山歩きの記録写真、防水コンデジ vs ミラーレス vs スマホ / XP90 vs EOS M3 vs iPhone5S
修理に出していた防水コンデジ(Finepix XP90)が戻ってきました。具合の悪かった箇所はもちろん、レンズの前のガラスも新品になって戻ってきました。あと一年は耐えてほしいものです。
このカメラが入院中は、仕方なく iPhone5S と ミラーレス Canon EOS M3 を利用していました。山歩きの記録用としては、改めて Finepix XP90 が使いやすいと思いました。
1.起動の早さ
手にして、起動して、構えて、撮影するまでの一連の動作で最もストレスがないのが XP90 です。iPhone のカメラの起動は2タッチなのでそんなに遅くないと思っていましたが、メインカメラとしてフィールドで使用してみると少々ストレスがかかりました。EOS M3 は期待すべくもありません。
2.操作性
XP90 は、片手で持ちやすく、片手でも撮影できるという性能があります。これは記録撮影では非常に重要な要素です。他の二つは片手で完結するのは難しく、iPhone に至っては手袋を脱ぐという動作も必要になってきます。
3.画質
記録撮影という運用の範囲では、どの機材でも最低限のクオリティーはあるでしょう。
iPhone と XP90 という防水カメラの画質は一見似たようなものですが、レタッチ耐性はかなり違います。レベル補正やカラー補正をしようとしたとき、XP90 のほうがレタッチ耐性があるので調整範囲が広いです。iPhone の画像をいじると、少しの補正でも劣化してしまうのであまり調整できません。
反対に輝度差の高いところでのダイナミックレンジは、結果的には iPhone のほうが有利です。これは iPhone の HDRI 処理の優秀さによるものです。XP90 の HDRI は連写して撮影した3枚の画像から生成しますので、どうしも手ブレが発生してしまいます。
下記の3枚のサンプルは、長辺800pixなので、クリックですこし拡大します。
XP90 サンプル画像
iPhone5S サンプル画像
EOS M3 サンプル画像
XP90 の画像サンプル
iPhone5S の画像サンプル
XP90 の携行方法
元々はペットボトルなどのボトルホルダーなのですが、コンデジケースとして使ってみたら思いのほか都合がよく、今では専ら XP90 のケースになっています。上部のフタはありませんが、深さがあるので安心感はあります、そしてアクセスは非常に便利です。レンズの位置の関係上、歩きながら動画を撮る事も可能というオマケつきです。
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