道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

写真道楽

山で使うカメラは一眼レフか、ミラーレスか、コンデジか、スマホか

私が山歩きで主に使っているカメラは Canon Powershot S200 という廉価版のカメラです。中古で10000円で購入しました。何故これを使っているかというと、サイズと重量、そしてそこそこの描写性能があるというのが主な理由です。 確たる撮影の目的があって山…

奥津渓 ライトアップ 紅葉にはまだはやかった

11月1日、岡山県ではトップクラスの紅葉が楽しめる鏡野町奥津渓のライトアップに、行ってきました。そぼ降る雨の中、田舎のシル婆キャンディーズをお連れしてきました。 www.kanko-kagamino.jp ライトアップの光線はオレンジ色なので、まだ紅葉していないも…

EF-S15-85mm IS USM 実践投入、いまさらの感想

こんな古いレンズ何をいまさらとの感はありますが、最近入手した EF-S15-85mm で撮影してきましたので、一応個人的な感想を記しておこうと思います。 レンズって言うのは、使用目的でその評価はかなり変わってきます。私の場合は このEF-S15-85mm というレン…

悩ましい、キャノン一眼レフ 標準ズームレンズ選びのヒント

便宜上、ここでは標準ズームレンズというのは、フルサイズ換算で28~50mm、APS-C 換算で18~30mmをカバーしているズームレンズとしておきます。 さらに、以下はキャノンの APS-C サイズのカメラを前提としたお話です。フルサイズの場合は、使用目的がある程…

標準ズームレンズ EF-S15-85mm IS USM を追加購入しました

いまさらではありますが、Canon EF-S 15-85mm F3.5-5.6 IS USM を中古で購入しました。このレンズは、Canon EOS 7D と同時に2009年10月に発表されたレンズです。ですので、もう7年も前のレンズです。 cweb.canon.jp なんでいまさらそんなレンズを買うのかと…

鳥取県 もう一つの雨滝は往復8時間の道のりだった

鳥取県鳥取市には「日本の滝 百選」にも選出されている雨滝という立派な滝があります。この滝は駐車場から徒歩10分以内、整備された園地の奥にあり、ハイヒールでも見に行ける、一種の観光滝です。 鳥取県には同じ名前でもう一つの雨滝があります。そこは…

コンデジ スローシャッター手持の限界 広戸仙七滝で試してきた

岡山県津山市(旧勝北町)にある広戸仙には、ふるさとコースと称して七本の滝を見る事ができるルートがあります。2001年に整備されたこのルートは、ほとんどが斜面のトラバースで、多少荒れてきており少々厳しいコースです。 滝は水量が少なく決してどなた様…

Canon Powershot G9X と S200 の写りの違いを知りたい

bluesboy.hateblo.jp 上の記事で、山に持って行くカメラについて考えました。自分の場合は、お気軽に記録的に撮っておければよいのですが、できれば少しでも綺麗なほうがいいなぁ~、というのが人情です。ということで、現在使用している Canon Powershot S2…

登山で持って行くカメラはどれがいいのか悩みます

これは自分の悩みなのですが、頭の中だけで考えていると堂々巡りなので文章にしてみました。 どのカメラがよいかというのは、もちろん使用目的によって選択されるべきです。理屈もへったくれもなく「これを使いたい」という強い希望があればその限りではない…

ホタルの季節、撮影は簡単じゃないけど、難しくもありません

今年もそろそろホタルの季節です。 実はホタルの写真道楽は今から一ヶ月前から始まっているのです。あまり多くはいないと思いますが、ホタルの幼虫が上陸してくる様を撮影している人たちがいます。歩みが遅いので、3時間くらいは露光することになります。だ…

瀬戸内バルーンフェスティバルの思い出

2009年で終了してしまったイベントですが、4年間撮影に通いました。 瀬戸内バルーンフェスティバル

ノースフェイス テルスフォト 40、カメラとレンズと三脚を収納する登山ザックはこれだ

撮影目的の山登り(登山というのはおこがましい)に使用するザックは、これまでにいくつものザックを買って試してきました。店でいくら試着させてもらっても、簡易的にパッキングをさせてもらっても、実際使ってもいると不都合なことが出てくるのです。ひと…

日帰り用登山ザック モンベル フォトウォーカーパック

モンベルのフォトウォーカーパックには、25Lと35Lがあります。実はかくかくしかじか、両方とも使いました、そして現在はどちらも手元にありません。今にして思えば、35Lのほうは手放すことはなかったか、と少々後悔気味です。現行品ですので買い戻…

どうしても手放せない、スパイク長靴

滝の撮影によく行く私は、スパイク長靴が手放せないっていうお話です。 滝といっても、そんなにハードな山奥に行くわけではありません、私の行けるところはせいぜい片道1時間半程度です。反面、道は必ずしも整備されているわけではなく、藪もあれば、沢登り…

モンベル フォトウォーカーバッグ(25L)にパッキングしてみた

普段はカメラバッグとして製作されたバックパックを使っています。滝撮影ではほとんどバンガード ・アップライズ45を使っています。このバッグで困ることはあまりないのですが、カメラ機材以外を収納しようとするとかなり狭くて困ることがあります。狭いな…

