ホタルの季節、自己都合優先の撮影は控えめに
最近はちょっとご無沙汰ですが、ホタルの季節になってきました。熱心な方は幼虫が上陸する様子を撮影されています。本当に頭が下がる思いですが、一方で迷惑な撮影者もいます。
人が集まるところへはあまり行きたくないと言う感情と、だからと言っていまさら新規の場所を開拓しようというバイタリティーの激減によって、最近はホタル撮影からはご無沙汰です。
以前撮影したホタルはこんな感じです、まずはゲンジボタル。
上の写真は、だいたいイメージどおりでしたが、下の写真は全くの予想外でした。光跡が映る水面が撮れたらいいと思ってとりあえず設置しておいたカメラに写っていたのは、爆裂的なホタルの光跡でした。現実離れしていますが、まあこんなのもありでしょう。
ヒメボタルは撮影が難しいといわれますが、難しいのは落ち着いて撮影できる場所を見つけることでして、撮影自体が特別難しいわけではありません。トラブルで撮影禁止になった場所もありますし、ちょっと知れるととにかく人が集まりすぎて落ち着いて撮影できなくなります。
ここは知り合いに教えてもらった場所です。最初はほとんど人がいなかったようですが、数年で人が増えてしまったようです。私もその一人ですので、最近は行っておりません。
最近は蛍だけでなく、撮影一般の「写欲」というのがかなり減退しております。自分自身の興味の問題もあるのですが、ネットを徘徊したり旬の撮影現場に赴くと、「自己顕示欲まるだし」のアマチュアカメラマンを知ることになり、撮影行為自体を考え直したいという感は否めません。
ホタルの撮影に行かれる皆様には、自己都合を優先しすぎて悪い評判が立たないようにお願いしたいものです。