那岐山の雪は深かった
昨日行った神庭の滝の雪はもう一つだったので、標高1250mの那岐山に登ってきました。
積雪があまりに多くて除雪しきれずにいたらしく、いつもの駐車場まで行くことが出来ず、標高にして約150m下に駐車せざるを得ませんでした。
自分の車だけならもう少し上のほうまでいけるのですが、その辺りでは地元の方の軽トラや2WDの車が右往左往していたのでとっとと諦めました。おかげで標高差850m、雪の中を歩くことになりました。大山の標高差が900mですから、ほとんど大山に登ったのと同じ感じ。
私のようなヘタレは、新雪の中を自分で道を作っていくラッセルなどという体力はありませんので、誰かが踏みしめてくれた足跡をたどって登っていくわけです(つぼ足というらしい)。なので、極力遅い時間からスタートしたほうが楽なのです。昨年は11:30から、本日は10:45を予定しておりましたが、車を停めるのに一苦労して、そのほか準備にてこずって結局11:40からのスタートとなりました。それも150m低いところから。
今回は時間の都合で、最高ピークのすぐ傍の三角点ピークで引き返してきました。三角点がある西ピークでは、手当たり次第ウロウロすると胸辺りまで雪に埋もれてしまいました。一旦埋もれてしまうと、雪の中を泳ぐように脱出しなくてはなりません。結構ピンチです。
所用時間5時間、約9kmの道のりでした。天気がよかったのが何よりの救いでした。
これから那岐山に向かうところ、天気よし、雪いっぱい、胸が高鳴ります。
こちらは那岐山頂上から大山を眺めたところ。たぶん初めてじゃないでしょうか、大山を肉眼ではっきりと確認できたのは。那岐山から大山までは直線距離にして約62kmです。
道中、下山してきている猟師の方に出くわしました。聞くところによると、奈義町でこんなに雪が降るのは珍しいということでした。下の方で約80cm、上のほうでは約1mの積雪でした。
例年はこんなに積もらないので、たいていは簡易的な除雪で間にあっていて、本格的な除雪車を所有していないということでした。
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先行する人の足跡を頼りにすれば、スパイク長靴でも登れないことはありませんが、防水シューズとゴアテックススパッツと6本アイゼンがあれば、足元は大丈夫です。
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奈義町というのは、先般自衛隊が出動した鳥取智頭町と岡山西粟倉村を繋ぐR373の少し西に位置します。このたびの大雪は、例年に比べ本当に豪雪だったのだと改めて感じ入りました。