道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

低山であっても、マップくらいは持って歩きましょう

ホームマウンテンというかトレーニングコースというか、比較的近所に標高差 500m くらいの山があります。道(ルート)がたくさんあるメジャーな山で、市販のマップには50のコースが紹介されています。既にこの50のルートは踏破済みで、二年半かかりましたが、通うこと山行回数は 100回を越えました。

でも誰が開発するのかわかりませんが、知らぬ間に新しい道ができていて、いわゆる未踏のルートはまだまだあります。自主的に整備されている人もいるようなので、私も時々のこぎりを持って古道の探索をしながら山歩きをつづけております。

 

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LogMAP iPhone/FieldAccess2

 

大体のことはわかっている山塊ですが、それでもヤブの中に入ってしまうと方向がわからなくなって、うろたえる事があります。素直に引き返せばいいのですが、前にも進みたくもなりますし。

だからというわけではなく、パンツを履くのが当たり前というのと同じく、山に入るならマップを携行するのは当たり前という感覚で、マップは必ず持参しています。といっても、私はスマホGPSマップアプリだけですが、スマホは二台持ち、予備バッテリーも携行しています。

 

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以前は紙のマップと方位磁石を強く勧めている風潮でした、スマホGPSマップアプリだけではよくないというのが一般的でした。スマホのような精密機器は壊れることもありますが、使えない年寄りのやっかみじゃないかとも感じていました。でも最近では NHK のにっぽん百名山でもマップアプリの運用を大々的に紹介しています。「紙のマップは不要」という趣旨ではなく、紙のマップでの運用(現在地特定)は難しくても、スマホアプリだけでも持っておれば道迷い遭難は激減するはずという趣旨です。これは大賛成ですね 。

 

しかし私のホームマウンテンでもマップも持たずに、下調べもなく道を聞いてくる人がいます。私も先輩諸氏から教わる事はありますので、尋ねられたら判ることはできるだけ丁寧に説明していますし、口だけでは説明できないない場合は実際に付き合った事もあります。でもね、GPSアプリくらいは1000円も出せば入手できるので、是非とも使えるようになってもらいたいものです。

一番酷かったのは10人くらい引き連れたリーダーさん、紙マップをぶら下げて地図読みの講習中でした。三角点の位置がわからなくて困惑していたので教えて差し上げました。道の右にあるにもかかわらず左を探しているし、マップがおかしいと言い出していたので、余計なことかと思いましたが暗に「あんたが間違っている」と申し上げたつもりです。

読めない紙マップは邪魔になるだけ、尻もふけない。GPSマップアプリを使いましょう。

 

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