山登りを始めた初心はどこへやら、金はかかるが体重は落ちない
山登りというと、「登山」をされている人から見ると私のやってることはチャンチャラおかしいのかもしれません。低山ハイキングレベルのヨチヨチ山歩きと表現したほうがいいのかもしれませんが、あえて山登りと表現させていただきます。
私の場合、きっかけは自然を楽しみたいからでも、草花を見たいからでもありません。そんなもん自宅の周りに腐る程ある。キャンプやアウトドアがスキというわけでもありません、一歩玄関を出ると田んぼと畑、庭ではカエルやヘビやバッタが運動会、カラスやアオサギに畑を荒らされ、ツバメにフンを落とされ、コウモリやヤモリには住み着かれる、アウトドアなんて苦手。さらには屋外で濡れたり汚れるのは避けたいし、何も好き好んで屋外で食事をしたくはない。室内でゴロゴロしておくのが一番好きな私にとって、当初、山登りは苦行でしかありませんでした。
片道1時間程度の滝に行くのも辛かった、それほど体力がなかったので体力作りが主目的でした。できれば体重も4~5kg 落とせれば御の字、山を歩くだけならお金もかからないだろうとタカをくくっていたのです。
黙して語らずの方がいいのかもしれませんが、これまで大なり小なり数々の不義理をしてきています。なかなか頭から離れない後悔や懺悔の念を振り払うため、身勝手であってもお詫びをしてリセットをするため、あえて始めた苦行には贖罪というか禊の意味合いもありました。もう三年過ぎましたので、禊は終わったということにしました。だけど、キャピキャピの遠足レジャー気分にはなれそうにありません。あ、これは内緒の話です。
体力の方は少しアップしたと思います、歩くだけなら4時間くらいは大丈夫。最初は2時間近くかかっていた近所のトレーニングの登りは、1時間15分で登れるようになりました。
しかし、体重は落ちない。
歩けば中性脂肪は落ちると言ったじゃないのお仕着せがましい健康相談のおねいさんよ、あとからいろいろ調べると山登りで減量は期待できないっていうじゃない、「そんなんやったら早く言ってよ」といいたくもなります。非情にも結論は、ちょっとやそっと歩いたくらいでは、長年にわたって蓄えた内臓脂肪は落ちてくれません。体が危険を感じないと体内脂肪は燃えないらしく、歩くといってもそれなりに必要なエネルギーをとり続けていたり、歩きながら練乳をチューチューしていたり、下山してラーメンをバカバカ食っていたのでは体重は落ちません。シャリバテ状態で歩き続ければいいのかもしれませんが、そりゃ苦行を超えてちょっとした拷問だ。
お金はからないだろうと思っていましたが、大間違いです、思いっきりかかります。特にいろいろ試してみたい道具好きの私は格好のカモでして、お金はポンポン飛んで行きます。衣類も道具と考えるようになってしまったので、アンダーシャツだけでも10枚を越えました。
最初の頃は一眼レフを携えてまじめに写真を撮ろうと考えていたのですが、それもどこへやら、重いという理由でカメラはコンデジに落ち着いてしまいました。ミラーレスも使ってみたけれど、一旦防水カメラに慣れてしまうと、ホコリや湿気などあれこれ気を使わないといけないミラーレスのような道具はめんどくさくなってしまいました。防水カメラに比べたら、どこかのお嬢様の様な感じで、あ〜、めんどくさい。
自分にとって一番大変なのは早起きしなきゃいけないこと。若い頃メニエル氏症候群で8年以上苦しんだこともあって、睡眠は7時間前後は欲しい。22時就寝、5時起き、6時出発、9時行動開始をしようと思うと2日くらい前から体調を整えなきゃなりません。通常は朝 3〜6時ごろ就寝、昼前に起床という生活なものだから、22時就寝のためには睡眠導入剤が必要なので医者から処方してもらってます。
いろいろあって当初の殊勝な志はほとんどなくなってしまったうえに、愚妻からはアホウとまで呼ばれるようになってしまいました、まあええけど。。。
禊は終えたつもり、でももうしばらくは続けるつもり > 山登り
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