道楽者の詩

写真とカメラ、山登り、ジムニー、ギターをはじめ、日々の私情をつらつらと

オスプレー ストラトス24 をカメラザックとして使う

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ストラトス24と三脚

 

パネルローディングのストラトス24に手持の三脚を取り付けてみました。

三脚はスリックの Carbon Sprint 634 FA 、自由雲台 Velbon QHD-43 と、クイックシュー Velbon QRA-6L を装着しています。ザックにもまずまず上手い具合に装着できました。

足を上にするか下にするか?、本来は足を下にしたいのですが、自由雲台とかクイックシューが枝葉やツルにひっかることがあるので、ややこしいところでは足を上にしたほうが都合がよい場合が多い。テルスフォト40なら自由雲台やクイックシューをトップリッドを覆えるので足が下でもよかったのですが、パネルローダーのザックでは取り付けた三脚の上部は丸出しです。

 

 

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ザックの中はショルダーバッグ

 

ザックの中身(インナーバック)はカメラバック、エツミのフォトスショルダーミニです。

このマトリョーシカ方式の利点は撮影地に着いてから比較的自由に動けるということです。カメラの緩衝材(機材の保護材)がザックに直接取り付けられているタイプでは、レンズの交換など、何かパーツを使おうと思うと、下ろしたザックまで取りに戻らないといけません。でも現地でショルダーバッグが使えるとなると、下ろしたメインザックの位置に戻る必要はなくなります。

例えばハレギリ用の黒紙。携行はしていても面倒なので、ついつい帽子で間に合わせてしまいます。また交換レンズを取りに戻るのも面倒です。特に足場の悪いところでは。

逆に道中で急に撮りたくなったときには、機材へのアクセスにちょっと手がかかるので、もうイイやということになりがちです。テルスフォトならチャックを一箇所開けるだけで良いのですが、マトリョーシカ方式ではさらにインナーバッグを取り出すという手間を強いられてしまいます。

 

インナーバック以外の物を収納できるスペースはあまりありませんが、まあアレだけあればたいていの場合は事足りるでしょう。

 

 

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EOS 60D と レンズ2本

 

でショルダーの中はというと、上のような感じになってます。レンズは EF-S10-22mm と Tamron 17-55mm F2.8 、フィルターが四枚ほか小物が少々。望遠レンズは入っていませんが、使うことはあまりないですね。

 

今まではどこに行くにもテルスフォト40だけでしたが、これからは主にこのスタイルに変更しようと思います。実はテルスフォト40は(予備の意味合いもあって)二つ持っております。一つはカメラザックとして、ひとつは積雪期のザックとして使い分けていました。ストラトスをメインで使用できればテルスフォトを二つも持っておく必要はないので少しは整理できそうです。

 

実はこのマトリョーシカ方式は、以前ドンケのショルダー F-3x をオスプレー ケストレル38に詰め込んで試したことがありました。でも上手くいきませんでした。一番大きな理由は、ケストレルはよくも悪くも人間の背中になじみやすいこと。ザックの中に硬く大きな荷物があれば、それが強く主張して人間の背中を押してしまうのです。次に、トップリッドのザックは、巾着の口から大きなものを入れにくかったこと。でもパネルローダーのストラトスなら、この二つの問題を同時に解決できます。多少容量は少なくなってしまいますが、ザックの中身が背中に干渉する事も、ザックに入れにくいという事もありません。