逆光は光条を入れて写しこんでみよう

上のような放射線状に広がる光を見たことがあるでしょうか。これは一般的に光条と呼ばれる現象です。風景撮影は順光で撮影することが多いのですが、止むを得ず逆光で撮らなくてはならない場面や、あえて逆光で撮影する時、この光条と戯れてみるのも一考かと…

ロープロ フリップサイド 400AW の使い道

ロープロ フリップサイド 400AW はひと言で言ってしまえば、機材運搬用のバッグです。このように割り切って利用すればほとんど不満は無いと思います。大きな特徴の一つである背面アクセスは、機材落下の心配がなく、その上非常に便利ですので、どなた様にも…

コンデジとポーチ (カメラケース)

コンデジのポーチを選ぶのもかなり遠回りをしてきています。現在使用中のポーチをご紹介します。希望の条件は、概ねこんなところです。 フタはマジックテープ、チャックは片手で取り出しにくいのでダメ。 片手で取り出し・収納しやすいこと、キツキツはダメ…

カメラバッグの沼でおぼれた恥ずかしい記録

カメラバッグ沼はかなりタチが悪い、レンズに比べたら金額も低価格ということもあってか、ついついよりよいものを求めてさまよってしまう傾向にあります。撮るものや、撮影スタイルが決まっているのならさほど悩みもしないでしょうけど、そこは悲しき素浪人…

カメラバッグ ショルダーでカジュアル

カメラバッグはいくつ買ったか分らない、しかしレンズよりは少ないと思う。以前はスナップ撮影を好んでいたのでショルダーバッグばかり物色していたのですが、今では三脚を担いで撮影に行くスタイルが多いので、3つのバックパックを目的に合わせて使い分け…

Canon Powershot S120 vs S200

発売からもうどのくらい経ったでしょうか、何をいまさらと思われるかもしれませんがやっと S200を入手しまして、S120 と S200 をそろえることが出来ました。それはすでに S200が生産中止になってしまったあとでした。 実は発売直後、XQ1 と S120 とで悩んで …

蛍、ほたる、ホタルの撮影方法

子供の頃は竹ぼうきを持って近所の用水にホタルを捕りに行ったものです。勢い余って用水にドボンして半べそで帰ったこともありますし、蚊帳の周りでホタルを飛ばしていたこともあります。今じゃ専らホタル撮りです。 ホタルの撮影は待ち時間が長いので少々退…

厳戒体制の夜 | 今週のお題「梅雨の風景」

今週のお題「梅雨の風景」 2009年7月2日、深夜1時、岡山県 苫田ダムにて 大雨でダムの放流調整が必要になったとき、ダムサイトに来てみました。管理室は夜通しで、どなたかが勤務されていました。放流中のダムは非常に危険です、特に夜中は轟音が響いてかな…

ホワイトバランスのお話

ホワイトバランス(WB)という言葉を聞くと、なんだか「白色を発色させるために何かのバランスをとる必要があるのかな?」などと思っていました。ところが言葉の響きとは全く違いまして、単に色の設定というだけのことです。 色の設定は色温度(単位はK=…

ピント合わせと被写界深度 #2

ピント合わせは写真撮影の基本中の基本です。デジタル撮影の場合は、撮影後にパソコンで救済が出来きてしまうことも多々あるのですが、このピント合わせだけはパソコンでの救済はできません。ですので、撮影現場ではもっとも大切なことだと考えています。 被…

ピント合わせと被写界深度 #1

ピント合わせは写真撮影の基本中の基本です。デジタル撮影の場合は、撮影後にパソコンで救済が出来きてしまうことも多々あるのですが、このピント合わせだけはパソコンでの救済はできません。ですので、撮影現場ではもっとも大切なことだと考えています。 ピ…

露出のお話 #2

露出の決定は、撮影者自らが意図をもって行うことが写真撮影の基本です。時間がかかっても諦めずに努力してください。。 例ですが、上の三枚の写真どう思いますか? センターがカメラ任せのAE(自動露出)で撮影したものです。左がそれよりも一段暗く(ア…

露出のお話 #1

「露出」というのは風景撮影だけでなく写真撮影における基本でありながら、避けて通る人も多いようです。露出の話をし始めると拒絶反応を示したり、気絶してしまうような人をお見受けすることがあります。気のせいかたまたまか、身の回りのご婦人はほとんど…

風景写真っていったいどんな写真なの

いわゆる風景とか景色が写っていれば、全て「風景写真」といいってもいいのではないか、 少なくとも最初の頃はそう思っていました。 風景写真とは- あまり堅苦しく考える必要はないとは思いますが、これでは物足らなくなって調べていくうちに、本来の風景写…

何の目的で風景写真を撮っているのか、再考してみました。

仕事を辞めてまで、道楽で、遊びで写真を撮りたいだなんて、どうしてなのか改めて考えみました。理解してもらいたいわけじゃなく、今の自分を振り返ってみたくなって考えてみました。元々写真撮影だなんて、全く興味はなかったのです。それどころか、失礼な…