LED ヘッドライトとハンドライト
夜な夜な撮影に出歩くことがあるので、かねてからLEDライトについてはいくつか使ってきています。このたびヘッドライトで少し明るいものを調達したくなったので、Amazon でみつけた充電式のヘッドライトを値段に釣られて購入してみました。
撮影で使用するライトと言っても、撮影場所で使用するばかりではありません。撮影場所まで行くために夜道を歩くことがあります。それも足場の悪い山道(登山というほどでもない)を歩くことも決して珍しくはありません。その道中で使うライト、ポイントに到着して撮影の準備をするときに使うライト、それぞれ使用目的が違うので求める性能も違ってきます。ですので、ひとつだけというわけには行きませんし、予備機も用意しておきたいところです。
ということで、これまでは下の3機種を使ってきました。
ヘッドライト : PETZL Tikka Plus2 (50 / 10ルーメン)
ハンドライト : Gentos 閃 GS-325 (150ルーメン)
ハンドライト : LED LENSER T7 (175ルーメン)
・PETZLのヘッドライトは信頼性が高く、シンプルなスイッチでが使いやすいです。夜の山道で足元を照らすにはちょっと暗い、でもLowの光量は暗闇でのカメラ操作やバッグの機材アクセスなどには適当な明るさです。またバッテリーはエネループを使っていることもあってか、アルカリ電池よりもやや暗く、1時間くらいの連続使用で光量が落ち始める印象です。コアという充電式のリチウムバッテリーが販売されていますので、これを買えばいいのかもしれませんが、今回はちょっと見送りました。
・SG-325は自転車でよく使われるライトです。夜道を歩くとき、また日常の夜間に使用する懐中電灯としては適当な明るさ、大きさ、重さのライトです。
・T7はかなり明るくて、フルパワーだと100m先まで届きます。夜中、一人で撮影する時に周囲の木々に照射してピント合わせで使用しています。充電式のエネループを使っていることもあってか、フルパワーで長時間の使用は困難です。
このような状況で、夜間歩行で使用する、少し明るめのヘッドライトが欲しかったのです。ブラックダイヤモンド(BD)のスポットを購入するつもりでいたのですが、レボルトなる充電式があることも知りましてそちらが欲しくなりました。しかし全く聞いた事もないメーカではありますが、充電式で外観がBDによく似た製品があるのを知り、勇気を出してこちらを買ってみました。見掛けはBDにそっくりです。BDはクライミング用品などで有名なアメリカのメーカーです。私が使っているカラビナはほとんどBDの製品です。
BDを見送って今回購入したSunix ハイパワー LEDヘッドライトはMAX120ルーメンということです。比較した印象では、50ルーメンのTikkaPlus2よりは明らかに明るいです。150ルーメンのSG-325ほどの明るさはありませんが、中心から外にかけて緩やかに暗くなるので歩行用としては使いやすいです。また充電式の割には小さくて軽量なので、頭に装着していてもほとんど苦になりませんのでなかなか秀逸な製品かと思います。無段階に明るさの調整ができる調光機能が便利です。
照度を下げたワイドモードは真っ暗のテントや共用の部屋の中で使用するためのモードでしょう、屋外ではほとんど明かりを感じません。
使用持続時間に関しては自分の場合はモバイルバッテリーを携帯しているので、長時間の使用でも大丈夫ではないかと思っています。今後はリチウム充電式の製品が主流になるのではないでしょうか。
心配なのは耐久性というか、信頼性です。夜間に壊れてしまったのではシャレになりません。
では以下に実際に照射した状態を掲載しますので比較検討してください。