ハイキングシューズ、モンベル ラップランドブーツを購入してみた
モンベルは卒業するだとか、シリオを買っただとか、いろいろお騒がせいたしておりますが、シリオ302が私の足になじもうとしてくれないので、結局モンベルに手を出してしまいました。
最初はラップランドブーツ(ワイド)を買う予定だった
そもそもこのラップランドブーツという靴は、かなりくたびれてしまったモンベルのローカットシューズ、クラッグホッパーのリプレースとして考えておりました。ということで、まずはモンベルにラップランドブーツを買いに行ったのですが、その時点では既にモンベル公式のオンライショップからはラインアウトしており、店にも在庫がありませんでした。
店員さんが言うには「廃盤ではないと思うが、いつ入荷するかわからない」ということでした。更に、モンベルの靴であなたの足に合う靴はワイド仕様以外ではご提案できないと引導を渡されました。仕方がないので別の店でシリオを買ったのですが、靴擦れでギブアップ。散財しただけという流れです。
シリオ302で失敗したのでキャラバンC1-02Sを買おうと思った
シリオがダメならキャラバンということで、キャラバンC1-02Sを買うつもりで町に出向きました。その前に、靴底の硬さがモンベルのラップランドとどのくらい違うのか知っておきたいという興味を満足させるために、先に当馬のモンベルに行きました。靴底の確認だけなら、ローカットのラップランドストライダーでも、ワイド仕様のブーツでなくても十分可能です。
念のため、ラップランドブーツの在庫はないよね、カタログ落ちしてたよね、と尋ねてみると、昨日入荷したばずだが、まだ展示ができてないようだということで、奥のほうから出してくれました。なんと、世の中なかなか予定通りには行かないと申しますが、やることなすことどうしてこうも逆々となりますか、どっと力が抜けてしまいます。
モンベルのノーマル仕様の靴は私の足には合わないことを何度か確認して来ました。しかし、ワイド仕様の靴は足囲がやや大きいのですが、ヒモを縛ればまあ何とか使える範囲でフィット感は悪くないのです。 現在もモンベルのタイオガブーツ(ワイド)を愛用しておりますので、ラップランドもワイドであれば自分の足に合うはずだと確信を持っていました。モンベルのワイド仕様は4E~Fということですが、3E+と称するシリオのほうがややワイドです。
一周廻って結局モンベルを買うことになった
当馬のつもりで立ち寄ったのですが、我慢できずにその場で事に及んでしまったという形です。履き心地は非常によいです、たぶん靴擦れはないでしょう。カタログ上の重量は461gとなっていますが、実測では500gくらいでした。ソールの硬さはクニャクニャではありませんが、やや柔らかく、ねじれは明らかです。トップもタイオガブーツに比べれば十分ソフトで柔らかいです。
ちなみに上の写真は靴紐を交換しています。ブラックで細めのオーバルタイプの紐から、明るい水色の丸紐に交換しました。平紐に比べて丸紐は、丈夫ですが多少緩みやすいです。でもこのたびは、気分優先です。
一時的に在庫がなかった件は、どうやらマイナーチェンジによる商品の入替えのためのようです。少なくとも靴底のパターンは明らかに変更されています。昨年もこの時期にザックのマイナーチェンジがありました、モンベルはこの時期にマイナーモデルチェンジをするようです。
ローカットの靴のリプレースに、何故ミドルカットを選んだのか?
ローカットのクラッグホッパーにはホントにお世話になりました。利点は、軽い・歩きやすい・しっかりした硬く滑らないソール(トレールグリッパー)・文句のないフィット感。不満だったのは、ゴアテックス仕様ではなかったこと、たまにくるぶしを岩や木にぶつけて悶絶すること位です。
クラッグホッパーを購入する時に防水仕様を選ばなかったのは、このような事情からです。
・水が浸水したら乾かないから(当初は沢の中にも足を突っ込む覚悟でいましたが、こちらは別途沢靴を購入することで解決)
・防水仕様はタイオガブーツを持っていたから(おかげでゴアテックスのありがたみが身にしみた)
・ローカットの防水仕様のクラッグステッパーが足に合わなかったから
このような点を補うために、今回は防水仕様のミドルカットで軽量なタイプを選択しました。ミドルカットはローカットに比べて足首周りの自由度がないともいわれますが、靴紐を一段下で縛ればローカットとほぼ同じ感覚で使えます。下りではきっちり締めておくべきですが、登りは多少ゆるくてもよさそうですね。
柔らかめのソールを選択したのは、既にしっかりしたタイオガブーツを所有しているということ。加えて、長い距離の車道や林道を歩く事が珍しくないからです。自分の場合はほとんどが単独行動であるにもかかわらず、下山口にデポできる自転車やバイクを所有していないので、ルートによっては車まで戻るために長距離の車道・林道歩きが必要な場合があります。
そう考えれば、シリオ302という硬く分厚いソールを選んだのは、靴擦れ云々の前に自分の選択の失敗だったといえます。でもそのおかげでいろいろ勉強できました。授業料は高かったですが。