靴の中敷比較 ソルボセイン と ソフソール ジェルアーチ
ソフソール ジェルアーチを買って試してみました。この製品はヒールの衝撃を緩和する事を主目的とした製品です。ジェルアーチ « PRODUCT | Sof Sole
靴の中敷といえば、これまではこんなものを試してきました。
ほかにも、スーパーフィートのレギュラーとカーボンも試しました。
自分の場合は衝撃を緩和する事や疲れを軽減することよりも、靴と足のフィット感を向上させることを目的として中敷を試しています。
その意味では、スーパーフィートはあまり効果はありませんでした。自分の場合、スーパーフィートを靴のサイズに合わせると土踏まずの位置があわなくて、逆に土踏まずの位置を合わせると靴のサイズにあいません。そんなわけで、スッパリと諦めました。
その後、くるぶしに痛みを感じるようになったとき、これを緩和するためにヒールアップ目的でソルボセインの中敷を購入しました。最初はちょっと違和感がありましたが、すぐに慣れていい感じで使っていました。
その後、シリオの靴が思ったより大きかったので、分厚い中敷(ソフソール エアープラス)を買って、ほかの靴でもいろいろと試しました。
結局わかったことは、私の場合、足先や甲に比べてかかと周りが小さいということです。足首がかなり細いというのは自覚していたのですが、かかとそのものもやや小ぶりのようです。そして、土踏まずより先は幅広甲高で、特に指は靴の中で自由に動かせるくらい余裕があるほうが好きだということです。
ということは、足先の好みに合わせるとかかはブカブカ、かかとに合わせると足先は窮屈という感じになります。結局、足先優先で靴を選んで、かかと周りはインソールを工夫して遊びを少なくするように調整してやるしかありません。
これを踏まえ、靴も二足あることだし、ハーフの中敷を買い増して比べてみることにしました。数ある製品の中からソフソールの製品(ジェルアーチ)をチョイスしました。
結論は、自分の足にはかかとの部分だけの中敷が都合よさそうですので、しばらく使ってみることにします。使用感は多少違いますので感想を少し。比べる対象はこのふたつ。
1)ソルボヒールカップ(以下、ソルボ)
2)ソフソール ジェルアーチ(以下、アーチ)
手で触った感じは、ソルボのほうが明らかに硬い(固ゆでたまごよりもすこし固い感触)、アーチはこんにゃくよりもぐにゃぐにゃしていてブルンブルンしています。しかし実際に足(かかと)で感じる硬さはそんなに変わらない。あえて言うと、ソルボのほうがややしっかり感があるかという程度(既存の中敷の下に設置)。
厚みは計測できないので足の感覚だけですが、ソルボのほうがやや厚い(ヒールアップ感が強い)。反面、土踏まずへの圧迫感はアーチのほうが強い。難しいのは「圧迫」と表現するか「サポート」と表現するかです。偏平足の人には圧迫と感じるでしょうし、土踏まずが大きくえぐれている人にはサポートと感じるでしょう。私の足は、かなり大きくえぐれています。それでも少し圧迫感がありますから、偏平足の人はアーチを選ぶのは避けたほうがいいでしょう。
選択に迷ったら、そんなに高価なものではないので両方買って試すのもいいでしょうね。
<追記>
アーチがえぐれている私の足には、ソルボよりもアーチのほうがフィット感は良いようです。フィット感が増すことによって、前方に体重移動する時の後の足のかかとの遊びがなくなって、歩くのが楽になりました。
[ソルボ]? ソルボヒールカップ 8ZA608M ブラック M(24.5~26.5cm)
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SOFSOLE(ソフソール) メンズ シュ-ズインソ-ル 土踏まず&かかと用 重ね敷タイプ ジェルア-チ フリ-サイズ 18695
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ちなみにどちらの製品も、既存の中敷の上に乗せて使うよう書かれていますが、私はへそ曲がりなので、既存の中敷の下に敷いて使っています。足先とかかと周辺の感触が異なるのがイヤなのと、ハーフタイプの中敷はずれ易いですから。
冬山(雪山)のザックは夏のザックとは別に用意、私はテルスフォト40
贅沢といわれたらそれまでですが、冬に使うザックは夏のザックを流用するのは難しいです。
