道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

クリアボトルはナルゲンかモンベルか

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そろそろ気温が夏日を記録するようになってきます、山登りに限らず普段から水分補給には気をつけないといけないですね。中学生の頃は、野球の練習中に水を飲もうとするとこっぴどく叱られたものです、肋膜炎になると脅かされたものです。同年代の方はきっと同じような記憶があることでしょう。いまではそんな事をいう人はいませんね。

 

私は普段の生活でも、山登りでもペットボトルを使用していました。でも多くの人はマイボトルといわれる専用の水筒を持ち歩かれているようです。我が家でも子供たちはみんなステンレスのマイボトルです。

 

いろいろ調べてみるとペットボトルは繰り返し使用することを前提としていないので、何回も使っていると発がん性の物質が溶け出してくるとか、衛生的でないとか、頑丈でないとか、氷を入れにくいとか、いくつか不便な事があるということで、広口のボトルが好まれているようです。ということで、遅ればせながら多少のファッションとモチベーションの向上を狙って私もマイボトルを新調することにしました。

 

 

ブランドはどれにしましょうか

プラスチック系の製品を調べてみると、ナルゲンが定番で次点でモンベルか、ということにたどりつきます。容量は、ナルゲンが500mL、1L、モンベルは500mL、750mL、1Lとあります。とりあえず500mLを用意するとして、広口のボトルは補給や洗浄はやりやすいとしても、多少飲みにくいです。ということで、小道具を使います。

その一つは、上の写真にあるブルーのボトルに装着している capCAP と呼ばれるアタッチメントです。実際に使ってみて、間違いなくこれをお勧めできると実感しています。しかしながら、これはナルゲンの500mLには装着できません。対応しているのは、ナルゲン1L、モンベル0.5L、0.75L、1L、その他です(下参照下さい)。

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ヒューマンギア(humangear) キャップキャップ 1899050 グリーン

 

もう一つは、広口のところに装着するキャップ。モンベルのもの(インナーキャップ)を実際に使ってみましたが、使用感は正直もう一つです。はっきり言えば使えません。

NALGENE(ナルゲン) TipTap 90009

モンベル(mont-bell) クリアボトルインナーキャップ 1123616

 

そうなりますと、ナルゲンで500mLを選択すると広口のままで口をつけないといけませんので、私にはかなり不便です。ということで結局モンベルの500mLに前述の capCAP を装着して愛用することにしました。

 

ナルゲンとモンベルの性能差については、ボトルの耐冷温度が違うくらいでほとんど同じでしょう。ナルゲンは-20度まで耐えられるようですが、モンベルは0度までとなっています。しかしナルゲンのキャップは0度までなんです。なんじゃそりゃ、トータル的にはどちらも0度までじゃないですか。ですので、よほどの寒冷地でなければ問題になるような性能差は無いと思いました。

最終的には「色」で選びました。以前は、「モンベルのボトルは臭いがある」とも言われているようですが、私の使った限りでは異臭は感じませんでした。

 

 

 総容量はいくらにしましょうか

必要な水分は、1時間で350mL(体重X5)としますと、6時間で2Lくらいは欲しいところです。しかしあまり多いと重くて困ります。500mLを1本用意して、簡単にアクセスできるようにザックの横のポケットに入れておき、足らずは別途予備タンクを用意して、必要になればザックを下ろしてこの予備タンクから補給ということにしましょう。ハイドレーションは便利なようですが、日帰りハイキングではそんなに急いで歩くことはありませんから私は対象外にしました。

私の場合、道中でコーヒー沸かして飲んだり、カップラーメンを作ることはありませんので、体への水分補給のことしか想定していません。

 

 

中身と予備タンクは何にしましょうか

中身の候補は、水、お茶、スポーツドリンクが考えられます。自分の場合はまず水は除外です。麦茶か希釈したスポーツドリンクのどちらかです。おにぎりを持ち歩くならお茶が欲しいですが、両方使ってみて感じるのは気のせいか、スポーツドリンクが効果的です。疲れが少ないです。

 

スポーツドリンクにはアクエリアスポカリスエットが定番でしょう。情報によると、アクエリアスは2倍に、ポカリスエットは3倍に希釈するとよいとのことでしたので、実際に試しました。情報の通り、その程度に薄めないと、山歩きでは飲んだあとの口の中が甘ったるくて辛いものです。

ではアクエリアスポカリスエットではどちらがよいかということになります。これもネット情報を調べると似たようなもので、あえて言えば、スポーツの後はアクエリアス、体力低下を補うのはポカリスエットということでした。両方試しましたが、好みでよろしいのではないかと思います。味はポカリスエットのほうが好きなはずなのですが、山登りで飲むのならアクエリアスのほうが後味がさっぱりしているので、こちらを利用しています。

 

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予備タンクとして、1~1.5Lの飲料を入れる容器が欲しいのですが、ソフトボトルにするか通常の広口ボトルにするか、はたまたペットボトルにするか。どれがいいでしょうか。

ソフトボトルにスポーツドリンクを入れると洗いにくく乾きにくいので、カビが発生しやすいということで評判がよくありませんので却下。純粋に水を入れるにはよさそうですので、スポーツドリンクの粉末とソフトボトルに真水という選択はあります。

しかし現在は日帰りしか考えていませんので、予備タンクは1Lのボトルとし、これに適当量の予備ドリンクを入れて持ち歩くようにしています。結構使いやすいです。

 

Platypus(プラティパス) SOFT BOTTLE 1.0L マウンテン 25872

Platypus(プラティパス) SOFT BOTTLE 1.0L マウンテン 25872

 

nalgene(ナルゲン) 広口1.0L Tritan ブルー 91315

nalgene(ナルゲン) 広口1.0L Tritan ブルー 91315

 

モンベル(mont-bell) ボトル クリアボトル1.0L ブルー 1124421

モンベル(mont-bell) ボトル クリアボトル1.0L ブルー 1124421

 

humangear(ヒューマンギア) キャップキャップ ブルー 1899050

humangear(ヒューマンギア) キャップキャップ ブルー 1899050

 

 

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