェーンスパイクで登ったことを思い起こせば、今では、防水シューズ、ゴアスパッツ、アイゼン、ワカン、スノーシューピッケルが揃いました。

 

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あとは靴と12本爪アイゼン、そしてズボンです。とはいってもそれだけで10万円です。来シーズンまでに予算捻出と商品選定をしなくてはなりません。

ギターの行商に行くか、カメラとレンズを手放すか、。。。。

よい品物があれば誰でもいいから教えて欲しい、というのがホンネ。。。