夏(春~秋)のシーズンはグレゴリー Z35を薄くパッキングすることで気に入って使っています。冬になると防寒着が、雪になると防寒着に加えアイゼン・ピッケル・ワカンなどの足回り品が必要になってきます。前面にギアの取り付け装備のないザックは積雪期は使いにくいです。
※ 無積雪日帰り用は、グレゴリー Z35からオスプレー ストラトス26に変更しました。
日帰り用とはいえ無雪期と積雪期では荷物がかなり異なりますので、ザックはそれぞれ別々に用意しておくべきだと実感しました、生意気にも。じゃあ、積雪期用にはどんなザックがいいのでしょうか?、一般的にはアルパインザックと呼ばれるザックか、場合によっては縦走用と言われる40Lくらいのザックが選ばれることが多いでしょう。
実は私は夏(春~秋)のシーズン用のザックほかに、カメラザックとしてノースフェイスのテルスフォト40を使用しています。元来道具は丁寧に扱う私ですが、カメラザックはそこそこ乱暴な使い方になってしまいます。そこで予備として、時間を掛けて格安の中古を探していました。ある時、カメラを収納する部材を紛失したテルスフォトを見つけて、超々格安で入手する事ができました。
テルスフォト40というのは最大三段に仕切れます。上・中・下の各段は、上中・下とか上・中下と二段にする事も、まとめて一気室にする事もできます。上段は上からのアクセスになりますが、中・下段は両サイドからアクセスができます。中段、下段へは素早くアクセスできるということです。おまけに背中には三脚を装着する2本ベルトでワカンを簡単に装着できます。さらにはスノーシューも、三脚装着用のベルトで縛り付ける事ができます。
これらを総合すると、上の写真のように、アイゼンほか濡れ物は下段、防寒具関係は中段に、食料・飲料・その他は上段に収納し、ワカンやスノーシューは背中のベルトに括りつけてやれば、冬山・雪山日帰りザックの出来上がりです。各サイドに二本あるコンプレッションベルトをしっかり締めてやれば薄くパッキングできますので、担ぎやすさもOKです。
あえて問題を挙げればザックの重量です。カメラ機材を収納する部材を取り外したザック単体で約1800gです。しっかり丈夫に作られているとはいえ 300g くらいはメタボです。その分自分が減量すればいいじゃないかってのは、う~ん、なかなか気が回らないね。
私としては雪のある山に行く時は、最低二気室あったほうがいいと思っています。濡れ物とそれ以外ということで、下段に濡れ物を収納したいと思っています。そういう意味で、ミレーのサースフェー40、モンベルではキトラパックあたりがいいかなと思っていました。もちろんオスプレーの雪山用ザック、コードやその後継のキャンバーもいいですね。
加えて荷物へのアクセスを簡単にするための工夫がされているものがいいでしょう。厚手の手袋をはめていると、上から突っ込んで手探りで取り出すというのは大変なのです。サイドオープンのような大きく開いてアクセスできるザックが、使いやすいです。
私はたまたま格安で入手できましたが、テルスフォト40をまともに買おうとすると結構なお値段です。これから入手をお考えでしたら、ミレーのウビック40かオスプレーのキャンバーがよいのではないかと思います。
オスプレーのキャンバーは背中全体がバコッと開いてなかなか使いやすそうなザックです。ロープロのカメラバック「フリップサイド」と同じような仕掛けです。あの安物っぽい丸ワッペンが廃止されたので、私としても使いたいなという気持ちが湧いてきています。
当面は日帰り雪山用のザックとしてはテルスフォト40を使うことにしますが、新たに購入するならオスプレーのキャンバーを使ってみたいですね。
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二気室、40L というと無積雪期の避難小屋泊の縦走用としても兼用できそうです。そういう意味では縦走用と言われるオスプレーのケストレル(男性用)/カイト(女性用)なんかも有効に活用できそうな気がします。雪山にどっぷりとのめり込む予定がないのなら、雪山専用のザックを入手するというのは躊躇してしまいます。もしそのような懸念があるならば、ケストレル38、カイト36というのは賢明な選択かもしれません。
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